映画『着信アリ Final』(お薦め度★★)
監督、麻生学。企画・原作、秋元康。2006年日本。ホラー映画。出演、堀北真希(松田明日香)、黒木メイサ(草間えみり)、板尾創路(木部義孝)、ジャン=グンソク(アンジヌ)。携帯電話を媒介にした恐怖を描くホラー人気作「着信アリ」シリーズ第3弾。
やりたい放題で完結しました。
元々シリーズ化されるだけの構成力がある物語ではなかったので、最後はインターネットと悪霊が関連付けられて無茶苦茶になっていました。ホラー作品としてはかなりレベルが落ちます。ただし、シリーズの中では一番多く怖いシーンが登場しました。
前作は台湾が登場しましたが、今回は韓国が舞台です。ほとんどストーリーとして関連付けされているわけではありません。人気があっても内容が乏しい作品としては相応しいのかもしれません。
『渋谷怪談2』以来のホラー主演ということで実力のある堀北真希に注目しましたが、それほど演技力を要求される役ではなく、彼女らしさを感じられるものではありませんでした。黒木メイサも特別なものを感じさせませんでした。
1作目、2作目ともに過去の映画のパロディを感じましたが、3作目は強引過ぎるストーリーでそれを感じる余裕を与えませんでした。
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