映画『インベージョン』(お薦め度★★★)
監督、オリヴァー=ヒルシュビーゲル。脚本、デヴィッド=カイガニック。2007年米。SFホラー映画。出演、ニコール=キッドマン(キャロル=ベネル・精神科医)、ダニエル=クレイグ(ベン=ドリスコル)、ジェレミー=ノーサム(タッカー=カウフマン)、ジャクソン=ボイド(キャロルの息子・オリヴァー)、ジェフリー=ライト(スティーヴン=ガレアーノ医師)。 ジャック=フィニイのSF古典小説『盗まれた街』の4度目の映画化。
B級作品でありながら、ニコール=キッドマンとダニエル=クレイグの共演でエンターテインメントとしてのレベルが維持されています。
女性精神科医役のニコール=キッドマンが本当に知的に美しく撮られています。しかも息子を助けようとする母親としての情愛も見事に演じていました。彼女を観るだけでも価値がある映画です。ダニエル=クレイグも良いですね。ニコール=キッドマンをより際立たせつつ、自らの存在感をアピールできる稀有な男優です。この二人を生かしきったオリヴァー=ヒルシュビーゲル監督の手腕も見事でした。
すっきりとまとまった予告編になっています。
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