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2007.12.17

映画『善き人のためのソナタ』(お薦め度★★★)

監督・脚本、フロリアン=ヘンケル=フォン=ドナースマルク。2006年ドイツ。ヒューマンドラマ映画。出演、ウルリッヒ=ミューエ(ヴィースラー大尉)、マルティナ=ゲデック(クリスタ=マリア=ジーラント・舞台女優)、セバスチャン=コッホ(ゲオルク=ドライマン・劇作家)、ウルリッヒ=トゥクール(グルビッツ部長)、トマス=ティーメ(ヘムプフ大臣)。2006年・第79回アカデミー賞外国語映画賞受賞。

良い映画だと思いますが、主人公の行動に疑問が残りました。
1984年、旧東ドイツの悪名高き国家保安省シュタージの一員である主人公のヴィースラー大尉が、反体制的な思想を抱いていないかどうか劇作家を盗聴によって監視する物語です。何故主人公のヴィースラー大尉が任務を放棄するのかがわかりません。この作品で一番重要な彼の行動における背景がつかめませんでした。世界各国で数々の映画賞を受賞して絶賛を浴びたのは、この背景が理解できるということなのです。舞台女優に恋した?劇作家を理解した?ピアノ演奏のソナタを聴いたから?...。う~ん、わかりません。残念です。

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» mini review 07075「善き人のためのソナタ」★★★★★★★★☆☆ [サーカスな日々]
解説: ベルリンの壁崩壊直前の東ドイツを舞台に、強固な共産主義体制の中枢を担っていたシュタージの実態を暴き、彼らに翻ろうされた芸術家たちの苦悩を浮き彫りにした話題作。監督フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルクが歴史学者や目撃者への取材を経て作品を完成。アカデミー賞外国語映画賞ドイツ代表作品としても注目を集めている。恐るべき真実を見つめた歴史ドラマとして、珠玉のヒューマンストーリーとして楽しめる。 [ もっと詳しく ] (シネマトゥデイ) 原題 DAS LEBEN DER AND... [続きを読む]

受信: 2007.12.25 16:19

コメント

TBありがとう。
いろんな解釈ができるのかもしれませんが、僕は、彼の性格的な生真面目さが、やはり国家やシステムに絶望したんだと思います。そのきっかけが、盗聴していた劇作家のふたりにあるんでしょうけど。

投稿 kimion20002000 | 2007.12.27 00:59

kimion20002000さん、TB&コメントありがとうございます。

>やはり国家やシステムに絶望したんだと思います。

そうなのだと思います。しかし、これを描いた場面がほとんど無く、単なる気まぐれに映りました。そのため彼の考え方や生き方を変えようとする強い意志をもっていたとは残念ながら感じられず、ペナルティも想定済みで我慢できる範囲だったのではとえ思えてしまいました。

投稿 erabu | 2007.12.28 05:57

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