映画『呪怨 パンデミック』(お薦め度★★★)
監督、清水崇。脚本、スティヴン=サスコ。2006年米。原題、『THE GRUDGE 2』。ホラー映画。出演、アンバー=タンブリン(オーブリー)、アリエル=ケベル(アリソン)、ジェニファー=ビールス(トリッシュ)、エディソン=チャン(イーソン)、宇野実彩子(ミユキ)、サラ=ローマー(レイシー)、サラ=ミシェル=ゲラー(カレン)、藤貴子(佐伯伽椰子)、田中碧海(佐伯俊雄)、尾関優哉(佐伯俊雄)。前作『THE JUON 呪怨』は日本版『呪怨』のリメイクだったが、本作は日本版『呪怨2』のリメイクではなく、オリジナルストーリー。
「呪怨」シリーズ中、最も怖い作品です。
前作『THE JUON 呪怨』でハリウッドデビューを果たした清水崇監督が引き続き手掛けています。米国でヒットしたとは聞こえてきませんでした。一般的にシリーズものはつまらなくなっていくのが常なのであまり期待せずに観ました。
しかし、本作はさらに恐怖を増したシリーズ最強の恐怖映画になっています。本当に怖い内容でした。清水崇監督の「呪怨」シリーズを追求する姿勢に頭が下がります。物語の時間軸を巧みに操って驚きを増加させる脚本テクニックは秀逸で心憎いものがあります。『THE GRUDGE 3』も予定されているとのことで、次作も期待していいでしょう。
ところで、エディソン=チャンが出演していました。スキャンダルで引退する前のものになりますが、映画スターとして華があっただけに惜しい気がします。
予告も怖いです。映像が流れる前に次のメッセージが出ます。ホラーが苦手な方は観ないことをお薦めします。
「<ご注意>ホラー映画の予告編です。心臓が弱い方、怖いものが苦手な方はしばらくの間、目をとじてください。」
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コメント
呪いの源が分かったというのに、止める事ができないというのは辛いですね。
投稿: みのり | 2009.01.06 16:28
>みのりさん、コメントありがとうございます。
元々「呪怨」シリーズは悪霊の傍若無人さ特長ですので、この展開は納得して観ていました。
清水崇監督は次作でも更に進化させるのではないでしょうか。
怖さが増しているので劇場鑑賞は無理ですね。
『THE GRUDGE 3』もWOWOWで確認したいと思います。
投稿: erabu | 2009.01.06 21:56