« 2007年12月 | トップページ | 2008年2月 »

2008.01.31

映画『the EYE 2』(お薦め度★★)

監督、オキサイド=パン、ダニー=パン。2004年香港・タイ。原題『THE EYE 2(見鬼2)』。ホラー映画。出演、スー=チー(ジョーイ)、ジェッダーポーン=ポンディー(サム)、ユージニア=ユアン(ユエン)。パン兄弟の「the EYE 【アイ】」シリーズ第2弾。

怖くて深く感動させた驚きの1作目と比べると、"怖さ"も"感動"も大幅にスケールダウンしています。
ストーリー性が高く、非常に納得させられる展開が特長です。ホラーならではの理不尽さはありませんし、考えさせられる格調高いものになっています。タイを舞台としてことで仏教感を十分に反映させたものになっていますが、どう解釈していいものか躊躇させられました。日本人では考えつかないようなアクションシーンとラストが用意されています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.01.30

今年の初出張も熊本

今年の初出張も熊本
昨年に引き続き、熊本出張です。
羽田は快晴です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.01.29

映画『心霊写真』(お薦め度★★★)

監督・脚本、パークプム=ウォンプム、バンジョン=ピサヤタナクーン。2004年タイ。原題『Shutter(Kod Tid Vinyaam)』。ホラー映画。PG-12指定。出演、アナンダ=エヴァリンハム(タン)、ナッターウィーラヌット=トーンミー(ジェーン)、アチタ=シカマーナー(ネート)。すでに『感染』の落合正幸監督によるハリウッド・リメイクが進行中。

かなり怖い作品です。
何度もゾッゾーっとさせられ背筋が凍りました。黒沢清監督の『』以来の怖さを感じました。邦題からは怖いと思えるようなインパクトは無く、映像があまりに粗く荒れており、旧い映画のような雰囲気なのでたいしたことは無いと踏んでいました。ところが心霊写真が登場してからが怖くて怖くてしかたありません。心理的に怖がらせるというよりも、より生身というか生理的に怖がらせます。ホラー映画としてはかなりのレベルにあります。
タンと友人たちの関係が不自然で、物語としては一貫性に欠けており、ところどころ詰めの甘さがみられました。しかしながら、畳み込むような恐怖の連続で不可解と思える部分がカバーされています。何んといってもホラー映画は怖いことが重要です。

ところで、落合正幸監督がリメイクを担当しているようですが、『感染』でみせたように怖い演出が出来ない手腕では本作となるオリジナルを超えることは難しいと思います。ただし、ハリウッドは脚本に力を入れるので、物語の完成度は期待できるはずです。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008.01.28

映画『プラダを着た悪魔』(お薦め度★★★)

監督、デヴィッド=フランケル。原作、ローレン=ワイズバーガー。2006年米。コメディ映画。出演、アン=ハサウェイ(アンデオラ=サックス・ジュニアアシスタント)、メリル=ストリープ(ミランダ=プリーストリー・ファッション誌編集長)、スタンリー=トゥッチ(ナイジェル・ミランダの右腕ともいうべきファッションディレクター)、エミリー=ブラント(エミリー・シニアアシスタント)、サイモン=ベイカー(クリスチャン=トンプソン・エッセイスト)、エイドリアン=グレニアー(ネイト・アンディの恋人)。

タイトルほど内容にインパクトはありません。
悪魔と呼ばれるメリル=ストリープが演じるミランダが悪女全開というわけでなく、ファッション誌の一アシスタントに偶然採用された女性のサクセスストーリーと思いきや、そうでありそうでないような中途半端な展開です。物語にキレが無いものの、プラダだけでなく、シャネル、ドルチェ&ガッバーナ、ジョン ガリアーノ、エルメスなど垂涎もののブランドアイテムがふんだんに登場します。ブランドのことをほとんど知らない人間にとって"猫に小判"ではあるものの、モードの最前線を何となく堪能できました。とても贅沢な作品です。
主人公アンディ役を演じたアン=ハサウェイは目と口がとても大きい美形です。この彼女がファッションに興味の無い女性を演じ、"馬子にも衣装"よろしくバリバリのブランドに包まれて生まれ変わる様子は予想以上の変身をします。古典的な手法で分かりきっているのですが、素が良いので劇的です。若い頃のジュリア=ロバーツと同じ顔立ちで、アメリカ人はこのような女優がお好きなようです。個人的にはハリウッドでもてはやされるクドイ美人は御免です。

| | コメント (4) | トラックバック (4)

2008.01.27

IKEAで収納バスケットを初購入

080127_134001080127_142001080127_142002

IKEAへの来店は4回目になります。いつものようにお茶してから、ショールーム巡りをしました。気兼ねなくベットやソファに座れるので、子供にとってIKEAはアミューズメントパークになっています。
今回初めて商品を購入しました。以前から気になっていた子供の玩具を片付ける「収納バスケット」です。全体は網で出来ており、スプリング状の金属で形作られています。ぬいぐるみの収納にもってこいです。499円で昨年790円していたものが値下げされていました。
IKEAでの購入のしかたは次の通り。

①商品をイエローバックに入れる。
②1階のレジで商品をイエローバックから取り出して可動テーブルに載せる。
→お持ち帰り用に、紙袋(Lサイズ20円、Sサイズ15円)かブルーバック(70円)が必要なら商品と一緒に可動テーブルに載せる必要あり。
③「IKEA FAMILYメンバーズカード」と「クレジットカード」を出して支払い。
④商品(裸のまま)で受け取る。

グラスなどのラッピングが必要な商品はレジ終了後にセルフで行うテーブルが用意されています。環境問題にも配慮されシンプルで合理的です。
ところで、③「IKEA FAMILYメンバーズカード」をチェックしますが、どのようなポイント制度になっているのか不明です。レシートを見てもわかりません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.01.26

映画『クライング・フィスト』(お薦め度★★★)

監督・脚本、リュ=スンワン。2005年韓国。ヒューマンドラマ映画。出演、チェ=ミンシク(カン=テシク)、イム=ウォニ(テスクの後輩・ウォンテ)、チェン=ホジン(ソバ屋の主人・サンチョル)、オ=ダルス(借金取り・ヨンデ)、ソ=ヘリン(テシクの妻)、イ=ジュング(テシクの息子)、リュ=スンボム(ユ=サンファン)、ピョン=ヒボン(コーチ・パク)、ナ=ムニ(サンファンの祖母)、キ=ジュボン(サンファンの父)、キム=スヒョン(ライバル・クォルロク)、アン=ギルガン(刑務主任)。

熱い作品です。
どうしようもない人生を生きる2人の男がボクシングの試合で激突する物語です。血と汗にまみれた男臭い映画です。主演のチェ=ミンシクとリュ=スンボムの壮絶とも思える演技に圧倒されます。特にリュ=スンボムの常軌を逸したチンピラぶりは鬼気迫るものがありました。彼が演じたバイオレンスをボクシングに詰め込んでいく過程はめったにお目にかかれるものではありません。
評価できる作品ながら邦題が失敗しています。オフィシャルサイトに"泣拳"とあり、すべてを理解させます。『クライング・フィスト 泣拳』と並べて表記すべきでした。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2008.01.25

映画『鉄コン筋クリート』(お薦め度★★)

監督、マイケル=アリアス。原作、松本大洋。アニメーション制作、STUDIO4℃。2006年日本。アニメ映画。声の出演、二宮和也(クロ)、蒼井優(シロ)、伊勢谷友介(ヤクザ・木村)、田中泯(ヤクザ・鈴木"ネズミ")、大森南朋(チョコラ)、岡田義徳(バニラ)、宮藤官九郎(沢田刑事)、小僧(森三中)。本木雅弘(蛇)。2008年第31回日本アカデミー賞優秀アニメ作品賞受賞。

この作品のリズム感が合いません。
観ていて辛い間(ま)です。ワンシーンのテンポが僅かではあるものの一拍早いような印象を受けました。そこが非常に気になってしまいました。この監督の感性が特異のような気がします。物語は納得できるのですが、キャラクターが突飛でどうにもしっくり来ませんでした。また、蒼井優が吹替えを担当していることが喧伝され過ぎて、シロのセリフを聞くたびに彼女の声として意識してしまい、作品の世界に入ることが出来ませんでした。
過去にSTUDIO4℃作品は『アリーテ姫』を観ていますが、本作も含めてどうも馴染めません。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2008.01.24

映画『恋の潜伏捜査』(お薦め度★★★)

監督、パク=クァンチュン。2005年韓国。コメディ映画。出演、キム=ソナ(チョン=ジェイン)、コン=ユ(カン=ノヨン)、ナム=サンミ(チャ=スンヒ)、ハ=ジョンウ(チョ=ギフン)、キム=ガプス(チャ=ヨンジェ)。

割りと楽しめます。
特に優れた作品ではありません。映画のテクニックとしてはレベルは低く、ワイヤーアクションは動きがぎこちなく稚拙でした。熱血漢の女刑事が女子高生に変装して高校に潜伏操作するというほとんど無理な設定で突っ込みどころ満載なのですが、何故か痛快で面白いと感じさせる韓国映画特有の雰囲気があります。
主演のキム=ソナは軽妙なコメディアンヌぶりがうまくはまっています。美人でもかわいいわけでもなくスタイルも悪いので美しい韓国女優の中では珍しい存在なのですが、時折"イイ女"として魅力的に感じさせる瞬間がありました。人気韓流ドラマ「私の名前はキム・サムスン」は見逃したのですが、映画では『イエスタデイ 沈黙の刻印』『チャ・テヒョンのハッピー☆クリスマス』に続いて3本目です。意外と出演作を観ているわりに、キム=ソナの印象はほとんど残っていません。役柄がうまく合うと力を発揮するタイプなのでしょう。なお、彼女の相手役はドラマ「ある素敵な日」のコン=ユです。ドラマのときよりも演技に好感が持てました。映画のほうが向いているのではないでしょうか。ただし、アクションはあまり得意ではないようです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.01.23

映画『サイレントヒル』(お薦め度★★)

監督、クリストフ=ガンズ。2006年アメリカ、日本、カナダ、フランス。ホラー映画。PG-12指定。出演、ラダ=ミッチェル(ローズ)、ショーン=ビーン(クリストファー)、ジョデル=フェルランド(シャロン)、ローリー=ホールデン(シビル)、デボラ=カーラ=アンガー(ダリア)、キム=コーツ(トーマス)、ターニャ=アレン(アナ)、アリス=クリーグ(クリスタベラ)。コナミのホラーゲームソフトを映画化。

不可解さだけが残りました。
公開時に怖いとの評価があったので期待したのですが、怖くありません。導入部分は悪くなかったのですが、サイレントヒルに舞台を移してから多用されるVFXがわかりにくさを助長しました。悪霊やゾンビ、魔女狩りが要素として登場しますが、物語は何を焦点にしているのかさっぱりわかりません。そもそも封鎖された町の住民が登場するのが理解できませんでした。
クオリティの高い映像を観る限り、相当お金を掛けたことだけはわかります。しかし、何んといっても脚本の出来が肝心です。

| | コメント (2) | トラックバック (2)

JQAアセッサーへの道

経営品質協議会の人材育成プログラム3コースを2年がかりで修了しました。

①経営革新の基礎コース(2006/7/12)
②経営評価の基礎コース(2007/10/15、10/22、10/29)
③セルフアセスメントコース(2008/1/21、22、23)

②→③の間に簡易版チェックテストを合格して、事前課題(4週間程度)に取り組まなければなりません。簡易版チェックテストはWebで何回もリトライ可能なのです。25問中20問正解しないと合格になりません。合格するまでに2ヶ月間要しました。正月休み明けから事前課題を2週間で収めようとして集中しました(そのためブログへの投稿が出来ない日が続きました)。予想していたよりも中味が多く、十分に学習できたとは言えませんでした。案内通り4週間ほど時間をかけなければならない分量です。

そして今週月曜日からの3日間研修漬けで、ようやく修了となりました。
いままでにいろいろなビジネス研修を受けてきましたが、社会人になってこれほど勉強しなければならない研修はありませんでした。今後は学んだことを活かせるように、身に付けたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.01.22

映画『M:i:Ⅲ』(お薦め度★★★★★)

監督、J=J=エイブラムス。2006年米。スパイ・アクション映画。出演、トム=クルーズ(イーサン=ハント)、フィリップ=シーモア=ホフマン(オーウェン=デイヴィアン)、ヴィング=レイムス(ルーサー)、マギー=Q(ゼーン)、ジョナサン=リス=マイヤーズ(デクラン)、ミシェル=モナハン(ジュリア)、ローレンス=フィッシュバーン(ブラッセル)、ケリー=ラッセル(リンジー)、ビリー=クラダップ(マスグレイブ)、サイモン=ペッグ(ベンジー)。「ミッション・インポッシブル」シリーズ第3弾。

メチャメチャ面白い作品です。
構成、脚本、編集、演出のどれをとっても超一級品です。監督は人気TVシリーズ「エイリアス」「LOST」のJ=J=エイブラムスで本作が劇場映画のデビュー作とのことで驚きです。たまげました。通常シリーズものは3作目になると作品力が落ちていくのですが、本作はシリーズの中で最高傑作です。過去の2作品はどこかしら作り話的な要素が感じられましたが、今回はリアリティ全開で全く隙が無く完璧です。
目玉のアクションシーンも絶品です。特筆すべきはカーチェイスならぬヘリコプターチェイスでした。風車の間を駆け巡る空中追跡劇はこれまで観たことがありません。アイデアが優れていました。
よくぞこれほど完成度の高い作品を提供してくれたものです。十年に1本でるかでないかの作品ではないでしょうか。劇場観賞すべき逸品でした。映画館で観賞された方が本当に羨ましいです。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2008.01.21

Perfume(パフューム)「ポリリズム」+『Perfume ~Complete Best~』(CD+DVD)

元旦からPerfume(パフューム)を聴いています。テクノポップのアイドル3人組です。昨年から雑誌で彼女たちの記事を読む機会が増え、TVで何回か楽曲を聞いていました。それほど気になる曲ではなかったのですが、大晦日に2007年ヒット曲ベスト30が掲載されたWebをたどったところ「ポリリズム」が紹介されており、Yahoo!動画でビデオクリップを観てからハマリました。思いっきりアイドルっぽい振り付けで、テクノポップらしい映像が微妙にゆるく面白いのです。それほどインパクトはありませんが何回観ても飽きません。このビデオクリップは「ポリリズム」の初回限定盤のDVDに収録されただけで、現在は完売しており新品で手に入りません。そのため初回限定盤は1300円で販売されていたものが、今日現在amazonの中古商品として4000円以上で取引されています。ちょっと驚きました。

彼女たちのオフィシャルサイトでプロフィールを確認しました。

広島県出身の樫野有香(かしゆか)/大本彩乃(のっち)/西脇綾香(あ~ちゃん)からなる”近未来テクノポップユニット”

2001年夏に結成。
2005年9月21日 「リニアモーターガール」でメジャーデビュー。
2006年8月2日 1stアルバム『Perfume ~Complete Best~』
2007年7月より「NHK 環境・リサイクルキャンペーン」CM出演、キャンペーンソングに「ポリリズム」決定。
2007年9月12日 「ポリリズム」発売。

サウンドプロデューサー:中田ヤスタカ

たまたま注目されたアイドルではなく、それなりのキャリアを積んでおり昨年NHKに採用されたことでブレイクしたようです。なかなかユニークな存在です。
既に1stアルバム『Perfume ~Complete Best~』を購入しています。仕事や勉強で頭を使った後に聞くと、ピコピコ、ピュンピュンと電子音が脳の表面を浅くくすぐるような感覚で癒してくれます。心に響く楽曲では無いので重たく感じません。繰り返し繰り返し聞けます。ウトウトしながら聞くと電子音が絶えず頭の中をこだましています。メロディと電子音が耳から離れなくなっています。
全曲ともにクオリティが高く中味が充実しています。アイドルのテクノポップも悪くありません。ただし、「ポリリズム」と並ぶものはなく、お気に入りになる楽曲はみつかりませんでした。今後「ポリリズム」以上の楽曲が揃ってくると音楽シーンの中で彼女たちの存在感はかなり増すことになるでしょう。

【CD】
01.パーフェクトスター・パーフェクトスタイル
02.リニアモーターガール
03.コンピューターシティ
04.エレクトロ・ワールド(AlbumVersion)
05.引力
06.モノクロームエフェクト
07.ビタミンドロップ
08.スウィートドーナッツ
09.ファンデーション
10.コンピュータードライビング
11.Perfume
12.wonder2

【DVD】
01. リニアモーターガール(VideoClip)
02. コンピューターシティ(VideoClip)
03. エレクトロ・ワールド(VideoClip)
BonusTrack
04.ビタミンドロップ(VideoClip)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008.01.19

可奈、野外ライブ

080119_154901080119_155001

映画『アース』を観た帰りに、亀戸サンストリートへ寄りました。15時頃に到着して、マーケット広場で何かイベントがやっていないか確認したところ、14時からのお笑いライブが終了していました。ステージ脇のスケジュール表を確認したところ、17時「可奈」とだけしか表記されていません。何をするのかまるっきりわかりません。ステージ上にスタッフがマイクやスピーカーを配置して何か行う準備はしているので、遠巻きに眺めていました。すると15時過ぎに1人のきれいな女性がマイクを手にして歌いだしました。コートを羽織って歌っているのでスタッフがマイクテストを行っているのだろうと聴いていると、マイクテストとは思えない歌唱力です。数曲歌われてからステージを下りて、客席の何人かの方と会話されていました。このときはそれにしても歌の旨いスタッフだなと感心していました。

080119_170401

買い物をして17時に帰ろうとマーケット広場に寄ったところ、ライブが始まりました。先ほど彼女です。この時になってやっとプロの歌手だということに気づきました>遅いぞ、俺。本番を聞きたいのはやまやまなのですが、子供連れとあまりに寒いので断念しました。興味を持ったのでステージ脇のテーブルにあるチラシをいただいてきました。

彼女のプロフィールは次の通りです。

名前:可奈(かな)
CD:ファーストアルバム『キラビヤ』(2006/12/17リリース)
所属事務所:「office Ryo-H
ブログ:「STEP by STEP

2/14にも亀戸サンストリートでライブをされるようです。平日なので行けませんが、次の機会には是非聴いてみたいです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

映画『アース』(お薦め度★★)

監督、アラステア=フォザーギル、マーク=リンフィールド。2007年ドイツ・イギリス。ドキュメンタリー映画。声の出演(コンダクター)、渡辺謙。海洋ドキュメンタリー映画『ディープ・ブルー』を大ヒットさせた英国BBCが、2006年にNHKが全11集で放映したドキュメンタリー番組「プラネットアース」の映像素材を劇場用として再構成。音楽はベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。

それほどの内容ではありません。
予告がとても良く出来ていたことと映画業界初のこども料金500円キャンペーンが実施されており、子供たちを連れて観ました。上映時間が96分で大人も子供も飽きず観賞できます。ドキュメンタリー映像は大スクリーンでのそれなりの迫力は感じるものの、過去にどこかのTV番組で観たことのあるものです。焼き直しの印象が拭えません。北極から南下して南極までを旅するストーリーですが、北極熊、アフリカゾウ、ザトウクジラなどを総花的に扱っていて、弱肉強食の場面では残酷なシーンをカットする寸止めの編集でピンときません。地球環境問題の視点も組み込まれていますが、北極熊のエピソードだけでわかりやすいものではありませんでした。この映画を観ても地球環境を破壊する人類の愚かしさは全く伝わってきません。地球の危機を救おうという使命を帯びた作品で無いことは間違いないでしょう。もっと骨がある作品だと期待していたので全くの見込み違いでした。

| | コメント (0) | トラックバック (3)

2008.01.14

映画『着信アリ Final』(お薦め度★★)

監督、麻生学。企画・原作、秋元康。2006年日本。ホラー映画。出演、堀北真希(松田明日香)、黒木メイサ(草間えみり)、板尾創路(木部義孝)、ジャン=グンソク(アンジヌ)。携帯電話を媒介にした恐怖を描くホラー人気作「着信アリ」シリーズ第3弾。

やりたい放題で完結しました。
元々シリーズ化されるだけの構成力がある物語ではなかったので、最後はインターネットと悪霊が関連付けられて無茶苦茶になっていました。ホラー作品としてはかなりレベルが落ちます。ただし、シリーズの中では一番多く怖いシーンが登場しました。
前作は台湾が登場しましたが、今回は韓国が舞台です。ほとんどストーリーとして関連付けされているわけではありません。人気があっても内容が乏しい作品としては相応しいのかもしれません。
渋谷怪談2』以来のホラー主演ということで実力のある堀北真希に注目しましたが、それほど演技力を要求される役ではなく、彼女らしさを感じられるものではありませんでした。黒木メイサも特別なものを感じさせませんでした。
1作目2作目ともに過去の映画のパロディを感じましたが、3作目は強引過ぎるストーリーでそれを感じる余裕を与えませんでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.01.13

食器洗い乾燥機の買い替え

080113_123702080113_123701

先週木曜日に突然3代目の食器洗い乾燥機・三洋電機DW-S2000が洗浄中に異常音を発しました。ドアを開けたところ庫内に水が溜まって排水できないまま洗浄が進行するという状況で、電源ON・OFFを繰り返したのですが復帰しません。センサなどの電気回路が故障したようです。電源を抜いて買い替えの判断をしました。2002年から6年間使ってきてトラブルがほとんど無く、超音波ジェット水流で落ちにくい汚れを削ぎ落とす優れものでした。製品寿命なので仕方ありません。

すぐにインターネットで「食器洗い機」を検索したところ、価格.comが一番最初に表示されました。リンクを辿ったところ、人気ランキングで1位東芝DWS-600B、2位ナショナルNP-BM2、3位象印BW-GB60が表示されています。キッチンが狭いので一番重要なのは幅のサイズです。今までの三洋電機DW-S2000は500mmなので、これ以下の製品は象印BW-GB60なのでほぼこれに決めました。

続いて、イトーヨーカ堂に行って価格を確認しました。54800円です。価格.comでは3万円代からありますが、水回りの白物家電はアフターサービスが重要なので通販で買うつもりはありません。ビッグカメラでも価格をチェックしましたがイトーヨーカ堂よりも1000円高い金額です。そこでアフターサービスが充実しているベスト電器が良かろうと考え、昨日店舗に寄りました。5年間保証付で49800円です。リアル店舗では最安値です。今まで使っていた三洋電機DW-S2000の引き取りが525円で締めて50325円で、ポイント利用(1000円分)で49350円の支払いとなりました。現在の分岐水栓はCB-SS5なので本製品はCB-SS6対応で互換性があるため特別工事は必要ありません。良い買い物ができました。

翌日に配達できるとのことで、本日設置してもらいました。前のものより音が静かです。汚れも良く落ちています。運転時間が標準コース103分で40分ほど増えました。食器を入れるかごが入れにくくなっています。そのため標準食器容量は35点から41点に増えているものの一度に洗える食器数は減っています。上回った部分と下回った部分がありますが一応満足といったところです。6年前の三洋電機DW-S2000がとても良く出来た製品だったということですね。

今回買い替えで驚いたのは、電器店での食器洗い乾燥機のコーナーが僅かしかなく、価格.comで紹介された3機種しか展示されていません。1996年に初代機(三菱電機)を購入しています。12年前に購入した頃は各家電メーカーが凌ぎを削っていており、多くの機種がありました。今では新築マンションではビルトイン型でキッチンに標準装備されているため、最近では購入されない商品になっているためでしょう。時代の流れを感じます。この4代目象印BW-GB60の寿命が来る5年後はますます選択する機種が限られて購入に手間取るかもしれません。

[データ]
メーカー   型番   購入日   値段
旧:三洋電機 DW-S2000 2002/1/11 4万9234円(3年間保証)
新:象印   BW-GB60  2008/1/12 4万9350円(5年間保証・収集運搬料525円含む)

三洋電機 DW-S2000の写真↓
Dw_s2000

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.01.12

昨年12月のタクシー運賃値上げで、もう乗れない(怒)!

昨年のタクシー運賃値上げ後、初めて乗りました。驚きです。自宅から10~15分で行ける距離4km弱の施設へこれまでは1300円程度で行けていたのが、なんと1800円にもなりました。約40%もアップしています。どんなに渋滞していても1700円を超えることがなかったのに、渋滞にはまったら間違いなく3000円を超えるでしょう。これではもうタクシーは利用できません。初乗は660円から710円と50円の値上げなのですが、時間距離併用運賃の加算が便乗とも思える負担増になっています。ガソリン値上げの影響で改定されるのは仕方ないとしても、これほどの値上がりは酷すぎます。国土交通省は何を考えているのでしょうか。これでは庶民の足としては高過ぎます。よっぽどのことが無い限り利用は止めます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.01.06

IKEA

080106_123901

IKEA船橋(2006/4/24オープン)に行ってきました。2回目になります。IKEA(イケア)はスウェーデンの大手家具店で、格安の組み立て式家具を販売して成功しグローバル展開をしています。
お正月も終わり、子供と一緒に満喫できる施設はと考えてIKEAにしました。特に家具に興味があるわけではありません。広いスペースと展示商品を気兼ねなく触れるので下手な遊園地よりも楽しめます。ソファやベットに座れるのが子供は大のお気に入りです。1/2よりウィンターセールが開催中ということでにぎわっていました。最初にIKEAカフェに入ってお茶しました。既にSuica決済が導入されています。ドリンク飲み放題のデニュッシュセット(250円)と、子供にカップアイスクリーム(180円)とペットボトルのオレンジジュース(150円)で締めて580円でした。広々としたフロアに自社商品である各種のテーブル&イスがゆったりと配置されています。窓際の席でゆっくりと休息しました。

Family_card_177x135今回気づいたのですが、IKEA FAMILYという会員制度が始まっていました。入会金・年会費無料で特典があるようなので申込み用紙に必要事項を記入して、貼付されているメンバーズカードをはがしてからボックスに投函しました。後日、IKEA FAMILYのウェブ・サイトで登録手続きを完了させる必要があります。メンバーズカードは当日から利用できます。

2階のショウルームを巡回して、1階に下りてマーケットホールを回り、セルフサービスエリアを抜けて店を後にしました。約2時間滞在しました。何も購入しませんでしたが、子供連れでこれだけ長時間楽しめる商業施設は他にありません。宅配サービスも充実してきたようなので、次回は購入も含めて遊びに行こうと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.01.05

映画『ユア・マイ・サンシャイン』(お薦め度★★★)

監督・脚本、パク=チンピョ。2005年韓国。ラブストーリー映画。R-15指定。出演、チョン=ドヨン(ウナ/オップン)、ファン=ジョンミン(ソクチュン)、ナ=ムニ(ソクチュンの母)、チョン=ユソク(ウナの前夫)、ソ=ジュヒ(ウナの友人)、ユン=ジェムン(ソクチュンの友人)、リュ=スンス(ソクチュンの友人)、ペク=ジョンハク(レポーター)。

一徹の愛に圧倒されました。
暗い過去を背負った女性を妻に迎えて、HIVに冒されていても愛し抜くと決めた純朴な男の一途な姿は涙と感動に溢れています。本作は実話で、パク=チンピョ監督が企画して取材のうえ映画化を決意したそうです。HIVキャリアの女性の単なるスキャンダルと捉えずに、取材を進めて真の純愛物語のオリジナル作品としてまとめあげた彼の手腕は見事です。キャスティングも『スキャンダル』のチョン=ドヨンと『甘い人生』のファン=ジョンミンのこの2人が主役でなければならないと感じさせるほど最高のカップルでした。韓国内では『私の頭の中の消しゴム』以上の評価を得ていたようです。
作品としては、後半に何故かもたついてしまい説明不足に陥ります。前半の展開で最後までまとめあがられていれば『私の頭の中の消しゴム』と同じくらい評価できる作品になっていたと思います。R-15指定ということで少し引いていましたが、売春という題材を監督の演出と表現力によって猥褻感がほとんどない品のある作品に仕上げています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.01.04

プラレール こんなにできちゃう!レールいっぱいセット

Ph_set12

先月息子にプレゼントした「プラレール N700系新幹線ベーシックセット」ですが、すぐに飽きられてしまいました。昨年の「トミカワールド 高速道路にぎやかドライブ」は数ヶ月は遊んでいましたのであまりに早過ぎます。一緒に遊んで原因がわかりました。ベーシックセットだけにレールの組合せが1パターンしかなく単調なためです。良く出来た玩具でもバリエーションが乏しくては面白くありません。息子は自分なりに軌道を変更して遊ぼうとしているのですが、ループ状にならずにレールが切れてそこから脱線させて遊んでいます。これはいけない。ということで、amazonで「プラレール こんなにできちゃう!レールいっぱいセット」を追加購入しました。
このセットで基本的な6通りのレールの組合せができるようです。一気に部品が増えました。マニュアル通りに作るだけでも骨が折れます。対象レベルが小学生高学年以上に向上しました。基本的な組合せを基にオリジナルな軌道を描こうとすると、さらに複雑になってパズルを解くような状態です。何度も何度もレールを組んでは外して試行錯誤で作り上げなければなりません。出来上がったときの達成感は子供向けとは思えません。出来上がったレールの軌道でプラレールを走らせるのはさらに楽しいものがあります。
ということでセットを拡張したら、子供の玩具が親父の玩具に変身してしまいました。プラレールは奥が深いです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.01.03

映画『墨攻』(お薦め度★★)

監督・脚本、ジェイコブ=チャン。原作、森秀樹(作画・脚本)、久保田千太郎(漫画脚本)、酒見賢一(原作小説)。2006年中国・日本・香港・韓国。歴史劇アクション映画。出演、アンディ=ラウ(革離)、アン=ソンギ(巷淹中)、ワン=チーウェン(梁王)、ファン=ビンビン(逸悦)、ウー=チーロン(子団)、チェ=シウォン(梁適)。

【あらすじ】(WOWOW HPから引用) 紀元前370年頃の中国の戦国時代。百戦錬磨の猛将・巷淹中率いる10万もの趙の大軍が燕への侵攻を企て、趙と燕の国境にある総勢4000人の梁城の運命は風前の灯。梁王は、墨家に救いの援軍を求めるが、城に姿を現したのは、粗末な身なりをした墨家の戦術家・革離ただ1人。梁王をはじめ、城の連中は思わず落胆するが、革離は1本の矢で見事に趙軍の先遣隊の出鼻をくじいてみせると、あと1ヶ月なんとか持ちこたえれば、趙軍は撤退するはずと梁王を説き伏せ、兵に関する全権を与えられると、早速城を守る準備に取り掛かる。やがて始まった趙軍の猛攻に対し、革離は意表をつく戦術を駆使して城を必死に守りぬき、次第に城内の兵士や民衆の人心を掴んでいくのだが…。
ラストに唖然とさせられました。 誰にとっても救いの無い物語ならば、作る価値があるとは思えません。墨家の思想を実践すると最期は悲惨な結末になるということを描いた否定形です。これほど外す必要があるのでしょうか。『HERO 英雄』『MUSA-武士-』のような作品を期待したのですが、テクニックは同レベルであるものの物語の中身は足元にも及びません。あまりにお粗末な映画です。役者の魅力を活かせず、香港の監督の起用は失敗でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.01.02

初詣

初詣

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.01.01

映画『Sad Movie(サッド・ムービー)』(お薦め度★★)

監督、クォン=ジョングァン。2005年韓国。悲恋映画。出演、チョン=ウソン(ジヌ=消防士)、イム=スジョン(スジョン・手話通訳アナウンサー)、チャ=テヒョン(ハソク・ダメ男)、ソン=テヨン(スッキョン・スーパーのレジ係)、イ=ギウ(サンギュ・絵描き)、シン=ミナ(スウン・耳の聞こえない少女)、ヨム=ジョンア(ジュヨン・病に倒れた母親)、ヨ=ジング(フィチャン・少年)。

ラストがお涙頂戴の安っぽい作品です。
クライマックスを迎えるまではいい線行っていたのですが、ピークの後にこれでもかこれでもかと繰り返される悲しいシーンではガッカリです。『MUSA-武士-』『私の頭の中の消しゴム』のチョン=ウソン、『箪笥』『アメノナカノ青空』のイム=スジョン、『猟奇的な彼女』『君に捧げる初恋』のチャ=テヒョン、『ラブストーリー』のイ=ギウ、『火山高』のシン=ミナ、『箪笥』のヨム=ジョンアなど韓国映画界の代表的なスターを一同に集めていながら評価できない映画でした。そもそも『Sad Movie』というテーマでオムニバス形式を用いて1つの物語として関連付けること自体がセンスの無い証拠かもしれません。アイデア倒れもいいとこです。

韓国映画に期待して2008年の最初の映画として観賞したのですが、コケました。いよいよ韓国映画は土俵際に追い詰められたように感じます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年12月 | トップページ | 2008年2月 »