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2008.11.10

映画『私たちの幸せな時間』(お薦め度★★★)

監督、ソン=ヘソン。脚本、チャン=ミンソク。原作、コン=ジヨン。原題、『我們的幸福時光』。2006年韓国。ラブストーリー映画。出演、カン=ドンウォン(チョン=ユンス)、イ=ナヨン(ムン=ユジョン)、カン=シニル(イ主任)、ユン=ヨジョン(ユジョンの叔母・シスター)、チョン=ヨンスク(ユジョンの母)、チャン=ヒョンソン(ユジョンの兄)、キム=ジヨン(パクおばあさん)、オ=グァンノク(囚人2896)。

重く切ない作品でした。
過剰なまでのバイオレンスと死の淵に立たされた人間の尊厳が韓国映画らしく描かれています。ビョーク主演の映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を思い出させました。韓国では1998年に金大中氏が大統領になって以降、死刑執行は行われていないそうです。したがって、背景としては日本により身近な話です。ソン=ヘソン監督は前作で『力道山』を撮っており、日本のマーケットも意識していたのではないでしょうか。全編を通じて引き締まった演出が印象に残ります。
カン=ドンウォンの暴力的な演技は圧巻でした。本当に韓国の役者の演じることに対する気合は凄まじいものがあります。イ=ナヨンも『英語完全征服』以来ですが、トラウマに悩まされる繊細で複雑なキャラクターを見事に演じていました。カン=ドンウォンの元カノ役の女優がとても気になりました。名前を確認できず残念です。知っている方は教えてください。

この予告編で流れる主題歌は必聴です。

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コメント

こんにちは♪
TBありがとうございました!

カン・ドンウォンが扮したユンスの元カノで美容師をしていた役の女優さんはユン・ジュリョンさんという方のようです。
私も初めて観た女優さんでしたがきれいな人でしたね。
今年、歌手のキム・ジンピョという方と結婚されたみたいです。

この映画、ほんとうに切ないお話でしたね。
なんだかしばらく尾を引きました。

投稿: なぎさ | 2008.11.13 08:52

>なぎささん、貴重な情報ありがとうございます。

この映画のユン・ジュリョンには惹かれました。

早速検索したところ、出演映画は本作を含めて3本でした。
写真を確認しましたが、イメージとはちょっと感じが変わっています。
10月16日に長男を出産されていますので、今後日本で注目されることはないでしょうね。
気持ちの整理がつきました。(笑)

今後ともお邪魔させていただきます。
よろしくお願いします。

投稿: erabu | 2008.11.13 23:53

こんにちは。

この監督さんは、題材そのものは、重く救いようがないテーマが主ですね。
「力道山」は日韓製作ではありますが、ベースに流れているのは、くらくやるせないテーマでした。

投稿: kimion20002000 | 2008.11.20 00:15

>kimion20002000さん、コメントありがとうございます。

力道山のソル=ギョングもそうでしたが、主演男優に力演させてますね。カン=ドンウォンも他作品では観られない気合の入った演技をしていたように感じました。男気を描ける監督だと思います。

投稿: erabu | 2008.11.20 21:57

TB有難うございました。
死刑囚の男と自殺願望な女。
どちらも人生の絶望を味わい、明日の希望、光を
失ったもの同士だから心通わせることができたのでしょうね。
二人の距離が近くなっていく過程は自然でした。
そのため、最後のシーン。
結末は分かっているとはいえ、号泣でした。

今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!

投稿: シムウナ | 2009.05.01 06:53

>シムウナさん、いつもコメントありがとうございます。

>結末は分かっているとはいえ、号泣でした。
確かに辛いラストでしたね。
冤罪といえる物語だったので、別の展開もかすかに期待したのですが、
ど真ん中でした。

結構残っています。

投稿: erabu | 2009.05.02 08:40

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