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2007.12.01

TVアニメ「電脳コイル」[全26話](お薦め度★★★★★)

2007年NHK教育テレビアニメ。
原作・脚本・監督、磯光雄。アニメーションキャラクター、本田雄。作画チーフ、井上俊之、本田雄。作画監督、本田雄、根津匡覧、押山清高、秦綾子、井上鋭、井上俊之。絵コンテ・演出、村田和也、横山彰利、笹木信作、平松禎史、安川勝、野村和也。美術監督、合六弘(小倉工房)。色彩設計、中内照美。撮影監督、大庭直之。CGワークス、荒木宏文。音楽、斉藤恒芳。アニメーション制作、マッドハウス、製作電脳コイル製作委員会、徳間書店、バンダイビジュアル、NHKエンタープライズ。声の出演、折笠富美子(ヤサコ)、桑島法子(イサコ)、矢島晶子(京子)、朴璐美(ハラケン)、小島幸子(フミエ)、斉藤梨絵(ダイチ)、鈴木れい子(メガばあ)、野田順子(オバちゃん)、小林由美子(アキラ)、梅田貴公美(デンパ)、山口眞弓(ガチャギリ)、沼田祐介(ナメッチ)、(デンスケ)、(オヤジ)。

#1「メガネの子供たち」2007/5/12
#2「コイル電脳探偵局」2007/5/19
#3「優子と勇子」2007/5/26
#4「大黒市黒客クラブ」2007/6/2
#5「メタバグ争奪バスツアー」2007/6/9
#6「赤いオートマトン」2007/6/16
#7「出動!!コイル探偵局」2007/6/23
#8「夏祭り、そして果たし合い」2007/6/30
#9「あっちのミチコさん」2007/7/7
#10「カンナの日記」2007/7/14
#11「沈没!大黒市」2007/7/21
#12「ダイチ、発毛ス」2007/7/28
#13「最後の首長竜」2007/8/4
#14「いきものの記録」2007/9/1
#15「駅向こうの少年」2007/9/8
#16「イサコの病室」2007/9/15
#17「最後の夏休み」2007/9/22
#18「異界への扉」2007/9/29
#19「黒い訪問者」2007/10/6
#20「カンナとヤサコ」2007/10/13
#21「黒いオートマトン」2007/10/20
#22「最後のコイル」2007/10/27
#23「かなえられた願い」2007/11/10
#24「メガネを捨てる子供たち」2007/11/17
#25「金沢市はざま交差点」2007/11/24
#26「ヤサコとイサコ」2007/12/1

宮崎駿を超えました。
磯光雄は天才です。
日本アニメの歴史に金字塔を打ち立てた『風の谷のナウシカ』を観たとき以来の衝撃を覚えました。「電脳コイル」は中学生以下の少年少女向けをターゲットにしていますが、近未来の電脳空間を題材に心の闇と希望をSFタッチでスリリングにしかも深遠に描ききった大傑作です。まさかこれほど高度に作品性を持ったアニメだとは思ってもいませんでした。クライマックスとなった第26話はまさに息もつかない怒涛の展開でした。こうまでも完璧な物語の展開をみせられたのは驚き以外の何ものもありません。とても非凡な構成力です。本作に狂喜した子供たちと一緒に観賞してきました。子供たちの視線があるものの流れる涙を拭うことを止めました。そんなことが気にならないほど深く感動しました。都市伝説という一歩間違うと子供だましになってしまうものをモチーフにしていながら非常に広がりを感じさせる物語は、ショックを受けた「新世紀エヴァンゲリオン」以上の奥行きがありました。「攻殻機動隊」以上に電脳空間における精神の扱いのタクミさを感じました。ジョブナイル向けという非常に制約のある場で小学6年生を主人公としていながら重層的な世界感を設定できる才能は、奇跡に近いかもしれません。最終回によって全ての謎が解明しますが、小手先の辻褄合わせは全く無くその明確で爽快な結末は圧倒されまくりです。少年少女向けという枠を全く裏切らない作品の完成度は見事でした。

来週12/8から再放送がされます。見逃した方は是非ご覧になってください。アニメの世界に更なる一歩が刻まれた素晴らしい作品です。


【関連記事】
2007/ 5/14 アニメ「電脳コイル」放送開始!!

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コメント

トラックバックいただき、ありがとうございました。『電脳コイル』いいですよね。再放送も全部見るつもりです。

そう言えば、2ちゃんねるのカキコに、『電脳コイル』を評して、「ジブリが作った『攻殻機動隊』」というのがありました。

投稿: sokyudo | 2007.12.03 18:07

sokyudoさん、コメントありがとうございます。

>「ジブリが作った『攻殻機動隊』」

わかる気がします。

「攻殻機動隊」「新世紀エヴァンゲリオン」の要素が入った並外れた作品だと思います。

投稿: erabu | 2007.12.04 02:48

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