単行本『「1秒!」で財務諸表を読む方法―仕事に使える会計知識が身につく本』
著者、小宮一慶(こみや=かずよし。経営コンサルタント。
2008/2/7発行。東洋経済新報社。
ビジネスマンとして財務諸表を理解しなければならないのはわかっていても、いつまでたっても理解できない状況が続いています。過去に関連書を何冊も読んだのですが、結局ものに出来ずに今日に至りました。そんな折、書店店頭で「1秒!」で何んとかなりそうな本だったので購入しました。
財務諸表は会計的に学ぶから嫌になるので、経営的に理解できれば十分と著者は力付けてくれます。その通りです。会計的に仕訳などを勉強するから訳がわからなくなってきたのです。
本書は平易にわかりやすい文章で財務諸表を理解するための重要ポイントに絞って書かれています。「財務三表」と呼ばれる「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」のことが経営的に素早く理解することができる内容です。さすがに一読しただけでは難しいですが、必要とされる項目は少ないので、財務諸表の事例を元に本書を参考にして読み解けばかなり身に付くと感じます。今までつまづいていた部分を克服したいと思います。
【追記】
半年以上、書籍を読んでいませんでした。興味のある本は購入してはいるものの何故か遠ざかっていました。雑誌は読んでいるので活字から離れた訳ではないのですが、久しぶりの書評になりました。一冊の本を読み終えるというのは手応えがあっていいですね。これを機会に本を読む機会を増やしていきます。
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