ソフトバンク6-7千葉ロッテ(第124戦/TV→Yahoo!動画観戦)
千葉ロッテが延長12回突き放す。3連勝で借金返済。3位浮上。
先発は、ソフトバンクが和田毅。千葉ロッテが小林宏之。
千葉ロッテは1回表から和田投手を1番・西岡、2番・オーティズ、3番・今江の3連打で1点先制。4番・ズレータがセンターへ大飛球となる犠牲フライで2点目。0-2。幸先が良いが小林投手なので大量点が欲しい。
案の定、1回ウラに4番・松中にセンターフェンス直撃のタイムリーツーベースヒットで1点返される。1-2。
2回以降、和田投手は立ち直るも小林投手は微妙に制球が甘い。
5回ウラに7番・松田をフォアボール。8番・高谷が送りバント。ワンアウト2塁。9番・森本がセンター前ヒット。ワンアウト3、1塁。1番・本多にライトオーバータイムリーツーベースヒットで同点。2-2。ワンアウト3、2塁。2番・城所はピッチャーゴロで小林投手がグラブに当てて一瞬見失って、すぐに拾い上げてバックホーム。タイミングはアウトだったがキャッチャー里崎がボールを取りそこね3塁ランナー森本に生還され逆転。3-2。
7回ウラにツーアウト満塁のピンチを招き、小林投手はまたしても先発を失敗してマウンドを降りる。2番手・高木晃次に火消しを期待したが、4番・松中をフォアボールで押し出し、4-2。すかさず千葉ロッテベンチは3番手・小宮山悟投手を送る。しかし、5番・小久保にレフトオーバータイムリーツーベースヒットで2者生還。6-2。4点もリードされてしまった。
和田投手は7回を投げ、ソフトバンクは逃げ切りの継投に入る。8回表は2番手・柳瀬明宏投手。9回表は守護神・馬原孝浩投手。馬原が登場すると千葉ロッテは手も足も出ない。
だが、今日は違った。
4番・ズレータはショートゴロ。ワンアウト。5番・里崎がセンター前ヒット。ワンアウト1塁。6番・サブローはフォアボール。ワンアウト2、1塁。7番・大松がセンター前ヒット。ワンアウト満塁。代打・橋本が同点となる7号満塁ホームラン。キタ~~!!6-6。値千金のグランドスラム。土壇場で振出しに戻した。代打・早川もライト前ヒット。ワンアウト1塁。馬原をノックアウト。
こうなれば千葉ロッテは勝ちパターンの継投となる。9回ウラから5番手・川崎雄介投手を投入。延長に入り10回ウラも川崎。11回ウラは6番手・シコースキー投手。
延長12回表ツーアウト、10回から登板した5番手・三瀬幸司投手に対して4番・ズレータがセンターバックスクリーンに6号勝ち越しホームランを放った。6-7。とうとう勝利を引き寄せた。
延長12回ウラは、守護神・荻野忠寛投手。
代打・本間をセカンドゴロ。ワンアウト。代打・多村を三振。ツーアウト。4番・松中はフォアボール。ツーアウト1塁。5番・小久保をファーストファールフライ。スリーアウト。ゲームセット。1点を死守。
シコースキーが5勝目。荻野24セーブ目。
劣勢を跳ね返し、追いつき追い越したこの勝利は素晴らしい。5月3日以来の5割復帰!!
【追記】
9回表に水田章雄投手から、今江選手は右腕にデッドボールを受けて交代したが、「右尺骨骨折」と診断されて今季絶望とのこと。打撃が好調で今日も3番スタメンだったことを考えると大きな戦力ダウンになるのは間違いない。痛すぎる(泣)。
■前回観戦してからの試合結果
7日(日) ○ 7 - 6 対ソフトバンク 13:00 ヤフードーム【62勝62敗】
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