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2008.09.27

ドラマ「GSG-9 対テロ特殊部隊2」<第2シーズン>[全12話](お薦め度★★★★)

ドイツ衛星ペイテレビ局Sat.1のドラマ。第2シーズンは2008年2月に放送。WOWOWで2008/7/8~9/23放映。

監督、ハンス=ギュンター=バッキング。出演、マルク=ベンヤミン=プーフ("ゲープ" ゲープハルト=シュルラウ)、ビューレント=シャリフ(デミア=アズラン)、アンドレーアス=ピーチュマン("コニー" コンスタンティン=フォン=ブレンドープ)、ヨレス=リッセ(フランク=ヴェルニッツ)、ワーニャ=ミュエス(フレディ=ゼドラック)、フロレンティーネ=ラーメ(ペトラ=ヘルムホルツ)、アンドレ=ヘンニック(トーマス=アンホフ)。

エピソード
#1 祖国への復讐 Erstschlag
#2 疑惑の芽 Ratten
#3 キケンな遊び Todesspiel
#4 隠された生存 Endstation
#5 アフガンの悪夢 Alptraum
#6 メルトダウンの危機 前編 Hochspannung Teil 1
#7 メルトダウンの危機 後編 Hochspannung Teil 2
#8 愛する者たち Bruderkampf
#9 死のカウントダウン Todeszelle
#10 血の報復 Blutzoll
#11 遺言 Das Testament
#12 虚構の英雄 Helden <第2シーズン最終回>

痛過ぎました。
毎回ヒリヒリする痛みが伝わってきます。陸続きのドイツにおけるテロとの壮絶な戦いや国際情勢に翻弄される人間模様が限界ギリギリで描かれています。息を呑むシーンの連続に身体を強張らせて観ていました。第1シーズン以上の出来でしょう。とにかく主役の1人である主要メンバーがいきなり2話で姿を消すといった人気シリーズでは考えられない展開に度肝を抜かれました。そして予想もしない壮絶なエンティング。第1シーズンでは"チーム50"の隊員は5名でしたが、カスパーが抜け4名でスタートして3名になり、フレディが新メンバーとして参加して4名になります。余計な説明が無いだけにGSG-9の隊員であることの問答無用の厳しさがヒシヒシと感じられました。ただし、あまりに厳格で堅苦しい物語にならないように、第2シーズンでは紅一点のヘルムホルツのクールなお色気や濡れ場があり、一筋縄ではいかない人間らしさをプラスしてより重厚で温かみのあるドラマに仕上げています。このバランスの良い演出が見事でした。

本当に出会えてよかった作品です。第2シーズンの完成度をみる限り、第3シーズンは間違いなく制作されると思います。次回を楽しみに待ちたいと思います。


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