F1第9戦イギリスGP
シルバーストン・サーキット、60周。
7/6決勝(雨のち晴れ/ウェットコンディション)
優勝[予選4位]ルイス=ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)
2位[予選5位]ニック=ハイドフェルド(BMWザウバー)
3位[予選16位]ルーベンス=バリチェロ(ホンダ)
8位[予選15位]中嶋一貴(ウィリアムズ・トヨタ)
フロントローはヘイッキ=コバライネン(マクラーレン・メルセデス)、マーク=ウェーバー(レッドブル・ルノー)、2列目にキミ=ライコン(フェラーリ)、ハミルトン。スタート直後にハミルトンが一気にトップに躍り出るが、コバライネンが抜き返す。5周目にはハミルトンが1位を奪う。10周目にコバライネンがスピンでライコネンが2位浮上。ハミルトンを追う形でレースが進む。1回目のピットインでライコネンはタイヤ交換せずにコースに戻るが、これが裏目となり雨脚が強くなってタイヤ交換した後続のマシンに抜かれる。レース半ばの30周目にやっとタイヤ交換できたものの順位を11番手まで落とす。この後更に雨が強くなって、スピンが続発し多くのマシンがリタイア。マッサは何度もスピンを繰り返していた。
残り10周となってから、4位以降のバトルが激しくなった。アロンソを抜いて4位にライコネン、コバライネンがアロンソを抜いて5位。残り3周で6位のアロンソに中嶋が迫るも抜くことが出来ず、最終ラップでヤルノ=トゥルーリ(トヨタ)にかわされ8位フィニッシュ。4度目のポイント獲得。上位陣はハミルトン、ハイドフェルド、バリチェロの順。完走は13台。マッサは13位でノーポイント。
父・中嶋悟が見守る中、悪天候のレースを完走した中嶋一貴の結果は見事だが、アロンソを抜こうとするアグレッシブさが欠けていて残念。しかもトゥルーリに抜かれたのはテクニック的に弱点があるということだろうか。二世ドライバーの気弱さが気になった。
<ドライバーズポイント>
1位 ルイス=ハミルトン 48pt
2位 フェリッペ=マッサ 48pt
3位 キミ=ライコネン 48pt
4位 ロバート=クビサ 46pt
12位 中嶋一貴 8pt
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