映画『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(お薦め度★★★★)
監督、デヴィッド=イェーツ。脚本、マイケル=ゴールデンバーグ。原題『HARRY POTTER AND THE ORDER OF THE PHOENIX』。2007年イギリス・アメリカ。ファンタジー映画。出演、ダニエル=ラドクリフ(ハリー=ポッター)、ルパート=グリント(ロン=ウィーズリー)、エマ=ワトソン(ハーマイオニー=グレンジャー)、ヘレナ=ボナム=カーター(べラトリックス=レストレンジ)、ロビー=コルトレーン(ルビウス=ハグリッド)、ワーウィック=デイヴィス(フィリウス=フリットウィック)、レイフ=ファインズ(ヴォルデモート卿)、マイケル=ガンボン(アルバス=ダンブルドア)、ブレンダン=グリーソン(マッドアイ=ムーディ)、リチャード=グリフィス(バーノン=ダーズリー)、ジェイソン=アイザックス(ルシウス=マルフォイ)、ゲイリー=オールドマン(シリウス=ブラック)。「ハリー・ポッター」シリーズの第5作。
シリーズの中で1番の出来です。
予告編ではヴォルデモート卿の脅威をかきたてるシーンが登場し、かなりダークで怖そうな印象を持ちましたが、本編はそれほどでもありません。様々な要素が詰まっていますが、脚本・編集・演出のどれもが見事でよく出来た作品になっています。ハリーの孤独と苦悩を仲間が分かち合い助け合うというこれまで以上の繋がりを巧みに描いています。悔しい別れもあり、ハリーの心の機微を的確に表現しています。希望が感じられるラストの余韻は幸福感に浸れました。
前作『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のマイク=ニューウェルからデヴィッド=イェーツに監督が交代しました。大成功でしょう。次の『ハリー・ポッターと謎のプリンス』でも監督を務めるので第6作も期待できます。残念ながら今年11月21日を公開予定されていましたが、2009年7月17日(金)の日米同日公開となりました。来年の夏休み映画の目玉ですね。子どもたちを連れての「ハリー・ポッター」シリーズ初となる劇場観賞をしたいと思います。
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コメント
こんばんは。TBありがとうございます。
ハリーと仲間たちの友情がいいですね。
一方、大切な人との別れはつらいです・・・
次作もちらっとあらすじを友人から聞いてしまったのですが、悲しい別れがありそうで。
でも早く見たいなあ。
投稿: nocci | 2009.08.23 22:36
>nocciさん、コメントありがとうございます。
>ハリーと仲間たちの友情がいいですね。
同感です。
彼らの友情がこの物語を支えてくれています。
ハリーだけでは乗り越えることはできないでしょう。
>悲しい別れがありそうで。
まだまだ辛い話が続くのですね。
次回作が待ち遠しいです。
投稿: erabu | 2009.08.26 04:57