映画『呪い村 436』(お薦め度★★)
監督、マイケル=マックスウェル=マクラーレン。脚本、マイケル=キングストン。原題、『Population 436』。2006年カナダ・アメリカ。ミステリー・ホラー映画。出演、ジェレミー=シスト(スティーヴ)、スーザン=ケルソ(ミルドレッド)、デヴィッド=フォックス(グリーバー博士)、フレッド=ダースト(ボビー)、シャーロット=サリヴァン(コートニー)、レイ=エンス(キャシー)。
ソフトタッチのホラーで好感が持てました。
過剰な映像表現を用いていないのでこのジャンルの映画としてはホッとさせられます。ホラーにありがちな"何でもあり"が無く、クライマックスでは人間らしさが感じられ十分に納得できました。しかし、逆に言えば納得できた分だけホラーとして必要な不可解さが弱いということで、舞台となる村の秘密に深みが無いため種明かしに全く驚きはありませんでした。怖がらせる要素は不足していました。
原題を直訳すると「人口436」というタイトルとなってしまい何の映画かわからなくなってしまうので、邦題の出来はまずまずだと思います。残念ながら436という数字の持つ意味も説得力がないため、この村にまつわる不条理な世界観を構築しきれていません。
YouTubeに海外向け予告編がいくつかアップされています。その中でもホラーのエッセンスが詰まったものを見つけました。字幕が何語かサッパリわかりません。
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