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2008.11.30

SBケータイ815Tをミュージックプレーヤーにできた♪

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ソフトバンクケータイ815Tをお金を掛けずにミュージックプレーヤーにするために、次のものを用意しました。費用は合計2609円です。①~③を写真に撮りました。

①ステレオイヤホン変換ケーブルTSLAU2 1575円
②microSDカード 2GB 454円
③クリップストラップ 580円
④インナーイヤーヘッドホン(前から持っていたもの)

以上でハードは揃いました。
①はヤマダ電機LAVIで売っていません。ソフトバンクショップで購入しました。ケータイ本体に比べて大きくデザイン的に良くありません。②は楽天の上海問屋で購入したもので、事前に815Tでフォーマット(初期化)が必要です。③は音楽には直接関係ありませんが、ミュージックプレーヤーとして携帯するときに落下防止用にヤマダ電機LAVIで購入しました。多摩電子工業(株)の「NEWおちるなカ~ルスリム」という商品です。

SBケータイ815Tで再生できるファイル形式は、取扱説明書に3GPP、3GPP2、MP4、SMCファイルとありました。iTunesの音楽データはMP4なのでパソコンに保存してあるものがそのまま使えます。815Tで初期化したmicroSDカードをメモリーカードアダプタを使ってパソコンに接続し、iTunesの音楽データをコピーしました。次のフォルダになります。

\PRIVATE\MYFOLDER\My Items\Music

ここにiTunesでアルバム名で保存されている音楽データをファイルごとコピーします。これで準備完了です。

microSDカードを815Tに取り付け、次の操作を行います。

★「メインメニュー」→「メディアプレイヤー」→「1オーディオ」→「5フォルダ別」→「アルバム別」→「No Info」→「楽曲を選択」

残念ながら、アルバム別に楽曲が並びません。若干他のアルバムの曲と混じっています。他の操作をしたのですが、この手順が一番アルバムごとに楽曲が集まっています。

アルバム別に楽曲を選択する方法は次の操作がありますが、プレイモードが1曲再生のみで何故か連続再生ができません。
「メインメニュー」→「データフォルダ」→「SD」→「ミュージック」→「アルバム別」→「楽曲を選択」

手間を掛けずに簡単にミュージックプレーヤーできたので、とりあえず前述の操作★で納得しました(もっと巧い方法があれば是非教えてください)。

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2008.11.29

ノートPCが1ヶ月余りでメーカー修理から戻ってきました

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先月16日(木)に出張から帰るとノートPC(NEC LL370/FD1B)のキーを3つを剥がされていました。犯人は息子です。以前にも剥がされたことがあり、今回で2回目です。前回はキーとキーボードを繋ぐプラスティックのジョイントは無事だったので元に戻すことができました。今回は3つ全てジョイントが壊されていて修復できません。トホホ...。何でこんな悪戯をするのでしょうか?息子には手を焼きます。

メーカー(NEC)に修理を依頼するしかありません。初めての利用になります。
20時半にサポートに電話しますが、30分繋がりません。仕方ないのでサポートWebで電話サポート予約サービスで10/18(土)15~16時にコールバック予約を入れました。

翌々日の休日土曜日に予約通り電話がありました。
担当者から次の回答です。
・キーボードは全取替えとなる。料金は1万3000~1万6000円くらい。
・「PC3年間メーカー保証サービスパック」の対象外。
・HDDを初期化する可能性があるので、バックアップが必要。

「PC3年間メーカー保証サービスパック」に入っており保証期間内なので無償になると考えていたのですが、甘かったです。このような子どもによる悪戯で壊れた場合でも保証してくれるサービスがあるとのことですが、案内を受けていないので今更仕方ないです。諦めました。
最短で翌日曜日の午前に引取り可能とのことでお願いしました。

10/19(日)午前8時50分に佐川急便が引取りに来てくれ、次の6点を預けました。
①ノートPC本体
②ACアダプタと電源コード
③バッテリーパック(ノートPC本体から外すように指示)
④販売店のレシート
⑤保証書(「PC3年間メーカー保証サービスパック」含む)
⑥修理チェックシート

10/21(火)の日中にNECから連絡が自宅にありました。
・修理費は1万7850円。
・部品が届くのは11月下旬。

11/29(土)正午過ぎに42日ぶりに修理されて戻りました。メデタシメデタシ・・・?、後数万円を出せば、今話題の5万円パソコンが買えます(泣)。

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2008.11.28

韓国ドラマ「BAD LOVE ~愛に溺れて~」[全20話](お薦め度★)

演出、クォン=ゲホン。脚本、イ=ユジン。2007年韓国KBS放映。ラブストーリードラマ。 
出演/クォン=サンウ(カン=ヨンギ)、イ=ヨウォン(ナ=インジョン)、キム=ソンス(イ=スファン・義兄)、キム=ガヨン(カン=ジュラン・義姉)、パク=グニョン(カン=ウテク・ヨンギの父)、チャ=イェリョン(ジェヨン/シニョン・ヨンギの恋人/ジェヨンと瓜二つ)。

韓国ドラマ「BAD LOVE ~愛に溺れて~」の内容はオフィシャルサイトから引用。

イントロダクション
TVドラマ「天国の階段」「悲しき恋歌」で日本で人気爆発、映画「美しき野獣」「青春漫画~僕らの恋愛シナリオ~」での熱演も記憶に新しい韓国トップ・スター、クォン・サンウ。彼が約3年ぶりにTVにカムバックし、2007年12月から韓国KBSで放送された話題の韓国ドラマがハイビジョン、字幕版でWOWOWに登場。2008年4月に第44回百想芸術大賞人気賞を受賞、ソン・スンホンと共演した映画「宿命」の日本公開も10月に決まり、ますます人気と注目が集まるクォン・サンウの魅力がたっぷりと堪能できる韓国ドラマだ。

ストーリー
美しきチェリスト、ナ・インジョンは、済州島のホテルでイ・スファンと運命的に出会い、恋に落ちる。だが、実は彼は既婚者だった。妻にすべてが知られてしまい、インジョンは別れを告げられる。一方、大企業の会長と愛人の間に生まれ、本当の愛が何かを知らずに育ったカン・ヨンギも父の反対にあい、深く愛していた恋人と決別。悲劇的な別れに絶望し、心に傷を負っていた。それから5年。変わり果てた姿となりひっそりとチキン屋を営みながら暮らすインジョンはヨンギと偶然出会う。恋で傷つき、もう二度と誰も愛さないと心に決めた二人だったが、少しずつお互いに惹かれ合い、愛し合うように。しかし、そんな二人の前にある日スファンが現れ、3人の運命が絡まりはじめる…。

第1話 済州島での出会い
第2話 十字架を背負って
第3話 希望の光
第4話 秘めた想い
第5話 過去を乗り越えて
第6話 愛の誓い
第7話 運命のいたずら
第8話 涙の決断
第9話 愛の逃避行
第10話 偽りの再出発
第11話 憎しみという名の愛
第12話 大切な人のために
第13話 愛の罠
第14話 ゲームの始まり
第15話 嫉妬と怒りの先に
第16話 春までの約束
第17話 最後のプレゼント
第18話 魂の救い
第19話 別れの誕生日
第20話 愛は永遠に

韓国ドラマは「エア・シティ」以来1年ぶりになります。1年の間に何本か韓国ドラマを観ましたが、途中で挫折しました。面白い作品に巡りあえません。本作も序盤で鑑賞を止めようと思いました。脚本が悪すぎます。ヒロインに圧倒的な不幸を用意して三角関係を描こうとしましたが、全くリアリティがありません。登場人物の行動が奇妙過ぎて理解できません。女優のイ=ヨウォンはこのストーリーの悲劇のヒロインには向いていませんでした。それでも、チャ=イェリョンの二役によって韓国ドラマらしい大どんでん返しが期待できるのではと考えて観続けました。しかし、不発に終わっています。終盤でクライマックスを迎えることなく19、20話は淡々と終わってしまいました。

日本のドラマ同様に脚本が低レベルです。良い所が見つかりません。欧米のドラマとは数ランク落ちます。唯一の取り得はドラマで使われた主題歌や音楽が良かったことでしょう。盛り上がらないドラマの中では際立っていました。韓国のスパースター・クォン=サンウを持ってしてもあまりに作品の内容が伴っていないため、ファンであっても痛いドラマになってしまったのではないでしょうか。

日本で上映された韓国映画がヒットしたという話は聞きませんし、ドラマについても面白い作品が途絶えてしまったように感じます。

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2008.11.27

東京ミッドタウン

2007年3月30日に六本木で開業した東京ミッドタウンにようやく行って来ました。旧防衛庁跡地に出来た施設です。あいにく雨模様でしたが、地下鉄の駅から繋がっているので問題ありません。東京ミッドタウンに向かって通路に上りのスロープがあり、平面移動のエスカレーターが設置されています。斜めに利用できることに感心しました。
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本日、ビジネス向け展示会がB1の東京ミッドタウン・ホールで開かれています。HallBで午前中セミナーです。
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開始までに時間があったので、1Fの建物に囲まれた中央の屋根があるキャノピー・スクエアへ行きました。ミドタウン・タワーを撮りました。巨大モニターが設置されています。3つ目の写真は東京ミッドタウンから見える六本木ヒルズを撮影しました。
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キャノピー・スクエアから港区立檜町公園に向かう通路から東京タワーが見えます。次がザ・リッツ・カールトン東京の正面です。3つ目が港区立檜町公園です。
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東京ミッドタウンのフロアはシックで落ち着いた雰囲気のデザインです。高級ホテルの空間を広げた印象を持ちました。ショップやレストラン、スーパーマーケット、コンビニなど数多くのお店があります。通路が広いので各店舗は狭く感じません。子供向けの施設がないので休日にファミリーで来るところではないようです。あくまで大人向けの高級施設のようです。

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2008.11.26

映画『プレステージ』(お薦め度★★)

監督、クリストファー=ノーラン。脚本、クリストファー=ノーラン、ジョナサン=ノーラン。2006年米。ミステリー映画。出演、ヒュー=ジャックマン(ロバート=アンジャー)、クリスチャン=ベイル(アルフレッド=ボーデン)、マイケル=ケイン(カッター)、スカーレット=ヨハンソン(オリヴィア)、パイパー=ペラーボ(ジュリア=マッカロー・ボーデンの妻)、デヴィッド=ボウイ(ニコラ=テスラ・発明家)、アンディ=サーキス(テスラの部下・アレー)。1996年世界幻想文学大賞のクリストファー・プリーストの『奇術師』を映画化。

期待外れです。
予告編から受ける印象が良かったので昨年6月公開時に映画館で観ようとしていた作品でした。タイミングが合わずに見逃したのですが、劇場鑑賞しなくて良かったです。ガッカリしたのは間違いありません。
天才マジシャンがお互いの才能で孤高の戦いを繰り広げると思いきや、嫉み妬みだらけの"せこい"マジシャン同士が陰湿極まりないいざこざを繰り返す、非常にテーマが低い作品でした。救いようがありません。ラストに至っては大人向け(?)のファンタジーが加味されて手が付けられなくなっていました。宣伝コピーの「この映画の結末は決して誰にも言わないでください。クリストファー=ノーラン監督」とありましたが、全くネタバレする気も起こりません。
ヒュー=ジャックマンとスカーレット=ヨハンソンの組み合わせは『タロットカード殺人事件』に続いて2作目ですが、俳優が良くても作品が悪ければ問題外です。この2人を良い作品で観たいものです。

劇場での予告編とは若干雰囲気が違います。

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2008.11.25

microSDカード 2GBがこんなに安い!!

ケータイ815Tが入手できたので、microSDカードの購入です。ヤマダ電機LABIで2GBが1800円ほどです。師匠からは400円くらいと聞いていましたので、2年ぶりに上海問屋をチェックしました。なんと349円です。驚きました。microSDカードの存在を知ったのが2年前のシーテックです。あっと言う間に安くなっていました。

メール便210円で2個送ってもらえるので、349円×2個+210円=908円で注文しました。送料込みでも1個当たり454円です。メーカーは違いますが、正直店頭で買う気が無くなります。

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2008.11.24

ソフトバンクケータイ815Tを「スパボ一括0円」で3回線購入

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初めて個人でケータイを新規に所有するため、ケータイの我が師匠に相談したところ、au(今月中)とソフトバンクがキャンペーンで月額6円で持てることを教えてもらいました。

auは裏技的なので諦め、ソフトバンクのスパボ(スーパーボーナス)一括で検討することにしました。

11/22の夕方に師匠からスパボ一括9800円を新規3回線購入のため0円にすることでお店と交渉したとの連絡をもらいました。早速、師匠と一緒にお店に出向きました。ケータイの料金体系はサッパリわからないため、師匠にアドバイスをもらいます。3回線なので3枚の申込書に必要事項を記入してオプションの説明を受けました。言っていることがほとんど理解できません。師匠にすべてお任せです。申し込みの記入が終わり、ケータイ番号をお店で持っている5つから選んで欲しいと案内がありました。すかさず師匠がパソコン経由で好きな番号が選べるのではと問い合わせしてくれました。その通りだそうです。端末が空くのを待って申請することにしました。

しばらくお店の外で待つことにしました。30分後くらいにお店に戻りました。師匠から下4桁を自宅の固定電話番号にしてはとのアドバイスで2回線はオンラインで取得し申し込みも完了です。残り1回線は指定できないとのことでお店が持っている番号を選びました。また、オンラインで申し込みできないないのでお店からFAXで手続きをすることになり、家族への国内通話が24時間無料になる「ホワイト家族24」は10日締めのため、12/11から利用開始になるそうです(よくわかりません)。

手続きに時間がかかるとのことでさらに1時間近く待たされることになしました。師匠曰く、不正取得防止のためにチェックを厳しくしているとのことです。待つために近くのレストランで夕食をとりました。1時間過ぎて連絡が入り、お店に戻りました。やっと手続きが完了です。再度プランとオプションについて説明をしてもらいました。ケータイが入っている箱が3つになりかさ張るので中身だけ出して持ち帰りたいと要求したところ、故障したときに箱が必須になるとの説明をされました。しかし、荷物が一杯になるのが厭なので何かあったときは自己責任ということで中身だけ受け取ってお店を後にしました。なお、箱だけお店で預かってはくれないそうです。

さて、新規契約を終えましたが、購入時に様々なオプションが付いています。基本的に家族間通話しか使用しませんしインターネット利用もしませんので、すべてのオプションを外す必要があります。本日「ソフトバンクお客さまセンター」に連絡してホワイトプランへの変更とオプションを外す手続きをしました。窓口担当の方に相談している最中に突然電波状態が悪くなって切れてしまいました。通話途中で切れるのはソフトバンク品質なのでしょうか?数時間後に折り返しで自宅の固定電話が入り、手続きを終えました。

これで3ヶ月目から新スーパーボーナス特別割引によって2年間月額6円×3回線=月額18円でケータイが利用できます(来年からユニバーサル料金が8円になるため月額24円)。師匠ありがとうございました。

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2008.11.23

映画『キャリー』(お薦め度★★★)

監督、ブライアン=デ=パルマ。脚本、ローレンス=D=コーエン。原作、スティーヴン=キング。1976年米。ホラー映画。出演、シシー=スペイセク(キャリー)、パイパー=ローリー(マーガレット)、ウィリアム=カット、ジョン=トラヴォルタ、エイミー=アーヴィング、ナンシー=アレン、ベティ=バックリー、P=J=ソールズ、シドニー=ラシック、プリシラ=ポインター。シシー=スペイセクは当時26歳だったにもかかわらず17歳の超能力少女を見事に演じアカデミー主演女優賞にノミネートされた。

畳み掛けるラストは、今観ても旧さを感じさせない上質のホラーでした。
学園ものとしてディティールを詰めており、しかっかりと背景が構築されているためクライマックスでの不条理な展開に圧倒されます。現在の何でもありというホラーからは一線が引かれた納得性のある物語です。
過去何度も観る機会があったものの、怖すぎる先入観からか断片的な鑑賞で終わっていました。全編を通して観たのは初めてになります。ジョン=トラボルタが重要な役を担っていたのですね。何と言ってもシシー=スペイセクが全身に血を浴びて目を剥きながら超能力で破壊の限りを尽くすシーンは圧巻です。彼女を凝視しましたが、この作品の中では高校生にしか観えませんでした。年齢詐称恐るべし。

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2008.11.22

R25「今週の彼女」に掲載された中村果生莉に興味津々

11/20発行のフリーペーパーR25の「今週の彼女」に登場した中村果生莉(なかむら=かおり)の写真に心が躍った。清楚、きれい、かわいい、セクシーという言葉がすぐに浮かんだ。しかし、不思議だ。いままで清楚とセクシーは二律背反で、同時に思い浮かんだことは無かったと思う。新しいタイプの美人が登場した。

1986年2月26日生まれの22歳、埼玉県出身。2006年ミスインターナショナル日本大会で準グランプリの経歴で、新体操が特技で四大陸新体操選手権大会で団体金メダル、インターハイで団体3位など実績の持ち主。フジテレビ系列のドラマ「Room Of King」に出演しており、モデルとしても活躍しているようだ。

中村果生莉オフィシャルサイト「Big Wave」が2007年11月9日から開始されている。今後注目して行きたい。

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2008.11.21

コーヒーのフタでもう飲みません

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スターバックスコーヒーの日本上陸によって、コーヒーにフタが付くスタイルが日本に定着したように記憶しています。日本進出が1996年の東京・銀座(銀座松屋通り店)だったのですでに12年経ちました。最初は何故フタが付いているのかわかりませんでした。フタにある小さな穴から中身をススル行為が奇妙で馴染めませんでした。ブームになって乗り遅れたくなくてラテを飲むようになり、泡が鼻の下に付かないようにフタの小さな穴で飲む必然性が理解できたのは随分経ってからです。最近ではマクドナルドやロッテリアのコーヒーにもフタが付いています。当然ながらそのフタの穴から飲むように習慣化していました。

しかし、そもそもコーヒーは香りを楽しむ飲み物なのでフタをした状態では美味しさが半減してしまいます。最近ではフタを外して飲むオールドスタイルに戻しました。このほうが飲みやすいし、コーヒーを十分に味わえます。何故こんな単純なことを置き去りにしてきたのか不思議です。フタを外すのがメンドクサイとか、何も考えずに回りの人たちに合わせていたとか、たいした理由はなさそうです。

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2008.11.20

映画『ブレイブ ワン』(お薦め度★★★)

監督、ニール=ジョーダン。脚本、ロデリック=テイラー、ブルース=A=テイラー、シンシア=モート。原題、『THE BRAVE ONE』。2007年米。犯罪サスペンス映画。R-15。出演、ジョディ=フォスター(エリカ=ベイン)、テレンス=ハワード(ショーン=マーサー刑事)、ナヴィーン=アンドリュース(デイビッド=キルマーニ・婚約者)、メアリー=スティーンバージェン(キャロル・上司)、ニッキー=カット(ビタール刑事)。主演のジュディ=フォスターが製作総指揮に名前を連ねている。

単なる復讐劇でない深い作品でした。
本作の脚本にほれぼれさせられます。主人公の人間性を繊細に表現しています。復讐心のあまりにダークサイドに囚われて泥沼にはまってしまうダークヒーローは過去に数多く登場してきましたが、これほどまでに悩み躊躇して自らの行動をギリギリで踏みとどまろうとするキャラクターはあまり記憶にありません。ジョディ=フォスターの苦悩する表情と演技は流石と言わざるおえません。製作総指揮に加わり見事に主演を努め、しかも完成度が高い作品に仕上げた彼女の才能には脱帽です。

本作の雰囲気が十分伝わる予告編です。

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2008.11.19

日英外交150周年「UK-Japan2008」公認、UKドラマ「内部告発」が面白い!

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11/17(月)からWOWOWでスタートしたUKドラマ「内部告発(The whistleblowers)」を鑑賞しました。「UK-Japan2008」公認ということも作品の内容も全く知らず、海外ドラマとしてはあまりに地味なタイトルなので逆に興味が沸きました。昨晩午前零時を過ぎていたので、途中で話が一段落したところで後日と考えていましたが、面白かったので止められずに1話全部観てしまいました。弁護士カップルが巨悪と戦う手に汗握るサスペンスです。脚本が素晴らしく畳み掛ける展開に思わず引き込まれました。

改めて欧州ドラマのレベルの高さには驚かされます。独ドラマ「GSG-9 対テロ特殊部隊」も素晴らしかったですし、UKドラマも負けていません。現在、日本ドラマ2本を観ていますが、これら欧州ドラマと比べると★で1、2ランクは落ちます。数本を取り上げて全体を語るのは乱暴ですが、たまたま観る気になって選択した日本のドラマがハズレであれば、短絡的に結論付けてしまいたくなります。明らかに日本のドラマは脚本が低レベルで寒過ぎます。このままレベルダウンが続くようであれば視聴者は見向きもしなくなると思います。

ところで、今年は日英修好通商条約調印150周年のため「UK-Japan2008」が1月から開催されていました。「UK-Japan2008は、2008年1月から12月に開催される様々な公認イベントや活動を通じて、芸術、科学技術、クリエイティブ産業の分野で創造性あふれる現代の英国をご紹介するとともに、日英間のコラボレーションの活性化と両国のさらなる発展をめざす催しです。」(オフィシャルサイトから引用)
UKドラマ「内部告発」で初めて知りました。12月までの期間限定ですから気づくのが遅すぎました(笑)。

今秋、WOWOWでは「UK-Japan2008」公認のUKドラマ6作品を扱っています。

10/4スタート「ハイっ、 こちらIT課!2」全6話
10/6スタート「ジキル」全6話
10/7スタート「キケンな女刑事 バック・トゥ・80’s」全8話
11/7スタート「内部告発」全6話
11/24放映「メサイア 血塗られた救世主」全2話
11/22スタート「ロブの「この年、オレ年」」全6話

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2008.11.18

予告編『レッドクリフ PartⅡ』

【追記】2008/12/20
サンスポ記事より引用。

「レッドクリフ PartII」公開日決定  2008.12.20 05:00

操作メニューをスキップして本文へ 印刷するブックマーク :
 映画「レッドクリフ PartII」の日本での公開日が19日、来年4月10日に決定。公開中の「PartI」の続編で2部作の完結編。11月1日公開の「PartI」は18日時点で興行収入約44億7600万円。

映画を楽しむさんへ
(コメントできなかったのでTBさせていただきます。)

Part2予告編の情報ありがとうございます。
4月が待ち遠しいですね。
予告を観て楽しく待ちます♪

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2008.11.17

アサヒシューズ「ブリヂストン 411(ブラック)」

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ビジネスでも使える紳士カジュアルシューズを購入しました。商品名は「ブリヂストン 411」、スリッポンタイプ※です。

これまでずっと惰性でビジネスシューズを購入してきました。メリットをそれほど感じたことはありません。運動靴のようにピッタリとフィットするものを探すのに苦労しますし、値段も張ります。足に馴染むまでに時間がかかるわりには、耐久性が弱く期待するほど長持ちしません。いつかは履きやすいカジュアルシューズに置き換えたいと考えてきましが、デザイン的にビジネスシーンに向かないので実現するのに時間がかかりました。

この「ブリヂストン 411」はカジュアルスポーツというカテゴリで運動靴に近い履き心地で、足囲(width)が3Eとサイズが少し小さいためフィット感があります。消臭効果のある「デオロン糸」を織り込んだネームタグ付きです。

ビジネスシューズの値段は6000円以上しますが、この靴はメーカー希望小売価格4200円です。
イトーヨーカドーで3999円でした。楽天でさらに安いお店を見つけました。名前もカッコイイし、値段もリーズナブルなので気に入っています。後は長持ちするかどうかです。

※スリッポン:結びひもや留め具がなく、足をすべり込ませて簡単に履ける靴。スリップオン(slip-on)シューズ。

【追記:2011/9/27】
2011年8月に履き潰しました。
先端からソールが剥がれ、右足の親指が当たる部分の底に穴が開きました。
自分の足に馴染むまで半年ほどかかりましたが、履き慣れるとビジネスシューズの中では抜群の履き心地でした。
オンラインショッピングで再度購入を検討しましたが、既に在庫切れで同じアサヒシューズ「ブリヂストン 361LS」を後継としてamazonで購入しました。

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2008.11.16

映画『シッコ』(お薦め度★★★)

監督・製作・脚本、マイケル=ムーア。2007年米。原題、『SiCKO』。ドキュメンタリー映画。Sickoとは、スラングで"ビョーキ"や精神病患者の意。

米国資本主義の恥部を告発した衝撃の作品です。
公的な国民皆保険制度を持たない米国の実態を赤裸々に明かし、カナダ、英国、フランスの公的医療制度が米国と比較していかに人間らしい生活が送れるかをレポートしています。マイケル=ムーアの主張で引張る手法ではなく、各国で生活している多くの米国人から保険制度を取材して客観的に問題点を切り出しています。相当に計算されつくされた内容で編集が見事でした。本人の姿は45分たってからやっと登場します。社会主義を毛嫌いする国民性が民間保険会社に見事にスケープゴートされていることが示されます。クライマックスでキューバへの突撃取材の敢行によって、歪んだ米国人の思想自体の有り方についても深く考えさせます。まさに革命な映画でした。『華氏911』と比べるとかなり落ち着いたトーンで描かれています。

本作の内容を示すだけのインパクトのある予告にはなっていません。

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2008.11.15

TOHOシネマズデイ、毎月14日の映画が1000円を初利用

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昨日の『レッドクリフ PartI』はTOHOシネマで観ました。映画を6本観たら1本招待される「シネマイレージカード」を作ってから、映画鑑賞はほとんどTOHOシネマです。

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14日の“TOHOシネマズデイ”で初めて1000円で入場しました。ららぽーとにある映画館なので「ららぽいんとカード」でもらったクーポン券500円を差し引いて実際の支払いは500円で済みました。

TOHOシネマが10周年を記念して<10(トウ)4(フォー)>の語呂合わせで、1年間の2007年9月14日(金)~2008年8月14日(木)の毎月14日に特別割引が行われ、好評により2009年8月14日(金)まで実施期間は1年間延長されています。

日にちで映画を見に行くのはなかなかありません。毎月1日のファーストデイも過去に1度しか利用したことがありません。曜日で設定されている毎週火曜日の会員限定となるシネマイレージデイならば利用頻度は高くなっています。ただし、1300円なのでお得ではありません。毎週水曜日のレディースデイが一番都合が良いですね。ちなみにレディースデイに映画館に行きません。女性は必ず両隣の椅子を占有しますし、友達連れの場合には夕食を摂っていてすきっ腹には堪えます。普通に心穏やかに映画が観れません。東宝さん、是非男性の曜日による割引日を作ってください。よろしくお願いします。

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2008.11.14

映画『レッドクリフ PartI』(お薦め度★★★★★)

監督、ジョン=ウー。アクション監督、コリー=ユン。脚本、ジョン=ウー、カン=チャン、コー=ジェン、シン=ハーユ。原題、『赤壁』。2008年アメリカ・中国・日本・台湾・韓国。戦記映画。出演、トニー=レオン(周瑜・司令官)、金城武(諸葛孔明・軍師)、チャン=フォンイー(曹操・君主)、チャン=チェン(孫権・君主)、ヴィッキー=チャオ(尚香・孫権の妹)、フー=ジュン(趙雲・劉備の武将)、中村獅童(甘興・周瑜の部下)、リン=チーリン(小喬・周瑜の妻)、ユウ=ヨン (劉備・君主)、ホウ=ヨン(魯粛・孫権の重臣)、バーサンジャプ(関羽・劉備の武将)、ザン=ジンシェン(張飛・劉備の武将)、トン=ダーウェイ(孫叔材・曹操の兵士)、ソン=ジア(驪姫・踊り子)、チャン=サン(黄蓋・孫権の武将)。

心が揺さぶられる大作です。
観終わって疲労感を味わいました。完結編となるPartⅡは2009年4月公開で、本当に待ち遠しい。この映画は絶対に劇場で鑑賞すべきです。映画史に残る作品になることは間違いありません。昔から三国志に興味がありましたが、この作品でやっと身近な物語になりました。西暦208年、曹操軍80万対連合軍5万(劉備軍と孫権軍)との"赤壁(せきへき)の戦い"を描いています。
ジョン=ウー監督はいままでそれほど評価してきませんでしたが、本作は文句無しです。圧倒的な存在感と重量感溢れる映像は圧巻です。人物像を描く脚本は素晴らしいものがありました。何といっても劉備の三武将、関羽・趙雲・張飛の活躍は震えがきました。特に趙雲が長坂(ちょうはん)の戦いで、敵地にひとり乗り込む捨て身の戦いは、心の底からシビレました。

エイベックスは以前トニー=レオンと金城武を起用して映画『傷だらけの男たち』でコケましたが見事リベンジを果たしました。アジア映画として世界マーケットで大成功を収めるでしょう。

「三国志」とは(『レッドクリフ』オフィシャルサイトから引用)

ベースは『史記』などに匹敵する完成度の高い歴史書である。
西暦184年、漢帝国が力を失うと、次の覇王の座を狙う武将たちが壮絶な戦いを繰り広げ、<魏(ぎ)><呉(ご)><蜀(しょく)>の天下三分の時代を迎える。
その後<魏>をルーツとする<晋(しん)>が天下を平定するまでのおよそ100年間にわたる<三国時代>を記録した史書である。
「赤壁(せきへき)の戦い」や「長坂(ちょうはん)の戦い」などのエキサイティングな戦記から、劉備が諸葛孔明を「三顧(さんこ)の礼」で迎えた故事や曹操(そうそう)が書き残した命令など、全65巻にわたり膨大な記録で埋め尽くされた三国時代の正史である。
一方で関羽(かんう)や張飛(ちょうひ)たちの男気溢れる生き様は庶民の間でヒロイックに語り継がれてきた。14世紀にはそんな伝説や通説を吸収する形で『三国志演義』というエンタテインメント小説が書かれ、アジア圏で絶大な人気を得るに至った。「桃園(とうえん)の誓い」や小喬(しょうきょう)を想い、曹操が綴った詩文などのエピソードは、この『三国志演義』に書かれているフィクションだが、登場人物たちの魅力は色あせることなく、小説、演劇、漫画、ゲームなどあらゆるジャンルで新しいエンタテインメントとしてよみがえり、日本でも抜群の知名度と人気を誇る。

あまりにもカッコイイ予告編です。

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2008.11.13

映画『ラブ★コン』(お薦め度★★)

監督、石川北二。脚本、鈴木おさむ。原作、中原アヤ。2006年日本。ラブコメ映画。出演、藤澤恵麻(小泉リサ)、小池徹平(大谷敦士)、玉置成実(石原信子)、山崎雄介(中尾平吉)、工藤里紗(田中千春)、水嶋ヒロ(鈴木涼二)、谷原章介(舞竹国海・マイティ先生)、山崎静代/南海キャンディーズ(理恵・リサの姉)、田中要次(人力車夫)、温水洋一(臼井先生)、寺島進(海坊主)、森下能幸(喫茶店員)、山里亮太/南海キャンディーズ、ウエンツ瑛士、畑正憲、オール阪神・巨人。人気少女コミックを映画化。

すべりっぱなしのコメディで面白くありません。
登場人物の描き方が薄っぺらで、物語は深みがありません。背の高い女の子にしてはハイヒールを常に履いていて堂々としています。コンプレックスというわりには、本当なのと思える内容です。途中変なタイミングで畑正憲が何度も登場してシラケました。コメディというわりに笑わせることも泣かせることも無い平板な展開で、脚本がレベルに達していないというのが率直な感想です。
藤澤恵麻の馴染んでいない関西弁と大仰な芝居にはがっかりさせられます。ほとんどの登場人物に魅力を感じませんでいた。監督の力量の問題でしょう。英語のナレーションには必然性がなく、いろいろな意味でがっかりさせられる作品です。

本作と同レベルの予告編です。

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2008.11.12

映画『呪い村 436』(お薦め度★★)

監督、マイケル=マックスウェル=マクラーレン。脚本、マイケル=キングストン。原題、『Population 436』。2006年カナダ・アメリカ。ミステリー・ホラー映画。出演、ジェレミー=シスト(スティーヴ)、スーザン=ケルソ(ミルドレッド)、デヴィッド=フォックス(グリーバー博士)、フレッド=ダースト(ボビー)、シャーロット=サリヴァン(コートニー)、レイ=エンス(キャシー)。

ソフトタッチのホラーで好感が持てました。
過剰な映像表現を用いていないのでこのジャンルの映画としてはホッとさせられます。ホラーにありがちな"何でもあり"が無く、クライマックスでは人間らしさが感じられ十分に納得できました。しかし、逆に言えば納得できた分だけホラーとして必要な不可解さが弱いということで、舞台となる村の秘密に深みが無いため種明かしに全く驚きはありませんでした。怖がらせる要素は不足していました。
原題を直訳すると「人口436」というタイトルとなってしまい何の映画かわからなくなってしまうので、邦題の出来はまずまずだと思います。残念ながら436という数字の持つ意味も説得力がないため、この村にまつわる不条理な世界観を構築しきれていません。

YouTubeに海外向け予告編がいくつかアップされています。その中でもホラーのエッセンスが詰まったものを見つけました。字幕が何語かサッパリわかりません。

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2008.11.11

PCメーカーのサポート姿勢の背景にあるもの

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最近、2002年に購入した2代目ノートPCを使っています。以前、コンタクトセンターに相談してウイルス感染としてリカバリで対処した端末です。その後はほとんど使っていませんでした。久しぶりに使用して改めてわかったことは、不具合の原因はウイルス感染ではなかったことです。やはり廃熱ファンの不調が原因でした。起動するとファンが何かに引っかかるようで、異音が発生して排気されなくなりました。長時間使用やりリッチコンテンツを扱うと異常に動作が遅くなります。仕方が無いので、写真のように排気口からハンディ扇風機でパソコン本体を空冷しています。冷やすことでほぼ問題なく利用できています。

コンタクトセンターの担当者から廃熱ファンの問題ではないと助言され、修理を思い留まったのが悔やまれます。

NECではありませんが、PCメーカーの営業マンから話を聞いたところPCの寿命は3年と断言されました。商品サイクルが短く、利益幅が薄くなったPCはすでに消耗品との位置付けにあります。そのため、サポート窓口の対応は購入後3年を過ぎたPCは、出来る限り修理を受けない方向で対応しているのでしょう。昨年相談した際に廃熱ファンの異音は伝えていたにもかかわらず、ウイルス感染が原因と対処した背景はここにあるように感じます。

3代目のノートPCを先月から修理に出しています。原因と経緯については追ってレポートする予定ですが、今回のサポート担当者も相変わらずネガティブトーンでした。最近では5万円パソコンが登場してきており、消耗品からさらに使い捨て商品の領域に来ています。この値段になると2~3万円の修理代よりも新しいものを購入したほうが合理的になってきます。さらにPCメーカーは修理しない姿勢を進めて行くでしょう。

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2008.11.10

映画『私たちの幸せな時間』(お薦め度★★★)

監督、ソン=ヘソン。脚本、チャン=ミンソク。原作、コン=ジヨン。原題、『我們的幸福時光』。2006年韓国。ラブストーリー映画。出演、カン=ドンウォン(チョン=ユンス)、イ=ナヨン(ムン=ユジョン)、カン=シニル(イ主任)、ユン=ヨジョン(ユジョンの叔母・シスター)、チョン=ヨンスク(ユジョンの母)、チャン=ヒョンソン(ユジョンの兄)、キム=ジヨン(パクおばあさん)、オ=グァンノク(囚人2896)。

重く切ない作品でした。
過剰なまでのバイオレンスと死の淵に立たされた人間の尊厳が韓国映画らしく描かれています。ビョーク主演の映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を思い出させました。韓国では1998年に金大中氏が大統領になって以降、死刑執行は行われていないそうです。したがって、背景としては日本により身近な話です。ソン=ヘソン監督は前作で『力道山』を撮っており、日本のマーケットも意識していたのではないでしょうか。全編を通じて引き締まった演出が印象に残ります。
カン=ドンウォンの暴力的な演技は圧巻でした。本当に韓国の役者の演じることに対する気合は凄まじいものがあります。イ=ナヨンも『英語完全征服』以来ですが、トラウマに悩まされる繊細で複雑なキャラクターを見事に演じていました。カン=ドンウォンの元カノ役の女優がとても気になりました。名前を確認できず残念です。知っている方は教えてください。

この予告編で流れる主題歌は必聴です。

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2008.11.09

映画『タロットカード殺人事件』(お薦め度★★)

監督・脚本、ウディ=アレン。2006年イギリス・アメリカ。ミステリーコメディ映画。出演、スカーレット=ヨハンソン(サンドラ=プランスキー)、ヒュー=ジャックマン(ピーター=ライモン)、ウディ=アレン(シド=ウォーターマン)、イアン=マクシェーン(ジョー=ストロンベル)。

タイトルから面白そうだと観ましたがドボンでした。
タロットカードがキーワードとなって、事件を混迷させる話であろうと予想させますが、単なる小道具でしかありません。タイトルからして全く意味不明です。サスペンス・ミステリーをコメディ調に描いています。何故コメディなのでしょうか。成功するはずが無い。何の緊張感も生まれず、物語の奥行きも無い駄作となってしまいました。
スカーレット=ヨハンソンとヒュー=ジャックマンを起用したキャスティングは見事ながら、人気俳優だけでは映画になりません。ウディ=アレンは自ら準主役として登場していますが、うるさいだけのキャラクターでラストの"くだらなさだけ"は薄く評価しましょう。
結論として、ウディ=アレン監督にミステリーは無理でした。

予告編だけ観るとそれなりに感じさせますが...

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2008.11.08

"大家族 貧乏アイドル"上原美優には驚いた!?

本日オンエアされた日本テレビ「メレンゲの気持ち」にゲスト出演していた女性タレントの上原美優(うえはら=みゆう)にはタマゲタ。

一見して十人並みのカワイコちゃん系アイドルなのだが、10人兄妹の末っ子で21歳、父親は76歳、長男は49歳。鹿児島県種子島出身で超ビンボーだったそうな。出産費用がないため、母親がパチンコで稼ごうとしてフィーバー中に破水して、父親が駐車場に運んで車の中で生まれたという信じがたい話を屈託無く話した。家の掟で15歳になると家を出て独立するため、長男とは2回しか会ったことがないとか。姉妹4人にパンツが7枚でパンツを履かずに登校したことがあるそうだ。自ら"ノーパンアイドル"とケロッと発言する。雨漏りが酷くてカッパを着て寝たとか、食事中に父親が傘を差していたとか...
オフィシャルサイトで確認したところ今年の8月末頃からTVに露出しているようだ。
自然体+極貧という究極のアイドルが登場した(絶句)。

YouTubeでは9月放送の「踊る!さんま御殿!!」で彼女のパンツ発言が観れます。

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2008.11.07

RSSチェッカー「cococ(ココシー)」は超便利!!

RSSで配信される記事をタスクトレイアイコンからバルーン通知してくれるRSSチェッカー「cococ Version 1.05b」を導入しました。無料のオンラインソフトです。

通常は青い表示でタスクトレイに常駐しています。
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更新されて新着記事が届くとバルーン通知されます。
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赤くなったアイコンをダブルクリックするとブラウザーが開き、記事タイトルが一覧表示されます。この一覧をクリックすると掲載されているWebページが表示される仕組みです。
Webサイトの登録は、該当するWebサイトを表示させて、IEの右クリックメニューで「cococ:RSSを探して追加する」で簡単に追加できます。

これだけの簡単な操作で使用可能になり、驚くほど便利です。コメントやトラックバックをいただいた方々のブログを継続的に購読させていただくツールとして大活躍しそうです。

過去にRSSリーダーは端末で使うクライアントタイプやGoogleリーダーなどのWebタイプを試してきました。しかし、どうしても継続して使うことができません。登録するWebサイトが増えると未読記事が溜まり過ぎてそれだけでお腹一杯になってしまいます。数回試すだけで挫折して、IEのお気に入りによるブラウジングに戻ってしまいます。お気に入りで一つひとつ見ていくのも面倒になるため、結局見るサイトは限られてコミュニケーションが広がらない状態を繰り返してきました。

cococ(ココシー)は間違いなくこれまでの状況を改善してくれるでしょう。登録Webサイトが数百に増えても対応できるに違いありません。ブログ(erabu)を始めて5年目にしてやっと強力なツールを手に入れたと感じています。ブロガーにとってcococ(ココシー)は必須ソフトになることは間違いありません。

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2008.11.06

ブログ通信簿

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gooラボの「ブログ通信簿」をやってみました。
可も無く不可も無い結果でした。
通信欄はどう解釈していいものなのか?
洋画で俳人を目指せと言われても...
困ったもんです(笑)。

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2008.11.05

映画『世界最速のインディアン』(お薦め度★★★)

監督・脚本、ロジャー=ドナルドソン。2005年ニュージーランド・アメリカ。原題『THE WORLD'S FASTEST INDIAN』。ヒューマンドラマ映画。出演、アンソニー=ホプキンス(バート=マンロー)、アニー=ホイットル(フラン・バートのガールフレンド)、クリス=ローフォード(ジム=モファット)、アーロン=マーフィ(トム)、クリス=ウィリアムズ(ティナ=ワシントン)、ダイアン=ラッド(エイダ)、パトリック=フリューガー(ラスティ)、ポール=ロドリゲス(フェルナンド)。

タイトルが悪いものの、中身は面白い作品です。
"インディアン"とありますが、アメリカ先住民とは全く関係ありません。インディアンというバイクを指しています。映画を観ている最中でもインディアンに引き摺られました。このような誤解は全く不幸です。サブタイトルを付けるか別のものにすべきでしょう。
ニュージーランドのバート=マンローが1920年代のバイクを40年改造し続け、63歳でアメリカに渡航して世界最速記録を1967年に打ち立てた実話を映画化しています。一方向走行での時速190.07マイル(約305.8キロ)はいまだに破られていないそうです。
ただし、タイトル同様に作品の中でも経緯についての説明がほとんどありません。伝説のライダーなのにどのような人物かつかみ所がないので世界最速に挑戦する緊張感は漂ってきません。ともかくバイクを運搬する人の良い初老の人物が様々なアクシデントに遭いながらも、行く先々の人々の協力によって、大記録を打ち立てるロードムービーがメインテーマになっています。当時の人間同士が助け合う時代背景には大いに癒されました。

予告編ではライダーらしく編集がされているので、本作とギャップがあります。

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2008.11.04

映画『ONE PIECE ワンピース THE MOVIE デッドエンドの冒険』(お薦め度★★★)

監督、宇田鋼之介。脚本、菅良幸。原作、尾田栄一郎。2003年日本。アニメ映画。声の出演、 田中真弓(モンキー=D=ルフィ)、中井和哉(ロロノア=ゾロ)、岡村明美(ナミ)、山口勝平 (ウソップ)、平田広明(サンジ)、大谷育江(トニートニー=チョッパー)、山口由里子(ニコ=ロビン)、酒井美紀(アナグマ)。大人気TVアニメ「ワンピース」の劇場版第4弾、初の単独公開。監督はTV版でシリーズディレクターを務める宇田鋼之介。

慣れは必要ですが、大人でも十分楽しめます。
今年の春休み映画の劇場版第9弾『ONE PIECE ワンピース THE MOVIE エピソード オブ チョッパー プラス 冬に咲く、奇跡の桜』に次いで劇場版第4弾を観ました。今回は映画館ではなくDVDでの鑑賞です。本作のほうが絵がキレイです。
キャラクターはやはりぶっ飛んでいます。2作目なので大分慣れました。登場人物の性格が把握できているだけに安心してストーリーを追うことができました。
大海賊が競う史上最悪のレース・デッドエンドを舞台にルフィが大活躍します。一つひとつのエピソードはベタでアイデアは物足りないもののアクションシーンは圧倒的な表現力があるため、満足度は高く非常に納得できる内容でした。所々に入るギャグも良い味出してます。
残念だったのが、アナグマ役・酒井美紀の下手過ぎる声の出演でしょう。彼女のセリフは他の登場人物と比べて明らかに劣っており、聞きづらいものがありました。声優は初仕事だったようですが、重要な役なので何とかすべきでした。テンポの良さが売りの作品で大きく足を引張ってしまいました。

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2008.11.03

F1第18戦ブラジルGP(2008年最終戦)

2008年ワールドチャンピオン ルイス=ハミルトン←23歳300日でF1史上最年少王者
2008年コンストラクターズチャンピオン フェラーリ←2年連続

<ドライバーズポイント>
1位 ルイス=ハミルトン 98pt
2位 フェリペ=マッサ 97pt
3位 キミ=ライコネン 75pt
4位 ロバート=クビサ 75pt

15位 中嶋一貴 9pt

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インテルラゴスサーキット、71周。

11/2決勝(雨→曇→雨/ウェット→ドライ→ウェットコンディション)

優勝[予選1位]フェリペ=マッサ(フェラーリ)
2位[予選6位]フェルナンド=アロンソ(ルノー)
3位[予選3位]キミ=ライコネン(フェラーリ)

5位[予選4位]ルイス=ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)

17位[予選16位]中嶋一貴(ウィリアムズ・トヨタ)

マッサが逆転するには1、2位を獲らなければならない。ハミルトンは5位以上でワールドチャンピオンとなる。

スタート直前に突然のスコール。スタートが10分遅れる。雨が止んだためセーフティカースタートは免れる。各車スタンダードウェットタイヤ装着。

スタートで上位陣は問題無いものの、後方で中嶋が接触してスピン。引退レースとなるクルサードとピケジュニアのマシンが止まりリタイア。すぐにセーフティカーが入る。
4周目にリスタート。10周目でマッサがドライタイヤに交換。11周目にトゥルーリ、ライコネン、ハミルトンもピットストップ。上位陣はマッサ、ベッテル、アロンソ、ライコネン、フィジケラ、ハミルトンの順。17周目にハミルトンがフィジケラを抜き5位浮上。

27周目にベッテルが2回目のピットストップ。38周目にマッサが2回目のピットストップ。40周目にハミルトン、ライコネンも2回目。

51周目にベッテルが3回目のピットストップ。マッサ、アロンソ、ライコネン、ハミルトン、ベッテルの順。ベッテルがハミルトンを追い上げる。

残り15周で再び雨の様相。

残り7周で雨。

残り5週、アロンソ、ライコネン、ハミルトンがウェットタイヤに交換。

残り4周、マッサがタイヤ交換して1位でコースに戻る。マッサ、アロンソ、ライコネン、グロッグ、ハミルトン、ベッテルの順。上位陣の中でグロックだけがドライタイヤで完走を目指す。

残り2周、ベッテルがハミルトンを抜いて5位へ、ハミルトンは6位となって大ピンチ。

残り1周、ハミルトンはベッテルに追いすがる。最終コーナーでベッテルとハミルトンがグロッグを抜いて、それぞれ4位と5位に浮上。ハミルトンが奇跡的に滑り込んでワールドチャンピオン獲得。

マッサは母国グランプリで完璧なポール・トゥ・ウィンで6勝目を獲得するも1ポイント差で、涙をのんだ。

劇的な幕切れだった。
今シーズンは"危険なドライバー"と名指しされたハミルトンが、数多くの逆風やプレッシャーを跳ね除けて最後の最後にワールドチャンピオンに輝いた。マッサは逆転出来ず残念だが、正々堂々の勝負なので仕方ない。彼の悔し涙が心に残った。やはり天才ドライバーには一歩及ばなかった。

是非とも、ハミルトンにはワールドチャンピオンとしての自覚ある発言を求めたい。

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2008.11.02

映画『ショコラの見た世界』(お薦め度★)

監督、行定勲。脚本、伊藤ちひろ。2007年日本。ファンタジー映画。出演、竹内結子(初子・ショコラ)、大塚ちひろ(典子・テンコ)、和田聰宏(治男・ジダン)、藤本七海(小学生のテンコ)。ソニー・エリクソンの携帯電話SO903iの4本のストーリーCMを48分のショートムービー化。

ファン以外には無価値な映画です。
CMが放映されて反響があったため映画化したようですが、CMの存在も映画も全く知りませんでした。内容はおとぎ話のケータイ動画コンテンツをつないだほとんど訳わからんストーリーです。プチ・ファンタジーといったところでしょうか。竹内結子を非常にキレイに撮影していることだけは理解できました。
タイトルの"ショコラ"ですが、チョコレートではなく主人公の名前「初子(はつこ)」を音読みしただけの言葉でした。すなわち『初子の見た世界』となります。もっと意味のあるテーマではと深読みしましたが見事に玉砕です。

YouTubeでCMを確認したところ、映画の予告編のようなつくりで、映画化を待望されたのは理解できます。しかし、CMと映画を比べると映画は見劣りします。

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2008.11.01

映画『ブタがいた教室』(お薦め度★★★★)

監督、前田哲。脚本、小林弘利。原案、黒田恭史。2008年日本。人間ドラマ映画。出演、妻夫木聡(星先生)、大杉漣(仁科教頭)、田畑智子(池沢先生)、池田成志(小鷲先生)、原田美枝子(高原校長)、戸田菜穂(甘利花の母)、大沢逸美(松原菜野花の母)、近藤良平(太田雄馬の父)、ピエール瀧(榎木伸哉の父)、清水ゆみ(音楽教師)。オーディションで選ばれた26人の子どもたち。2008年第21回東京国際映画祭、コンペティション部門観客賞、TOYOTA Earth Grand Prix審査員賞受賞。

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原案「豚のPちゃんと32人の小学生」 1990年7月から1992年3月の間、大阪・豊能町立東能勢小学校の新任教師だった黒田恭史氏が担任クラスでブタを飼い、飼育を通して命を考える 900日の実践教育を行った。ブタを選択したのは黒田氏が大学時代に出逢った教育者・鳥山敏子氏の著書「いのちに触れる」の影響が大きい。鳥山氏は鶏をさばいて食べたり、ブタを丸ごと一頭食べる授業、通称”鳥山実践”で知られる。黒田氏はその”鳥山実践”を参考に、実際にブタを飼うところから始めることを思いついたという。 この模様を番組制作ディレクター・西谷清治氏がカメラで追い、その後の1993年7月12日にフジテレビ系の情報番組「今夜は好奇心」で放送され賛否両論を巻き起こした。 同番組は、1993年度ギャラクシー賞奨励賞、1995年に動物愛護協会主催映画コンクール「内閣総理大臣賞」を受賞。2003年には黒田氏によって「豚のPちゃんと32人の小学生-命の授業900日-」(ミネルヴァ書房)として出版された(『ブタがいた教室』オフィシャルサイトから引用)。

心が揺さぶられる作品です。
近年稀にみる良作でした。26人の子どもたちが小さな胸を痛めながら精一杯考え抜いて涙しながら議論するシーンは感動なくしては観れません。健気で心優しい魂の叫びに心が洗われました。
1週間前にTVで本作を知って、自分の子どもたちに観せなければならない映画だと直感し、すぐに前売り券を購入しました。正解でした。父親としても観なければならない映画でした。写真が史上初となるベルマーク付き特別鑑賞券です。
食べ物とは何かということを肌感覚で考えさせる本物の教育が描かれています。現代は生産と消費がリアルに結ばれておらず、食べること生きることが理解しにくくなっています。それを小学6年生に実体験を通して理解させる教育はかけがえのないものだということを大いに気づかせてくれました。
前田哲監督の力量は見事です。編集は非常にテンポが良くてしかも十分に内容を理解させてくれます。26人の子どもたちの心の動きも的確に描写されています。子どもたちの演技も素晴らしいの一言です。演技を超えていました。これだけ多くの子どもたちが登場しているにもかかわらず、一人ひとりが存在感を示していました。先生を演じる大人の俳優陣と違和感無くコラボレートしていました。

今年一番の珠玉の作品ですが、上映館が少ないのでいつも利用している映画館ではないところに行きました。よほど話題にならない限り、上映期間が終わってしまうことが予想されるので公開日に行きました。やはりメジャー作品ではないため、80席ほどの小さなスクリーンで子ども連れが中心で7割くらいの入りでした。なるべく多くの人に観てもらいたいと強く感じました。

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