映画『インサイド・マン』(お薦め度★★★)
監督、スパイク=リー。2006年米。犯罪サスペンス映画。出演、デンゼル=ワシントン(キース=フレイジャー)、クライヴ=オーウェン(ダルトン=ラッセル)、ジョディ=フォスター(マデリーン=ホワイト)、クリストファー=プラマー(アーサー=ケイス)、ウィレム=デフォー(ジョン=ダリウス)、キウェテル=イジョフォー(ビル=ミッチェル)。
意外と面白かったです。
スパイク=リー監督作は初めてです。かなり昔『マルコムX』を少し観て止めたことがあります。有名な監督なので観ておかなければと思っていたのですが、どことなく小難しく癖がありそうな予感がして断念しました。
今回はキャスティングに魅力を感じて、誰が監督かは意識せずに観ました。レビューを書く段になって、彼の作品であることがわかりました。本作で驚いたのは、スパイク=リーは娯楽作品が作れる監督だったということです。このジャンルでも通用します。普通の銀行強盗とは全く趣が違う内容でサスペンスの面白さにどんどんはまって行きました。とにかくアイデアが優れています。こうゆう方法があったのだと痛く感心させられました。
しかし、惜しい。最も重要な謎解きがラストで明かされるのですが、よくわからない内容でしかも説得力に乏しいように感じられました。一番大切な盗まれるものの正体が納得性の高いものであれば一級の作品になったことでしょう。少々残念に思います。
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コメント
こんばんは。
スパイク・リー、私かなり好きなんです。そう、娯楽作品を作る人ですよ~。
『マルコムX』は、私は何度も見ています。題材はシリアスですが、映画としてはまさにエンタテインメントです。
ぜひご覧くださいね。
と、おせっかい書きに来ちゃいました。。。
それではまた。
投稿: ocyara | 2007.11.09 00:40
>そう、娯楽作品を作る人ですよ~。
そうだったんですか。
食わず嫌いというか勉強不足でした。
やっぱり映画は観ないとだめですね。
反省します。ご指摘ありがとうございました。
ところで、ocyaraさん、近日中に韓国ドラマのレビューを書きます。待っててくださいね。
では、おやすみなさい。
投稿: erabu | 2007.11.09 00:50