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2008.12.16

映画『ファスト・トラック -ノーリミット-』(お薦め度★★)

監督・撮影、アクセル=サンド。脚本、リー=ゴールドバーグ。原題、『Fast Track: No Limits』。2008年ドイツ。カーアクション映画。出演、アンドリュー=W=ウォーカー(マイク)、ケイティ(エリン=ケイヒル)、アレクシア=バルリエ(ニコル)、ジョゼフ=ビーティ(エリック)、ニコラス=アーロン(ウォルフ)、パスクァーレ=アレアルディ(グレゴール)、ジャック=ベンス(ライナー)。

ドイツといえばベンツ、BMWなど自動車を生んだ国なので、ドイツ映画のカーアクションは初めてでしたが、最近WOWOWで紹介される欧州ドラマの出来が良いのでそれなりのものが観れると期待しました。しかし、設定がコメディっぽくて登場人物の無茶ぶりに閉口させられます。負債を抱えた自動車整備工場の美人オーナー(ヒロイン?)の恋人の若手刑事に対する仕打ちは唖然とさせられました。全然ロジカルでなく、物語としての深みがありません。
見所となるストリート・レースですが迫力不足で、本場ドイツならではといった独自のシーンになっていません。ハリウッド映画やフランス映画と比べて物足りなさが残りました。決戦となるレースにマツダ・RX-8(またはMR2かもしれません※コメントをご覧ください)のチューンド・カーが登場します。グリーンのボディカラーで左ドアに漢字で"氣信慈"、右ドアに"信慈氣"とペイントされているのが意味不明で気になりました。左右で漢字の順番が同じではなく、どうみても汚い字でカッコ悪い。日本贔屓のスタッフなのでしょうが、美的センスを疑います。もしかしてドイツでは漢字ブームでカッコイイとされているのでしょうか?

予告では、かなり迫力のある映像シーンが連続するようにみせていますが...

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コメント

RX-8じゃなくてMR2じゃないの。

投稿: osmu | 2013.05.22 17:59

>osmuさん、ご指摘ありがとうございます。

本作、もう一度確認する機会がないと思います。
そのため本文に注記しました。

よろしくお願いします。

投稿: erabu | 2013.05.27 22:17

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