映画『戦国自衛隊1549』(お薦め度★★)
監督、手塚昌明。原案、半村良。原作、福井晴敏。特別撮影協力、陸上自衛隊。2005年日本。SF時代劇映画。出演、江口洋介(鹿島勇祐)、鈴木京香(神崎怜)、生瀬勝久(森彰彦3佐)、嶋大輔(三國陸曹長)、北村一輝(飯沼七兵衛)、中尾明慶(藤介)、宅麻伸(蜂須賀小六)、鹿賀丈史(的場毅/織田信長)m的場浩司(与田2尉)、伊武雅刀(斉藤道三)、綾瀬はるか(濃姫)。
クライマックスまでは面白かったのですが、失速しました。
1979年にヒットした半村良原作の『戦国自衛隊』のアイデアを抽出し、『亡国のイージス』の大ベストセラー作家・福井晴敏が21世紀版“戦国自衛隊”として新機軸を盛り込んでまったく新しい原作をつくり上げ、陸上自衛隊の全面協力で壮大なスケールで実写化されているのでリメイクながら楽しめます。しかし、最後の決着まで説得力が続かずに戦いに突入してしまいます。SFよりもアクションが勝るというあるまじき論理展開で、ラストまで暴走しっぱなし喰い散らかしっぱなし過ぎです。SF作品であるならば、もっともっと脚本を練る必要があったと思います。邦画はロジックよりも情緒的に流れてしまう欠点があります。ハリウッド映画を超えるSF作品は日本では無理なのかもしれません。
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