ドラマ「4400 未知からの生還者4」全13話(お薦め度★★★)
SF人間ドラマ。第4シリーズ(ファイナルシーズン)。WOWOWで2008年1~4月放送。
出演、
4400を取り巻く人々
ジョエル=グレッチ(トム=ボールドウィン・NTAC捜査官)、ジャクリーン=マッケンジー(ダイアナ=スクーリス・トムの相棒)、ジョニー=ベアード(ミーガン=ドイル・NTAC主任)、チャド=ファウスト(カイル=ボールドウィン・トムの息子)。
4400たち
ビリー=キャンベル(ジョーダン=コリアー)、パトリック=フリューガー(ショーン=ファレル・4400センターのリーダー)、コンチータ=キャンベル(マイア=スクーリス・ダイアナの養子)、メガリン=エキカンウォーク(イザベル=タイラー)。
イントロダクション(WOWOWから引用)
第3シーズンまでのストーリー宇宙から地球に白く光る球体が接近した直後、このほぼ半世紀に消えた失踪者たち4400人が生還。このことにより国は、国家脅威対策本部、通称NTAC(エヌタック)を結成。調査を開始した。《4400(フォーティーフォーハンドレッド)》と呼ばれるようになった生還者たちは、実は未来に連れ去られ、人類を破滅から救うべく現在に戻された人たちだった。それぞれ異なる超能力を持つがゆえ差別され、その多くが生還者たちの組織4400センターでお互い支えあう。やがて彼らの能力を抑制する薬品《プロマイシン》が広まるが、それは通常の人間にもほぼ2分の1の確率で超能力をもたらし、残りを死に至らしめるものだった。《センター》を主宰するコリアーは《プロマイシン》をばらまき、“新世界の始まり”を実現しようとするが!?
第4シーズンのみどころ
だが大量の《プロマイシン》は、一歩先んじたコリアーのもとへ。コリアーたちが目指す“新世界”とはいったい何か。一方、NTACはコリアーの野望を阻止できるのか。人類を待ち受ける、誰もが予期しなかった運命とは…!?
エピソード
#1「神になった少年」The Warth Of Graham
#2「心の扉」Fear Itself
#3「最期のメッセージ」Audrey Parker's Come And Gone
#4「他人の秘密」The Truth And Nothing But The Truth
#5「地図にない町」Try The Pie
#6「刻印ある者」The Marked
#7「エルサレム」Till We Have Built Jerusalem
#8「絶体絶命」No Exit
#9「愛ゆえに」Daddy's Little Girl
#10「侵入者」One Of Us
#11「機械の中のゴースト」Ghost In The Machine
#12「訣別」Tiny Machines
#13「天国と地獄」The Great Leap Forward <第4シーズン最終回>
ファイナルシーズンだということを知らずに観ていました。WOWOWが宣伝していなかったので次のシーズンが続くものばかりと勘違いしていました。第3シーズンまでの緊張感とは違って、第4シーズンは混沌としており、ラストは尻切れトンボに感じられます。しかし、この内容で終わらせるしかなかったのだと思います。消化不良な要素を残しましたが、これ以上は堂々巡りを繰り返すよりは得策です。シリーズを終わらせるために、4400に敵対する"刻印(しるし)ある者"が登場してきます。かなり強引で端折るため壮大なスケール感が減退しました。先が読めない展開が段々と狭められてエンディングを迎えた印象です。
エピソードの中では#8「絶体絶命」は秀逸でした。トムとコリアーの犠牲的な行動には泣かずにはおれませんでした。
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