映画『ショコラの見た世界』(お薦め度★)
監督、行定勲。脚本、伊藤ちひろ。2007年日本。ファンタジー映画。出演、竹内結子(初子・ショコラ)、大塚ちひろ(典子・テンコ)、和田聰宏(治男・ジダン)、藤本七海(小学生のテンコ)。ソニー・エリクソンの携帯電話SO903iの4本のストーリーCMを48分のショートムービー化。
ファン以外には無価値な映画です。
CMが放映されて反響があったため映画化したようですが、CMの存在も映画も全く知りませんでした。内容はおとぎ話のケータイ動画コンテンツをつないだほとんど訳わからんストーリーです。プチ・ファンタジーといったところでしょうか。竹内結子を非常にキレイに撮影していることだけは理解できました。
タイトルの"ショコラ"ですが、チョコレートではなく主人公の名前「初子(はつこ)」を音読みしただけの言葉でした。すなわち『初子の見た世界』となります。もっと意味のあるテーマではと深読みしましたが見事に玉砕です。
YouTubeでCMを確認したところ、映画の予告編のようなつくりで、映画化を待望されたのは理解できます。しかし、CMと映画を比べると映画は見劣りします。
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