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2007.11.16

朝日新聞にみる雑誌化の進行

昨日と一昨日の出張の行き帰りの飛行機の中で朝日新聞を読んだ。11/14、15の朝刊になる。昨年購読を止めてから1年が経った。

紙面が刷新されている。一面の右側に横組みで全ページの写真と紹介文が掲載されて、その日の記事を鳥瞰することができる。非常に便利だ。新聞をめくらなくても書かれている内容がわかる。中央左にスポーツ記事が写真入りで掲載されている。11/14は稲尾和久の訃報、11/15はアジアチャンピオンズリーグ(ACL)で浦和レッズの優勝を掲載している。パッと見て右側の見出し一覧と中央左のスポーツ記事しか印象に残らない。数日前に注目された民主党の小沢代表の「辞任劇」の検証記事など皆無だ。何んということだろう。

中を見てみるが相変わらず広告ばかりで、いろいろな形で記事を侵食している。まとまった記事の一群は写真や図と余白スペースが十分にとられて見やすくレイアウトされている。しかし、肝心の記事本文は少ない。以前よりも更に文章が減っている。両日ともにスポーツ欄を中心に読んだだけで僅か十分足らずで読み終えてしまった。軽過ぎる。

更に読むべき記事が無くなっている印象だ。ジャーナリズムを期待する記事は無かった。新聞というよりも最新のニュースを寄せ集めた情報誌となっている。レイアウトも見せるつくりをより進化させて雑誌のようになっている。これではもう新聞とは言えない。ニュース情報誌、スポーツ情報誌なのか?

映画はCGなどの技術の進歩で表現力が格段と豊かになった。従来では考えられない映像を観ることができるようになった。しかし、映像の進化だけで良い作品として評価されるわけではなかろう。いつの世も評価されるのは内容や中味だ。新聞はどうか。カラー技術や編集の電子化で表現が豊かになり速報性が増した。しかし、編集技術が向上したからといってジャーナリズムとしての内容が伴わなければ評価はされない。人々に影響力を与えることはできない。現状の紙面を見る限り、ジャーナリズムの新聞は終わったと言わざるおえない。インターネットに引導を渡されるのは時間の問題となった。このままでは数年後には一般新聞社は傾くのは必然だ。

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