F1第12戦ヨーロッパGP
バレンシア市街地コース、57周。
初開催。スペインで2つ目として開催されるGP。モナコGPを連想させるセレブな海沿いのコースだが、コース幅が広い高速サーキット。
8/24決勝(晴れ/ドライコンディション)
優勝[予選1位]フェリペ=マッサ(フェラーリ)
2位[予選2位]ルイス=ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)
3位[予選3位]ロバート=クビサ(BMWザウバー)
15位[予選11位]中嶋一貴(ウィリアムズ・トヨタ)
スタートで上位陣は順調。予選4位のライコネンがヘイッキ=コバライネン(マクラーレン・メルセデス)に抜かれて5番手。予選12位のフェルナンド=アロンソ(ルノー)に中嶋が追突。アロンソのリアウィングと中嶋のフロントウィングが大破して、1周して緊急ピットイン。中嶋はレースに戻れたが、アロンソはリタイア。よりによって母国のスパー・スターをいきなりリタイアさせてしまったのが中嶋とは、目も当てられない失敗をしてしまった。
15周目を終えたところで、上位陣が1回目のピットイン。マッサから入りライコネンの前で戻る。ハミルトンはライコネンの後に戻る。順位の変動は無い。
38周目に上位陣が2回目のピットイン。マッサはピット出口で後方から来ていたエイドリアン=スーティル(フォース・インディア)に接触しかけて審議の対象になるが、1万ユーロ(約162万円)の罰金となりレース結果には影響がでなかった。
残り15周目で、エイドリアン=スーティルがタイヤウォールにクラッシュしてリタイア。コバライネンとライコネンが同時にピットイン。フェラーリチームが焦ったのか、給油ノズルが抜けていないのにライコネンにストップ解除の指示を出したため、走り出してリアタイヤでクルーを轢いてしまう。一瞬サバオリ状態になったクルーの衝撃的な映像が流れる(酷い怪我ではなかった模様でホッとした)。ライコネンはレースに戻れたが残り12周でエンジンから白煙を噴出してリタイア。前回のハンガリーGPでマッサと同様ののトラブルが発生。
上位陣は変動はなくマッサがポールツゥウィン。予選順位と同じく2位ハミルトン、3位クビサ。
ハミルトンのレース前と後のコメントがいただけない。ハンガリーGPでマッサに素晴らしいスタートされたことに対して目に物見せてやる的な発言をしていたのに、レースが終わって2位に甘んじたら体調不良だったと言い訳。今季の彼の態度と天狗的な発言が鼻に付く。
<ドライバーズポイント>
1位 ルイス=ハミルトン 70pt
2位 フェリペ=マッサ 64pt
3位 キミ=ライコネン 57pt
4位 ロバート=クビサ 55pt
15位 中嶋一貴 8pt
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