F1第11戦ハンガリーGP
ハンガロリンク、70周。
モナコGPに続く低速サーキット。抜きどころが少ないので予選が鍵。
8/3決勝(晴れ/ドライコンディション)
優勝[予選2位]ヘイッキ=コバライネン(マクラーレン・メルセデス)
2位[予選5位]ティモ=グロック(トヨタ)
3位[予選6位]キミ=ライコネン(フェラーリ)
13位[予選16位]中嶋一貴(ウィリアムズ・トヨタ)
予選でフロントローを独占したマクラーレンが圧倒的に有利な展開で、3連勝を目指すハミルトンの鼻息が荒い。フェラーリはマッサが3位、ライコネン6位で精彩が無いように感じられる。トヨタのグロックが前回のドイツGPで大クラッシュに見舞われたのに予選5位は素晴らしい。クビサもそうだったように大事故を経験するといきなり速くなる典型だ。
今回はハミルトンの圧勝に終わって見所が無いと思われた。しかし、スタート直後にフェリペ=マッサがマクラーレンを抜き差ってトップに躍り出る離れ業を演じて俄然面白くなった。ハミルトンが猛追するだろうと思われたが、マッサが速くハミルトンを寄せ付けない。
19周目にマッサがピットイン、続く20周目にハミルトンが入るが順位の変動は無い。中嶋一貴やルーベンス=バリチェロなどのマシンが給油中に引火するアクシデントが発生する。消火器を使うシーンが見られるが大事故にはならない。
41周目でハミルトンの左フロントタイヤがパンクしてピット後順位を11位に下げる。44周目にマッサが2回目のピットインでコースに戻り、順調に後続を引き離し1位を磐石なものにしていく。2位はコバライネン、3位グロックで4位のライコネンが猛追する。
そして、残り3周を切ったところで何んとマッサがエンジントラブルでリタイア。驚きの結末。これによってコバライネンが優勝。F1史上100人目の優勝ドライバーとなった。2位はグロッグでトヨタはフランスGP以来今季2度目の表彰台。3位ライコネン、4位アロンソ、5位にハミルトンが入った。
<ドライバーズポイント>
1位 ルイス=ハミルトン 62pt
2位 キミ=ライコネン 57pt
3位 フェリペ=マッサ 54pt
4位 ロバート=クビサ 49pt
14位 中嶋一貴 8pt
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。

コメント