映画『カオス』(お薦め度★★)
監督・脚本、トニー=ジグリオ。2005年カナダ・イギリス・アメリカ。犯罪サスペンス映画。出演、ジェイソン=ステイサム(クエンティン=コナーズ)、ウェズリー=スナイプス(ローレンツ)、ライアン=フィリップ(シェーン=デッカー)、ジャスティン=ワデル(テディー=ギャロウェー)。【カオス理論】カオス理論とは、決定的な運動法則があっても初期データには必ず誤差があり、そのわずかな誤差は運動の中で増幅され非常に複雑で不規則かつ不安定な振る舞いを起こす。その結果、将来における状態が予測不可能になると言うもの(公式HPより)。
懲り過ぎていて結果面白くなくなった作品です。
種明かしがされるまでは、それなりの内容です。二転三転するノンストップ・ストーリーはわけがわからず、先が読めません。すべての謎が解き明かされたときにあまりに現実的ではなくてシラケてしまいました。竜頭蛇尾という落差はないものの、それまでのサスペンスが空しく感じられました。お気に入りのジェイソン=ステイサムと存在感のあるウェズリー=スナイプスが共演したにもかかわらず、重みの無い映画になってしまいました。ライアン=フィリップがいい演技をして2人に堂々と渡り合っていたのに残念です。非常に勿体無い一本でした。
| 固定リンク
コメント