映画『ショコラ』(お薦め度★★★)
監督、ラッセ=ハルストレム。脚本、ロバート=ネルソン=ジェイコブス。2000年米。原題『Chocolat』。ファンタジー映画。出演、ジュリエット=ビノシュ(ヴィアンヌ)、ヴィクトワール=ティヴィソル(アヌーク)、ジョニー=デップ(ルー)、アルフレッド=モリーナ(レノ伯爵)、ジュディ=デンチ(アルマンド)、キャリー=アン=モス(カロリーヌ)、レナ=オリン(ジョゼフィーヌ)、ピーター=ストーメア(セルジュ)、ヒュー=オコナー(アンリ神父)、レスリー=キャロン(オデル)、ジョン=ウッド(ギョーム)。
ファンタージーでありながら、ファンタジーに傾かないさじ加減が取れた作品です。
厳格な村のしきたりにチョコレートで立ち向かう母娘の物語で、村人をチョコレートで虜にするのかと思いきやそれほど単純ではなく、強い味方がいるようでいない微妙なバランスで織り成すストーリーが魅力です。
画面からチョコレートの甘い香りが漂ってきそうな演出も見事です。何んとも言えない甘い温かさを感じさせる上質な映画でした。
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