韓国ドラマ「BAD LOVE ~愛に溺れて~」[全20話](お薦め度★)
演出、クォン=ゲホン。脚本、イ=ユジン。2007年韓国KBS放映。ラブストーリードラマ。
出演/クォン=サンウ(カン=ヨンギ)、イ=ヨウォン(ナ=インジョン)、キム=ソンス(イ=スファン・義兄)、キム=ガヨン(カン=ジュラン・義姉)、パク=グニョン(カン=ウテク・ヨンギの父)、チャ=イェリョン(ジェヨン/シニョン・ヨンギの恋人/ジェヨンと瓜二つ)。
韓国ドラマ「BAD LOVE ~愛に溺れて~」の内容はオフィシャルサイトから引用。
イントロダクション
TVドラマ「天国の階段」「悲しき恋歌」で日本で人気爆発、映画「美しき野獣」「青春漫画~僕らの恋愛シナリオ~」での熱演も記憶に新しい韓国トップ・スター、クォン・サンウ。彼が約3年ぶりにTVにカムバックし、2007年12月から韓国KBSで放送された話題の韓国ドラマがハイビジョン、字幕版でWOWOWに登場。2008年4月に第44回百想芸術大賞人気賞を受賞、ソン・スンホンと共演した映画「宿命」の日本公開も10月に決まり、ますます人気と注目が集まるクォン・サンウの魅力がたっぷりと堪能できる韓国ドラマだ。ストーリー
美しきチェリスト、ナ・インジョンは、済州島のホテルでイ・スファンと運命的に出会い、恋に落ちる。だが、実は彼は既婚者だった。妻にすべてが知られてしまい、インジョンは別れを告げられる。一方、大企業の会長と愛人の間に生まれ、本当の愛が何かを知らずに育ったカン・ヨンギも父の反対にあい、深く愛していた恋人と決別。悲劇的な別れに絶望し、心に傷を負っていた。それから5年。変わり果てた姿となりひっそりとチキン屋を営みながら暮らすインジョンはヨンギと偶然出会う。恋で傷つき、もう二度と誰も愛さないと心に決めた二人だったが、少しずつお互いに惹かれ合い、愛し合うように。しかし、そんな二人の前にある日スファンが現れ、3人の運命が絡まりはじめる…。
第1話 済州島での出会い
第2話 十字架を背負って
第3話 希望の光
第4話 秘めた想い
第5話 過去を乗り越えて
第6話 愛の誓い
第7話 運命のいたずら
第8話 涙の決断
第9話 愛の逃避行
第10話 偽りの再出発
第11話 憎しみという名の愛
第12話 大切な人のために
第13話 愛の罠
第14話 ゲームの始まり
第15話 嫉妬と怒りの先に
第16話 春までの約束
第17話 最後のプレゼント
第18話 魂の救い
第19話 別れの誕生日
第20話 愛は永遠に
韓国ドラマは「エア・シティ」以来1年ぶりになります。1年の間に何本か韓国ドラマを観ましたが、途中で挫折しました。面白い作品に巡りあえません。本作も序盤で鑑賞を止めようと思いました。脚本が悪すぎます。ヒロインに圧倒的な不幸を用意して三角関係を描こうとしましたが、全くリアリティがありません。登場人物の行動が奇妙過ぎて理解できません。女優のイ=ヨウォンはこのストーリーの悲劇のヒロインには向いていませんでした。それでも、チャ=イェリョンの二役によって韓国ドラマらしい大どんでん返しが期待できるのではと考えて観続けました。しかし、不発に終わっています。終盤でクライマックスを迎えることなく19、20話は淡々と終わってしまいました。
日本のドラマ同様に脚本が低レベルです。良い所が見つかりません。欧米のドラマとは数ランク落ちます。唯一の取り得はドラマで使われた主題歌や音楽が良かったことでしょう。盛り上がらないドラマの中では際立っていました。韓国のスパースター・クォン=サンウを持ってしてもあまりに作品の内容が伴っていないため、ファンであっても痛いドラマになってしまったのではないでしょうか。
日本で上映された韓国映画がヒットしたという話は聞きませんし、ドラマについても面白い作品が途絶えてしまったように感じます。
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