映画『Sad Movie(サッド・ムービー)』(お薦め度★★)
監督、クォン=ジョングァン。2005年韓国。悲恋映画。出演、チョン=ウソン(ジヌ=消防士)、イム=スジョン(スジョン・手話通訳アナウンサー)、チャ=テヒョン(ハソク・ダメ男)、ソン=テヨン(スッキョン・スーパーのレジ係)、イ=ギウ(サンギュ・絵描き)、シン=ミナ(スウン・耳の聞こえない少女)、ヨム=ジョンア(ジュヨン・病に倒れた母親)、ヨ=ジング(フィチャン・少年)。
ラストがお涙頂戴の安っぽい作品です。
クライマックスを迎えるまではいい線行っていたのですが、ピークの後にこれでもかこれでもかと繰り返される悲しいシーンではガッカリです。『MUSA-武士-』『私の頭の中の消しゴム』のチョン=ウソン、『箪笥』『アメノナカノ青空』のイム=スジョン、『猟奇的な彼女』『君に捧げる初恋』のチャ=テヒョン、『ラブストーリー』のイ=ギウ、『火山高』のシン=ミナ、『箪笥』のヨム=ジョンアなど韓国映画界の代表的なスターを一同に集めていながら評価できない映画でした。そもそも『Sad Movie』というテーマでオムニバス形式を用いて1つの物語として関連付けること自体がセンスの無い証拠かもしれません。アイデア倒れもいいとこです。
韓国映画に期待して2008年の最初の映画として観賞したのですが、コケました。いよいよ韓国映画は土俵際に追い詰められたように感じます。
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