映画『不都合な真実』(お薦め度★★★)
監督、デーヴィス=グッゲンハイム。2006年米。ドキュメンタリー映画。出演、アル=ゴア(本人)。
作品紹介(WOWOWオンラインから引用) 2000年米大統領選挙でブッシュ現大統領とデッドヒートを繰り広げたのも記憶に新しい、A・ゴア。かねてからいち早く環境問題に取り組み、地球温暖化に警鐘を鳴らし続けてきた彼の精力的な講演活動に、本作は密着。公開と同時に一躍世界中で反響を呼んで異例の大ヒットを記録し、第79回アカデミー長編ドキュメンタリー賞など数々の映画賞を受賞。2007年、ゴアがノーベル平和賞を授与されるのにも一役買うことになった。
ストーリー: 自身が開いた講演会の聴衆を前にして、ゴアが語りかける。近年、ニューオーリンズを襲ったハリケーンのような大規模な自然災害が世界各地で次々と発生。北極はこの40年間に40%も縮小し、今後50年から70年の間に消滅するといわれている…。多くの政治家たちが耳を貸そうとしない、そうした“不都合な真実”の事例を幅広く紹介しながら、彼は地球温暖化問題の重要性・緊急性を、わかりやすくかつ説得力豊かに展開していく。
ちょっと誤解していました。
環境問題を告発したネイチャーフィルムと思っていましたが、アル=ゴアに焦点を当てたドキュメンタリー作品でした。マイケル=ムーア監督の『華氏911』と同じ印象です。『華氏911』はジョージ=ブッシュ大統領を2004年に再選させない目的で製作され、本作は2000年に何故ジョージ=ブッシュ大統領を選んでしまったのかと問いかけている作品です。ジョージ=ブッシュ大統領でなくアル=ゴアを選んでいれば、2つの作品は生まれなかったでしょう。
タイトルの『不都合な真実』は、地球にとってもアル=ゴア自身にとっても共通するテーマに感じます。
アル=ゴアといえばビル=クリントン政権時に副大統領だった彼の情報スーパーハイウェイ構想が有名ですが、地球温暖化にも注目していたとは驚きました。そして彼のプレゼンテーション能力は素晴らしいの一言でした。
予告編のほうがイメージしていたものに近いものがあります。
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コメント
いつもTBありがとうございます^^
本文に関係ないコメントで恐縮なのですが、今回私のブログでお奨めブログ集を公開しました。こちらにもリンクを張らせて頂いたのですが、もしご都合が悪いようでしたらご連絡くださいませ。
今後ともよろしくお願いします^^/
投稿: KLY | 2009.01.23 01:36
>KLYさん、選んでいただき光栄です。
今後ともよろしくお願いします。
投稿: erabu | 2009.01.23 21:31