映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』(お薦め度★★★)
監督、ゴア=ヴァービンスキー。脚本、テッド=エリオット、テリー=ロッシオ。2006年米。海洋アドベンチャー映画。出演、ジョニー=デップ(ジャック=スパロウ)、オーランド=ブルーム(ウィル=ターナー)、キーラ=ナイトレイ(エリザベス=スワン)、ビル=ナイ(デイヴィ=ジョーンズ)、ステラン=スカルスゲールド(ビル=ターナー・ウィルの父)、ナオミ=ハリス(ティア=ダルマ)。全世界で大ヒットした人気アドベンチャーシリーズ第2作。
全く期待していなかったので、それなりに面白く感じました。
世界的にヒットしているということだけに興味があり、WOWOWで第3作の完結編が8月に放映されたので本作を観ました。第1作よりもコメディ色が強く、ジャック=スパロウのいい加減で適当なキャラクターが全開しています。主人公があまりに自分さえ良ければ良いというご都合主義なので、登場人物の関係がかなり薄まっておりほとんど感情移入することが出来ず、ストーリーが頭に入ってきません。ウィルの父親が登場しますが、父と子の情感は全く感じられません。タコ頭などの特殊メイクはよく出来ていますが、作品としてはとてもヘンテコです。それにしてもこの内容で大ヒットする理由が全くわかりません。お金を掛けた単なるドタバタ・コメディ映画がウケルということなのでしょうか?前作では物語を真面目に捉えすぎたのかもしれません。完結編も肩の力を抜いて観るようにします。
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