UEFA EURO2008 準々決勝 オランダ1-3ロシア(6/21)
前日に引き続き延長戦にもつれた試合はロシアが勝利。優勝候補のファン=バステン監督が率いたオランダがまさかの敗退。母国相手にヒディングマジック炸裂。
ここまでの準々決勝はグループ1位通過のチームが姿を消している。
グループリーグを圧倒的な強さで勝ち上がって来たオランダに力強さはない。ディフェンスもロシアの攻めに機能せず、後半に入るとロシアが良い攻めをみせる。後半11分にパブリュチェンコ(ロシア)が先制。オランダは攻めなければならなくなるが、ロシアは攻撃の手を緩めない。しかし、後半41分にFKからファン=ニステルローイがゴール前に入ったボールをヘッドであわせ同点とする。
追いつかれたロシアは意気消沈すると思いきや、攻撃の姿勢を崩さず延長戦に突入。ロシアの選手のほうが中2日の試合で疲れているように思えたが、オランダ選手のほうが足が止まる場面が多い。延長戦後半7分にアルシャフィン(ロシア)が左サイドのゴールライン間際からGKの頭上を越えるクロスを上げ、トルビンスキー(ロシア)が左足アウトサイドで右コーナーギリギリにゴールして1-2。さらに延長戦後半11分にアルシャフィンが右サイドから個人技で持ち込んでシュートを決めて1-3。アルシャフィンの突破力とテクニックは見事。
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