映画『ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛<日本語吹替版>』(お薦め度★★★)
監督・脚本、アンドリュー=アダムソン。原作、C=S=ルイス。2008年米。ファンタジー映画。原題、『THE CHRONICLES OF NARNIA: PRINCE CASPIAN』。出演、ベン=バーンズ/声・尾上菊之介(カスピアン王子)、ウィリアム=モーズリー/声・木村良平(ピーター=ペベンシー・長男)、アナ=ポップルウェル/声・高橋由希(スーザン=ペベンシー・長女)、スキャンダー=ケインズ/声・畠中祐(エドマンド=ペベンシー・次男)、ジョージー=ヘンリー/声・宇山玲加(ルーシー=ペベンシー・次女)、ティルダ=スウィントン/声・大地真央(白い魔女)。声の出演、リーアム=ニーソン/津嘉山正種(アスラン)。
今度は総力戦です。
第1章と第2章の繋がりや“伝説の四人の王”の位置付けがわかりにくいものの、全体として良く出来ています。前作と違って脚本は随所に突っ込み所満載ですが、子供騙しではありません。監督のアンドリュー=アダムソンの演出が見事なのでしょう。家族向けのファンタジーとしては安心して楽しめます。ただし、上映時間が150分なので小学校低学年には長時間で飽きてしまって辛いものがありました。
新しい登場人物としてカスピアン王子が登場しますが、存在感というか重要度が乏しく特別なキャラクターでなかったのは意外でした。イケメンですがあまり魅力的に感じられません。やはり重要なキャラクターはあくまでアスランと白い魔女なのでした。次回作以降の展開はこの二大キャラクターの堂々巡りなのでしょうか?もしそうだとするとシリーズに対しての興味が続かなくなりそうです。
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