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2009.02.28

日本最大のションピングセンター、イオン レイクタウンに行った!

埼玉県越谷市東町にある2008年10月2日に開業したイオン レイクタウンに行ってきました。千葉県船橋市のららぽーとTOKYO-BAYを抜いて日本最大規模のショッピングセンター(SC)です。
次の地図はイオン レイクタウンHPから引用。
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JR武蔵野線「越谷レイクタウン駅」に到着。改札出口に向かう下りエスカレーターにはイオン レイクタウンの看板がありました。SC専用の駅になっています。
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駅から直結していると思いましたが、一旦外に出るとSCの向かう上りエスカレーターが現れます。2階の「レイクタウンゲート」から「Kaze」と「Mori」までのモール総延長が約1㎞です。
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写真は「レイクタウンゲート」から「Kaze」に向かうブリッジです。右の写真はブリッジから見える「Mori」の外観です。
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「Kaze」光の広場です。
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「kaze」翼の広場です。1階ではミニクーパーが展示されています。
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センターブリッジに向かう途中の休憩所です。
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「Mori」に行くセンターブリッジです。右の写真はセンターブリッジから見える「Mori」の外観です。だいぶ先端が近づいてきました。もう1枚は逆側(JR武蔵野線側)です。眼下は道路だけで開発途上です。
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「Mori」花の広場です。
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「Mori」木の広場です。1階にはステージがあり、イベントが行われるので、人が集まっていました。モールの終点に集客させる工夫がされています。
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1階に下りたところにトヨタモールです。埼玉トヨタ・埼玉トヨペット・トヨタカローラ埼玉・ネッツトヨタ東埼玉・ネッツトヨタ埼玉の5つのショールームがあって全部で40台ぐらいのトヨタ車が展示されていました。
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向かい側にロッククライミングが体験できるモンベルクラブのクライミングウォール施設です。実際に小学生低学年の男の子が裏側で講習を受けていました。
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「Mori」水の広場です。「Mori」花の広場と「Mori」木の広場の間にあります。「Mori」の中央でここがイオン レイクタウン総本山のジャスコの入り口です。
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天井が低いことと縦に長い建物なので、あまり大きい感じを受けません。ららぽーとの高級感からは一段レベル下がる印象です。レストランなどランチは1000円でお釣りが来るので庶民的なSCです。今日は買い物ではなく観光で来ました。もう一度来たいかというほどの場所ではありません。買い物ならば近くのイオンで用が足りますし、観光なら目玉となる施設が欲しいですね。単に広いだけのSCではリピーターにはなれません。

帰りに「Kaze」光の広場で、電車で来たひと向けにSuicaでグリーンスコアをゲットできる端末があることに気付きました。エコ活動に協力したとの証で来店するたびにJR料金に応じて10~30スコアが付与されます。グリーンスコアを300スコア以上貯めると景品と交換できるとの案内です。再訪することはないものの面白そうなのでSuicaを端末にかざして20スコアをゲットしました。

最後の写真は駅の反対側を撮りました。越谷南高校があり、周辺の土地を造成するためにトラックが行きかっています。
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2009.02.27

映画『デッド・サイレンス』(お薦め度★★)

監督、ジェームズ=ワン。脚本、リー=ワネル。2007年米。ホラー映画。出演、ライアン=クワンテン(ジェイミー=アーシェン)、アンバー=ヴァレッタ(エラ=アーシェン)、ドニー=ウォールバーグ(リプトン刑事)、ボブ=ガントン(エドワード=アーシェン)、マイケル=フェアマン(ヘンリー=ウォーカー)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)主人公たちがいきなり切迫した極限状況に置かれるところから話が始まる驚愕の新感覚ホラー「ソウ」に比べると、同じ監督・脚本家コンビによる本作は、題材も語り口もきわめてオーソドックスで古典的。恐怖の惨殺劇の現場に残された、呪われた腹話術人形の謎を追う形で物語は展開していくが、ラストになって衝撃のどんでん返しが待ち構えているあたりは、やはり彼らならでは。主演は「マイ・フレンド・フリッカ」のR・クワンテン。

ソウ』の監督作ということは知らないで観ました。
ストーリーがしっかりしていて、アイデアも豊富です。ラストのどんでん返しもなるほどと感じました。しかし、全体的にそれほど怖くありませんでした。主人公の驚くばかりの行動力に気を取られました。送付元不明な贈り物を開けてしまうとか、深夜の墓地や不気味な館に行くとか恐怖心をあまり感じないキャラクターです。アドベンチャーもののような力強さが溢れていました。夫でなく奥さんを主人公にして組み立てると思いっきり怖い作品になったのではないでしょうか。

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2009.02.26

映画『明日への遺言』(お薦め度★★★)

監督、小泉堯史。脚本、小泉堯史、ロジャー=パルヴァース。原作、大岡昇平『ながい旅』。2007年日本。史実映画。ナレーション、竹野内豊。出演、藤田まこと(岡田資・元東海軍司令官)、ロバート=レッサー (フェザーストン主任弁護人)、フレッド=マックィーン(バーネット主任検察官)、リチャード=ニール (ラップ大佐・裁判委員長)、西村雅彦(町田秀実・元東海軍軍需管理局第一部長)、蒼井優(守部和子・鉄道局車掌)、田中好子(水谷愛子・真生塾孤児院院長)、松井範雄(武藤少将・元法務官)、頭師佳孝(相原伍長・元東海軍経理部)、児玉謙次(杉田中将・元陸軍省法務局長)、富司純子(岡田温子)、
加藤隆之(岡田陽・長男)、 近衛はな(小原純子・長男のフィアンセ)、中山佳織(岡田達子・娘)、俊藤光利(藤本正雄・娘の夫)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)第2次大戦後、B級戦犯として裁判に問われながら、その法廷においてむしろ戦時中の米軍の無差別空爆の非人道性を鋭く衝き、また部下たちを守って全責任を自分一人で背負い、死刑判決を従容として受け入れて人々に深い感銘を与えた元東海軍司令官・岡田資中将。そんな日本軍人の鑑ともいうべき理想の主人公を藤田まことが味わい深く名演。敵国の検事を演じるのは、あの今は亡き伝説的スター、スティーヴの息子、F・マックィーン。

沁みました。じ~んと来ます。
法廷闘争を「法戦」としてB級戦犯裁判に立ち向かった岡田資(おかだ=たすく)元東海軍司令官の潔い生き様を描いた秀作です。ほとんどが法廷シーンなので弁護側と検察側の攻防戦による法廷劇と思い込んでいましたが、人情劇のような雰囲気を持った感動作品に仕上がっていました。さすがは、『雨あがる』『博士の愛した数式』の小泉堯史監督作です。回想シーンがほとんど挿入されていないので、役者のセリフで話を追うので慣れるのに少し時間がかかったものの、間を取ったテンポで裁判の展開は理解できました。
主人公・岡田資という本当に男気のある偉大な人物がいたのですね。敗戦国の原告でありながら、無差別爆撃を行った米軍搭乗員は戦争犯罪人であると主張した反戦の姿勢は見習うべきものがあると感じました。

予告編ではなく予告プロモーションビデオ(9分45秒)です。岡田資中将の長男のインタビューが観れます。本編を観て、この予告PVで完結したと思います。

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2009.02.25

映画『ゴーストライダー』(お薦め度★★★)

監督・脚本・原案、マーク=スティーヴン=ジョンソン。原題『Ghost Rider』。2007年米。アメコミ・ヒーロー実写映画。出演、ニコラス=ケイジ(ジョニー=ブレイズ)、エヴァ=メンデス(ロクサーヌ=シンプソン)、ウェス=ベントリー(ブラックハート)、サム=エリオット(ケアテイカー)、ドナル=ローグ(マック)、ピーター=フォンダ(メフィストフェレス)、マット=ロング(ジョニー=ブレイズ・青年時代)、ラクエル=アレッシ(ロクサーヌ・娘時代)、ブレット=カレン(バートン=ブレイズ)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)これまで「スパイダーマン」などを生み出してきたマーヴル・コミックスの人気ヒーローで、頭はドクロでオートバイに乗り、体の一部が炎に包まれているというワイルドなヒーロー《ゴーストライダー》の誕生を描く。かつて「デアデビル」でもアメコミ原作の映画化に挑んだM・S・ジョンソン監督らしく、劇画調でメリハリたっぷりな痛快編。熱いキャラが得意なケイジだが、今回はまさに燃えるような役どころ? また“ライダー”つながりか、「イージー・ライダー」の伝説的男優P・フォンダのキャスティングがニクい。

炎に包まれた骸骨という強烈な個性のアメコミ・ヒローです。結構楽しめました。
悪魔と契約する青年時代から丹念に描かれている割に、主人公はそれほど深く悩んでいない妙な軽さがあります。キャラクター的にホラー色が強いものの物語自体はアクションものとしてバランスを取っていました。凄惨なシーンが無かったのも好感が持てました。
ヒロインのエヴァ=メンデスが際立っていました。存在感のある肉感的でセクシーな女優です。久しぶりにハリウッド映画の女優でぐっときました。

見事に編集されています。

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2009.02.24

映画『サボテンの花』(お薦め度★★★)

監督、ジーン=サックス。脚本、I=A=L=ダイアモンド。原題『Cactus Flower』。1969年米。ラブコメディ映画。出演、 ウォルター=マッソー(ジュリアン=ウィンストン・歯科医)、イングリッド=バーグマン(ステファニー=ディキンソン・看護師)、ゴールディ=ホーン(トニ=シモンズ・レコード店員)、ジャック=ウェストン(ハーヴェイ=グリーンフィールド・歯科医の友人)、リック=レンツ(イゴール=サリヴァン)。

作品紹介(WOWOWオンラインからの引用)ブロードウェイのヒット舞台劇を、ビリー・ワイルダー映画の名脚本家I・A・L・ダイアモンドの脚色で映画化。先に「おかしな二人」でもG・サックス監督と組んだW・マッソーが嘘で嘘を固めるハメとなり四苦八苦する主人公を絶妙の味わいで好演。I・バーグマンがオールドミスの看護婦に扮して意外なおとぼけ演技を披露するほか、初の大役を射止めた若きG・ホーンが魅力満点の好演を見せ、第42回アカデミー助演女優賞に輝いた。

『カサブランカ』(1942)に代表される絶世の美女イングリッド=バーグマンについては、若い頃の白黒作品しか知りませんでした。まさか世代と出演ジャンルが違うコメディ畑のゴールディ=ホーンと共演していたとは驚きました。今から40年も前の作品です。本作での2人はバーグマン54歳、ホーン24歳です。ウォルター=マッソーは49歳でした。
登場人物のキャラクターが明確です。予定調和なコメディなので安心して楽しめました。話の筋は冒頭でだいたいわかってしまいます。ホーンは若くてノーテンキな軽さを上手に表現していました。バーグマンのコメディは初鑑賞でした。若干の照れがあるものの頑張っていました。二枚目な役しか知りませんでしたので、新鮮に観ることができました。

旧い作品でもYouTubeに予告編があるのですね。昔ながらの予告です。

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2009.02.23

韓国のお土産、ロッテひまわりチョコ

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ひまわりの種にチョコレートをコーティングしたロッテのお菓子をいただきました。ありがとうございます。
初めて食べました。
ひまわりの種といっても小粒です。麦チョコよりもやわらかい食感で軽い甘さです。日本のチョコ菓子と比べてあっさりしています。

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2009.02.22

映画『伝染歌』(お薦め度★★)

監督、原田眞人。企画・原作、秋元康。脚本、原田眞人、羽原大介。2007年日本。ホラー映画。PG-12指定。出演、松田龍平(長瀬陸)、伊勢谷友介(太一)、阿部寛(ジェイク方丈)、木村佳乃(鏑木蘭子)、大島優子(夏野あんず)、秋元才加(松田朱里)、小嶋陽菜(キリコ)、前田敦子(香奈)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用) 歌えば、死ぬ――。「クライマーズ・ハイ」の原田眞人監督が、「着信アリ」の秋元康による原作を基に描いた都市伝説ホラー。かつてヨーロッパで聴く者を自殺に誘うとされた曰く付きのレコード「暗い日曜日」の実話に着想を得て、歌によって伝染していく呪いが展開する。伝染歌の謎を追う雑誌編集者の主人公に「悪夢探偵」の松田龍平、共演には「ブラインドネス」の伊勢谷友介。さらにヒロイン役の大島優子を始め、秋元康がプロデュースするアイドルユニット・AKB48のメンバーが大挙出演し、ステージ場面も披露する。

ホラーというより集団ヒステリーを描いたようでほとんど怖くありません。
原田眞人監督は『魍魎の匣』と本作を観る限り本格的なホラーが撮れる方では無いようです。物語としては辻褄があっていて雰囲気はそれなりに醸し出しているのですが、ポイントとなるところを茶化してコメディにしていました。
人物設定が弱い脚本にもかかわらず、松田龍平は好演していました。力の抜け具合が絶妙です。大島優子は可も無く不可も無く無難な演技でした。

予告編はホラーとして通用します。

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2009.02.21

さらばAirStation for @nifty

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AirStation for @niftyを導入したのは2004年4月です。約5年間使用しました。セキュリティ機能は万全でIP電話機能も利用してきましたが、最近ではインターネット接続が数十分すると切れる不具合が頻発していました。利便性が悪くストレスが溜まるので昨日解約しました。
解約に当たり、ソースネクスト「ウィルスセキュリティZERO」(ヤマダ電機で3580円)を購入しました。媒体はCD-ROMだとばかり思っていましたが、USBメモリに進化していました(写真参照)。最近ではネットブックPCなどCDドライブが無い機種が増えていますので、時代にマッチしています。ノートPCにインストールしてPPPoE接続を設定して接続しました。

これまではAirStation for @niftyのルーター接続でしたが、 VDSL装置(マンションタイプ)に直付けする水際利用になります。スピードは従来と比べてそれほど遜色ありません。

IP電話(050番号)が使えなくなります。当分の間は番号のみ保持して次のシステムを検討したいと思います。レンタルのなで解除日より14日以内に返却しなければなりません。着払いです。

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次の記事はリリース時のものです(BB Watchから引用)。

@niftyとメルコ、無線LANルータを貸し出す「AirStation for @nifty」

 @niftyを運営するニフティとメルコは、IEEE 802.11gに準拠した無線LANルータをFTTH会員向けにレンタルするサービス「AirStation for @nifty」を8月4日から開始する。月額レンタル料は980円で、初期費用も1,980円かかる。

 このサービスで貸与される無線ルータはメルコの「WHR-G54-NF」で、@nifty向けの専用品。外見は通常の「WHR-G54」と同様だが、「@niftyBBセキュリティ」に対応のVPNクライアント機能が搭載されるなど、ファームウェアが異なっているという。

 そのほかの仕様は同一で、IEEE 802.11gの無線LANアクセスポイントを内蔵し、実効90Mbpsの有線LANスループットはそのまま。有線LAN側には100BASE-TX/10BASE-T×4ポートのスイッチングハブを内蔵している。

 なお、「AirStation for @nifty」は当初Bフレッツ対応プラン向けで、TEPCOひかり対応プランにも対応予定。さらに、@niftyでは「AirStation for @nifty」のサービスとして、今年の冬を目標に@niftyフォン対応のIP電話機能搭載ルータのレンタル提供も予定しているという。

■ URL
  ニュースリリース(@nifty)
  http://www.nifty.com/corp/release/20030730.htm
  ニュースリリース(メルコ)
  http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/new/2003/036_1.html

■ 関連記事
・ メルコ、IEEE 802.11gに対応した無線LANルータ「WHR-G54」
・ ブロードバンド向けセキュリティサービス「@niftyBBセキュリティ」


(正田拓也)
2003/07/30 13:50

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2009.02.20

韓国ドラマ「食客」が面白い!!

※追記:2009/9/22に本作の評価をアップ。

WOWOWで2/6から毎週金曜日に2話ずつ放映されている韓国ドラマ「食客」(全24話)が良い感じです。現代版「宮廷女官 チャングムの誓い」のような作品で主人公は男性です。「料理の鉄人」のような料理対決が見所の人間ドラマです。#4まで観ました。この回で出生の秘密が明かされるのですが、主人公の弟ソンチャンと兄ボンジュの兄弟愛がストレートに描かれて、主人公を演じるキム=レウォンの熱演に涙が溢れてしかたありませんでした。非常に気持ちの良い感動を味わえました。まだ、始まったばかりですが、今後は恋愛話も絡んできそうでよりドラマが充実しそうです。秘書室長役のキム=ソヨンがすこぶる美人です。必見です。気に入りました。久しぶりのヒット作になりそうそうな予感がします。とりあえず現時点での評価は★★★とします。

キム=レウォンがフジテレビ「チョナン・カン2」(2/20深夜1:35~1:50)に出演決定です。

番組紹介(WOWOWオンラインから引用)韓国SBSで08年6~9月に放送され、高い視聴率を記録。同国の人気漫画家、ホ・ヨンマンが手がけて100万部を突破した人気コミックを原作に、韓国の“食と文化”、韓国宮廷料理の伝統を受け継ぐ待令熟手(テリョンスクス)の座をめぐる料理人たちの熱き闘い、魅力的な男女がおりなす人間関係など、料理と恋の対決を描いた味わい深い料理人ドラマである。 主演は韓国で“100万ドルの笑顔”というニックネームで呼ばれている人気男優、キム・レウォン(映画『マイ・リトル・ブライド』『ひまわり』など)。共演はTV「犬とオオカミの時間」のナム・サンミ。 朝鮮末期に王の寵愛を受けた待令熟手の子孫ソンチャン(キム・レウォン)は、韓国最大の宮廷料理店「雲岩亭」を経営するオ総料理長の息子ボンジュ(クォン・オジュン)と共に育てられる。真面目なボンジュに比べ遊んでばかりのソンチャンだったが、料理の才能が備わっていた彼は、次第に料理に夢中になり、ついには「雲岩亭」の後継者の座を争うことになる…。 ドラマには華麗に盛られた宮廷料理から一般の韓国家庭料理まで、色鮮やかな料理の数々が多数登場。TV「宮廷女官/チャングムの誓い」など、大きく注目を集めてきた韓国食文化への関心をさらに高める、話題の最新ドラマだ。

心躍る予告編です。

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2009.02.19

映画『バベル』(お薦め度★★)

監督、アレハンドロ=ゴンサレス=イニャリトゥ。脚本・原案、ギジェルモ・アリアガ。原題『BABEL』。2006年米。ヒューマンドラマ映画。PG-12指定。出演、ブラッド=ピット(リチャード)、ケイト=ブランシェット(スーザン)、アドリアナ=バラッザ(アメリア・家政婦)、ガエル=ガルシア=ベルナル(サンチャゴ・アメリアの甥)、エル=ファニング(リチャードとスーザンの娘デビー)。役所広司(ヤスジロー)、菊池凛子(チエコ)、二階堂智(ケンジ・真宮刑事)。旧約聖書の"バベルの塔"をモチーフに映画化。

予想通りです。面白くありませんでした。
なかなか観る気になれなかったのですが、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』を見逃しているので、同じくブラッド=ピットとケイト=ブランシェットが本作で共演していることを思い出して鑑賞しました。

モロッコ、メキシコ、日本と3元中継の壮大なサスペンス群像劇です。一発の銃弾が引き起こすチェーンドラマで時間軸を非同期にしているため、飽きのこない内容に仕上がっていました。日本の描き方も全く遜色ありませんでした。『ロスト・イン・トランスレーション』を彷彿させます。どちらも大都市における孤独を表現していて、本作ではそれが日本人の父娘という違いだけに感じられました。チエコが真宮刑事に渡したノートの切れ端に何が書いてあったのか非常に気になったのとモロッコの兄が可哀想だったのが印象に残りました...で、本作は何を訴えたかったのかよくわかりません。深く考えさせる作品にも感じられませんでした。

チェーンドラマをバラバラにするとなかなかの予告編になります。

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2009.02.18

オリジナルビデオ『ウェズリー・スナイプス ザ・シューター』(お薦め度★★)

監督、ジョセフ=ラスナック。脚本、ロバート=フォスター、ジョシュア=マイケル=スターン。原題『THE CONTRACTOR』。2007年米。アクションドラマ。出演、ウェズリー=スナイプス(ジェームズ・元CIA)、レナ=ヘディ(女刑事アネット)、チャールズ=ダンス、ラルフ=ブラウン、ヴェリザール=ビネヴ、ジェマ=ジョーンズ、ジョン=スタンディング、イライザ=ベネット(エミリー)。

割りと面白かった『13F』のジョセフ=ラスナック監督作なので観ました。映画だと思っていたのですが、あまりにTVドラマのような軽い映像でした。脚本にもお金がかかっていません。レビューで調べてオリジナルビデオであることが判明しました。物語は映画『ザ・シューター/極大射程』とほとんど同じです。スナイパーの名手が暗殺の依頼で陰謀に嵌められてCIAと警察から逃げながら反撃するストーリーです。主人公ジェームズをかくまう女学生エミリーが登場しますが、高校生くらいなのに大人顔負けの働きをします。本作の重要な人物としては設定が強引過ぎるように思えました。ウェズリー=スナイプスの格闘シーンは見事でした。ただし、お金がかかっていない分だけ迫力ある映像となっていません。

米国でもハリウッドスターを使ってオリジナルビデオを作っているのですね。意外でした。

予告編は悪くありません。

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2009.02.17

映画『マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋』(お薦め度★★)

監督・脚本、ザック=ヘルム。2007年米。原題『MR. MAGORIUM'S WONDER EMPORIUM』。ファンタジー映画。出演、ダスティン=ホフマン(マゴリアムおじさん・おもちゃ屋のオーナー)、ナタリー=ポートマン(モリー=マホーニー・おもちゃ屋の支配人)、ジョエイソン=ベイトマン(ヘンリー=ウェストン・経理士)、ザック=ミルズ(エリック=アップルバウム・おもちゃ屋のお手伝い)。

作品紹介(WOWOWオンラインより引用)「スター・ウォーズ」新3部作や「ブーリン家の姉妹」の人気女優N・ポートマンが、突然魔法のおもちゃ屋を託されたヒロインを好演するハートウォーミング・ファンタジー。243歳という長生きで、不思議な力を持ったマゴリアムおじさんを、「クレイマー、クレイマー」「レインマン」で2度のアカデミー賞主演男優賞に輝く名優D・ホフマンが楽しそうに演じる。監督・脚本は「主人公は僕だった」の脚本で注目されたZ・ヘルム。本作で監督デビューを飾った。魔法の力で生き生きと動き出す、カラフルなおもちゃたちの映像が魅力的だ。

たったこれだけ!?・・・なのという内容です。
ダスティン=ホフマン、ナタリー=ポートマンの豪華な共演と魔法のおもちゃ屋という設定で、どれほど面白い作品になるのか期待が膨らみました。しかし、主要な登場人物のマゴリアムおじさん、モリー、エリックの3人が普通でないので、魔法による超常現象が当たり前に理解されている前提に、物語の世界に入ることが遮断されてしまったように感じられます。そのために超常現象が種明かしされた手品のようで、驚かされる刺激は皆無になってしまいました。だからどうしたのといった調子です。
ストーリーはおもちゃ屋の相続だけで、偶然能力に目覚めた引き継ぐべき人に渡ったという、本当にこれだけで終わって良いのかとしか思えませんでした。とても勿体無い映画でした。

予告編は楽しげに映るのですが...

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2009.02.16

花粉症と咳止めには"つくし飴"が効く!

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昨日、外出から帰宅すると猛烈に目がかゆくなりました。どうやら首都圏では花粉の飛散量が増えたようです。今朝の通勤電車の中や職場でくしゃみが止まらない方が出始めました。

環境省花粉観測システム(はなこさん)を覗いたところ、東京で2/15から急増して2/16には花粉飛散数がグラフの上限2000個/㎥を振り切っていました。いよいよ本格的な花粉シーズン突入です。

我が家では昨年12月頃から風邪の咳止めに"つくし飴"を常備して舐めています。咳止めに関しては子供たちにも絶対的な効果があります。花粉症は私だけなのですが、昨日までほとんど気になりませんでした。2006年から花粉症で病院を受診していません。今年も行かなくて大丈夫でしょう。私の体質には"つくし飴"が合致したようです。昨日は目がかゆくなってすぐに1粒舐めただけで症状が抑えられました。今日は朝、昼、晩と3粒でほとんど症状が出ていません。薬と違って副作用がありません。

最近では安く手に入れるために10箱単位(全100粒)で購入しています(写真)。

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2009.02.15

レフ形白熱電球を電球形蛍光ランプに交換

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我が家の廊下にある電灯は天井に3箇所埋め込んあり、レフ形白熱電球を使用しています。100ワット形で消費電力90ワットです。90ワット×3個=270ワットもの消費電力となっています。できるだけつけっぱなしにしないようにこまめに消すようにしてきました。

そろそろ、エコロジーの観点から蛍光ランプに切り替えようと考えていましたが、残念ながらレフ形の蛍光ランプは外径が太いものしかなく、はめ込むことが出来ません。白熱電球のようにスリム化することは難しいようです。

3個あるうち2個のレフ形白熱電球が切れてしまったので、生活に支障があるため週末にヤマダ電機に行って店員に相談しました。やはりスリムな蛍光ランプは発売されておらずメーカーが開発中とのことでした。蛍光ランプを供給しているパナソニックと東芝を比較して、東芝のほうが外径を細くしたタイプを販売しているとのことで、ネオボールZリアル60ワット形、消費電力12ワット(型番:EFA15ED/12-R)を案内してくれました。1個880円です。レフ形白熱電球は320円なので3倍近い値段です。もしもはめ込むことができないときには返品対応してくれると名刺を渡してくれました。返品可能であればということで即決して購入しました。

写真(一番右)で並べたように、電球形蛍光ランプ(右)では無理かと思われましたが、ピッタリはめ込むことができました。成功です。追加で2個セットを2つ購入しました。通常は1580円ですが期間特別割引1380円でヤマダポイントもあわせて1個当り600円弱で買えました。3個とも全部電球形蛍光ランプに交換しました。レフ形白熱電球と比べて点灯に若干のタイムラグがあるだけで、60ワットにもかかわらず3波長形昼光色のため逆に明るくなりました。消費電力は12ワット×3個=36ワットで従来の13%で済みます。一気に省電力できました。寿命も白熱電球の6倍とのことですので、電気代のランニングコストですぐに元が取れそうです。

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2009.02.14

父親はつらいよ!劇場鑑賞で初退場(泣)

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バレンタインデーの今日はTOHOシネマズデイで大人1000円なので、家族で『ベンジャミン・バトン 数奇な人生(※)』を観に行くことにしました。しかし、母親は体調不良で脱落、結局子供たちと3人で映画館へ行きました。9:40上映の一回目です。ほぼ満席に近い状態。上映後15分して息子がトイレです。始まる前に用足しさせていたにもかかわらず、落ち着きません。戻ってきても30分くらいして再びトイレに行きたいと言い出します。さすがに溜まってないはずなので我慢させました。上映1時間を越えるころには、ドリンクが無くなりキャラメルポップコーンにも飽きてそわそわし始めました。狭い椅子をのたうち回っています。季節柄鼻がつまるためにズッーと鼻を啜り、小声で話しをする始末、もう少しメリハリがあるか館内が空いていれば問題ないのですが、徐々に周りの人が気にしているのがわかりました。2時間を越えたところでこれ以上迷惑をかける訳にはいかず、映画鑑賞を断念して娘だけを残して出ました。映画の途中で眠ったことはありましたが、途中で中断したのは初めてです。
当然ながら小学校1年生の息子を叱りました。しかし、そもそも本作を選んだ父親のミスです。80歳代で生まれる物語なので奇抜で映像だけでも楽しめるかと判断してしまいましたが、全くの大人向けでした。監督のデヴィッド=フィンチャーは『エイリアン3』からお気に入りなのですが、本作はファミリー向けではありませんよね。反省しています。子供にとってはアカデミー賞13部門ノミネートとかブラッド=ピット主演とか関係有りませんよね。息子を始め、ご迷惑をお掛けした皆様ご免なさい。
本日、本作のレビューを書く予定でしたが、再鑑賞はテレビ放映されるまで待ちます。

今日は小田原と海老名ては夏日となったようで、暑かったですね。写真は墨田区の公園にあるさくらです。2月中旬なのにすでに満開でした。温暖化は加速しているようです。


※:2008年度第81回アカデミー賞で最多の13部門。作品賞、主演男優賞(ブラッド=ピット)、助演女優賞(タラジ=P=ヘンソン)、監督賞(デヴィッド=フィンチャー)、美術賞、撮影賞、衣装デザイン賞、メークアップ賞、作曲賞、音響賞、視覚効果賞、脚色賞、編集賞にノミネート。

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2009.02.12

映画『パンズ・ラビリンス』(お薦め度★★★)

監督・脚本、ギレルモ=デル=トロ。原題『Pan’s Labyrinth』。2006年メキシコ・スペイン・アメリカ。ファンタジー映画。PG-12指定。出演、イバナ=バケロ(オフェリア)、セルジ=ロペス(ビダル将軍)、マリベル=ベルドゥ(メルセデス)、ダグ=ジョーンズ(パン/ペイルマン)、アリアドナ=ヒル(カルメン)、アレックス=アングロ(フェレイロ医師)、ロジェール=カサマジョール(ペドロ)。パンとはギリシア神話の神の一種である牧羊神のこと。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)「デビルズ・バックボーン」「ヘルボーイ」などで知られるメキシコ生まれの鬼才G・D・トロ監督が、その壮大なイマジネーションを広げ、恐怖と感動が共存するダーク・ファンタジーの逸品に仕上げたこの快作。「デビルズ~」同様、スペイン内戦を背景にしてリアリズムに目配りしながら、ヒロインを少女にすることでファンタジーとしての魅力を高め、現実と空想が混在しながら互いを高めあうという、極上の映画空間を展開。ヒロインの切実な空想に乗って、観る者の魂の旅がどこまでも続いていく、その映画的体験は類を見ないものだ。

興味深い作品です。
最初から最後まで引きつけられました。しかし、物語は理解できません。オフェリアが地底の魔法の国のプリンセスの生まれ変わりで、満月の夜までに3つの試練を乗り越えれば、魔法の国に帰ることが出来ると迷宮のパンに告げられて彼女は3つの試練に立ち向かいます。結論からすれば3つの試練とは「死」に繋がっています。「死にかた」の試練だったのでしょうか。弟を連れ出さなければ悲惨な結果にならなかったはずです。そう考えるとわからなくなってしまいました。鑑賞後に自分が迷宮に入ってしまった感覚です。
ところで、この監督の残虐な表現方法は何とかならないでしょうか。PG-12指定ではあるものの子供には絶対に観せたくありません。これほどグロい映像が流れるのは勘弁して欲しいです。大人にとってもシンドイです。ダーク・ファンタジーという貴重な作品なので、観客層を狭める必要は無かったと思います。むしろファミリー向けにすべきでした。それだけの魅力ある作品でした。

雰囲気のある予告編です。

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2009.02.11

映画『初雪の恋 ヴァージン・スノー』(お薦め度★★★)

監督、ハン=サンヒ。脚本、伴一彦。2006年日本・韓国。ラブ・ストーリー映画。出演、イ=ジュンギ(キム=ミン)、宮崎あおい(佐々木七重)、塩谷瞬(小島康二)、森田彩華(厚佐香織)、柳生みゆ(佐々木百合・七重の妹)、乙葉(福山先生)、余貴美子(佐々木真由美・七重と百合の母)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)
「フライ・ダディ」「王の男」などで鮮烈な存在感を示した韓流スター、イ・ジュンギが、京都に引っ越してきた韓国人高校生を好演する青春ラブストーリー。ソウルの若者たちに信じられている“初雪の日にデートした恋人たちは幸せになれる”という言い伝えを背景に、主人公と日本人少女との国境や文化を越えた爽やかな恋を綴る。共演には大河ドラマ「篤姫」などで人気、実力共に若手屈指の女優・宮崎あおい。古都・京都の情感溢れる風景、そして森山直太朗が本作のために作り上げた主題歌も雰囲気を盛り上げる。

日韓友好の作品です。思いのほか壷に嵌ります。
興味があったものの予告編の軽い質感から、あまり面白くないのではないかとの推測で観るのに時間がかかってしまいました。『王の男』のイ=ジュンギの中性的な雰囲気が中途半端に感じられていたことと、今や大河ドラマ「篤姫」で国民的女優となった宮崎あおいがあまり得意でなのが要因です。『NANA』の演技力も影響していました。
韓国人監督の作品ですが、邦画そのものといったベタさ加減とゆったり感があります。しかし、京都や神戸、ソウルの風景の中に人物を組み込んで静的な弱点を克服しています。風景の撮り方が上手です。物語としては日本に転校てきた当初の主人公ミンがあまりに軽薄過ぎてその後の展開を心配させますが、後半にうまくまとめています。ヒロインの宮崎あおいが儚げで可憐な女子高校生を好演しています。浴衣を着たお祭りの人混みに紛れた分かれのシーンにはぐっと来ました。実力のある女優ですね。ラストの強引な決着も何故か許せてしまいました。

ところで、たまたま映画を観てレビューを書いた本日、スポーツ報知で「あおいショック!!夫が不倫騒動」が報道されています。以下スポーツ報知から引用。

女優・宮崎あおい(23)の夫で俳優・高岡蒼甫(27)が、グラビアアイドル・金原(きんばら)あすか(19)のマンションに“お泊まり”したことを12日発売の「女性セブン」が報じている。

改めて予告を観ましたが、やっぱり観たいと思わせる内容ではありません。

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2009.02.10

映画『マンマ・ミーア!』(お薦め度★★)

監督、フィリダ=ロイド。脚本、キャサリン=ジョンソン。原題『MAMMA MIA!』。2008年イギリス・アメリカ。ミュージカル映画。出演、メリル=ストリープ(ドナ・母)、アマンダ=セイフライド(ソフィ・娘)、ピアース=ブロスナン(サム・設計会社の社長)、コリン=ファース(ハリー・銀行家)、ステラン=スカルスガルド(ビル・旅行ライター)、ドミニク=クーパー(スカイ・娘の婚約者)、ジュリー=ウォルターズ(ロージー・料理作家)、クリスティーン=バランスキー(ターニャ)。フィリダ=ロイド監督は舞台版も演出し、これが劇場長編初メガホン。

全世界170都市以上で上演、観客動員数3000万人以上-今も世界中を総立ちにさせ、すべての人をハッピーにしつづける大ヒット・ミュージカル、待望の映画化!ミュージカル映画史上、世界№1興行収入を記録更新中!

合いませんでした。
ミュージカル映画は嫌いではないのですが、結婚式を目前に控えた父親探しのドタバタ劇にピンときませんでした。物語自体が面白くありません。ミュージカルといえば鍛えられた舞台俳優のキレのある踊りと美しい歌声が勝負どころですが、本作では期待したものは得られませんでした。オジサンとオバサンがワルノリして騒いでいるようで、美声に聞き惚れる場面は皆無でした。大好きなABBAの楽曲がふんだんに使われていながらミュージカル特有の高揚感は感じられず、残念でしかたありません。作品の世界に入れませんでした。

予告編は良い編集がされています。

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2009.02.09

映画『映画 クロサギ』(お薦め度★★★)

監督、石井康晴。脚本、篠崎絵里子。2007年日本。クライム映画。出演、山下智久(黒崎)、堀北真希(吉川氷柱・法学部の学生)、加藤浩次(白石陽一・シロサギ)、市川由衣(三島ゆかり・氷柱の親友)、大地真央(さくら・銀座のホステス)、竹中直人(石垣徹・シロサギ)、飯島直子(桶川レイコ)、笑福亭鶴瓶(綿貫)、田山涼成(桃山哲次・刑事)、奥貫薫(早瀬真紀子・桂木の助手)、岸部シロー(御木本・黒崎の父親を嵌めたシロサギ)、杉田かおる(詐欺師)、石橋蓮司(ヤクザの親分)、峰岸徹(さくらの父)、哀川翔(神志名将・刑事)、山崎努(桂木敏夫・詐欺師業界の大黒幕)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用) 幼い頃、詐欺によって家族を失った黒崎。両親を死に追いやった詐欺師を追い詰めるため、彼は詐欺師のみをターゲットにした詐欺師、“クロサギ”となった! 原案・夏原武、作・黒丸による累計500万部突破のベストセラー・コミックを原作とするTVドラマの拡大劇場版。クロサギこと黒崎役の山下智久、ヒロイン氷柱役の堀北真希の両名はもちろん、山崎努、哀川翔らTV版の主要メンバーが再結集し、竹中直人演じる強敵をターゲットにした劇場版らしい大スケールの頭脳戦が展開される。山崎や竹中ら名優を相手にした山下の熱演が見もの。

軽くてゆるい独特のリズムです。クライマックスもゆるく特別な高揚感はありません。ワンシーンは長めで邦画らしい比較的ゆっくりした展開です。特別に面白いエピソードが展開するわけでもありません。詐欺師の黒幕が全て同一人物に繋がっているという設定はスケール感を制限しています。しかし、詐欺師を騙す詐欺師という主人公の心意気に興味が持続し、黒崎役の山下智久が魅力的で十分に楽しめました。ヒロインの堀北真希は、メインの事件に絡まない贅沢な登場のしかたをしています。TVドラマを知らないのですが、なんとも変わっています。
映像はTBSドラマの演出を手掛けてきた監督だけにTVドラマ的なのですが、非常にきれいで質感があります。空撮を挿入するなど絶えずアングルにこだわったカットは飽きませんでした。

予告編のほうがキレが良いです。

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2009.02.08

ドラマ「警官の血」(お薦め度★)

監督・脚本、鶴橋康夫。原作、佐々木譲。2009年テレビ朝日。ミステリードラマ。
出演、江口洋介(安城清二・祖父)、椎名桔平(早瀬勇三・清二の同期)、吉岡秀隆(安城民雄・父)、伊藤英明(安城和也・息子)。
一代目清二編:木村佳乃(安城多津・清二の妻)、伊武雅刀(岩淵忠孝・上野警察署上司)、森本レオ(横山幸吉・上野警察署上司)、益岡徹(香取茂一・同期)、甲本雅裕(窪田勝利・同期)、泉谷しげる(原田圭介)、浅田美代子(岩根キミ・雑貨屋)、若葉竜也(ミドリ・男娼)。
二代目民雄編:榎本孝明(笠井誠・上司)、村田雄浩(井岡重治・伝達係)、平岳大(吉本信也・北大グループ)、尾野真千子(守谷久美子・同級生)、田中圭(宮野俊樹・北大グループ)、麻生祐未(三宅和子)、奥田瑛二(恩田源蔵)、高橋克典(永田輝夫)。
三代目和也編:柴俊夫(及川晃・上司)、六平直政(畑山正・上司)、佐藤浩市(加賀谷仁・上司)、平田満(江藤淳)、栗山千明(永見由香・恋人)、寺島しのぶ(駒井君江)、小澤征悦(早瀬勇作・勇三の息子)。

テレビ朝日開局50周年記念ドラマスペシャルとして2/7、8連夜放送。ミステリー批評の権威でもある雑誌「このミステリーがすごい」で2008年版のベストテン1位に輝き、直木賞候補にもなった警察小説の傑作「警官の血」を、紫綬褒章を受章した名匠・鶴橋康夫が脚色し監督。

どこがすごいのでしょうか。
最初から犯人がわかっていながら60年の歳月がかかったのは理解できません。演出も全然リアリティが無く、作品として低レベルです。第1夜を観てしまったのでどうして三代に渡るミステリーとなったのか確かめたくて第2夜も観ました。二代目の話は「インファナル・アフェア」に酷似しており、絵空事のようです。本題の早瀬勇三による犯罪も特別な新事実が出てきたわけでなくがっかりです。連続殺人が単に自白で終わって良いのもなのでしょうか。太平洋戦争の被害者という強引な言い訳は無理がありすぎました。この製作陣の起用は失敗でしょう。2日に渡って5時間も勿体無いことをしてしまいました(泣)。

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2009.02.07

映画『となり町戦争』(お薦め度★★)

監督、渡辺謙作。脚本、菊崎隆志、渡辺謙作。2006年日本。SF映画。出演、江口洋介(北原修路)、原田知世(香西瑞希)、瑛太(智希・瑞希の弟)、岩松了(田尻・北原の上司)、菅田俊(舞坂町長)、余貴美子(室園絹・香西の所属長)、小林麻子(本田・北原の同僚)、飯田孝男(前田善朗・香西の上司)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)第17回小説すばる新人賞に輝いた三崎亜記のデビュー小説を、「ラブドガン」「フレフレ少女」の渡辺謙作監督が映画化。行政事業の一環として隣町同士が戦争を始めるという奇想天外な設定から、やがて平和慣れした社会への諷刺が浮かび上がる。主演はドラマ「白い巨塔」の江口洋介、「紙屋悦子の青春」の原田知世。戦争業務を担当する町役場職員を、微妙な感情をのぞかせながらも生真面目に演じた原田の演技が特筆ものだ。ほか共演に「銀色のシーズン」の瑛太、TV「時効警察」の岩松了。奇妙で考えさせられる好作に仕上がった。

意欲作であることはわかるのですが、内容が伝わりません。
戦争を矮小化して隣町同士を戦争させるという不条理を特撮を用いずに淡々と描いています。設定が異様な割に男女の恋愛に力を入れてしまいました。終盤にかけて劇中劇のような演出をしたり、ラストを引っ張り過ぎたりして、そもそもの戦争という悲劇を理解させるところまでは手が届いていません。
江口洋介と瑛太が好演していますが、コメディを用いた演出が物足りなく月並みな邦画となっています。

コンパクトにまとまった予告編です。

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2009.02.06

映画『恋の罠』(お薦め度★★★★)

監督・脚本、キム=デウ。原題『淫乱書生』。英題『Forbidden Quest』。2006年韓国。官能歴史劇映画。R-15指定。出演、ハン=ソッキュ(キム=ユンソ・貴族官吏)、キム=ミンジョン(チョンビン・王の側室)、イ=ボムス(イ=グァンホン・議禁府の役人)、オ=ダルス(フォンガ)、アン=ネサン(王)、キム=ビョンオク(左議政)、キム=レハ(チョ内侍)、キム=ギヒョン(筆写屋)、ウ=ヒョン(模写屋)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)李朝後期の韓国を舞台にした官能歴史劇。本国韓国では、わずか15日で観客動員250万人を達成するという大ヒットを記録した。主演は「シュリ」「ユゴ 大統領有故」など、韓国の国民的俳優といわれるハン・ソッキュ。ヒロインの王妃役には「僕らのバレエ教室」のキム・ミンジョン。主人公の貴族が思わぬことから官能小説作家になってしまう様子と、王妃との禁断の愛という2つの物語が、時にコミカルに、時にエロティックに綴られる。各映画賞を総なめにしたという美術や衣装も見どころだ。監督は「スキャンダル」の脚本家キム・デウ。

意外性のある作品です。
愛と欲望の究極が描かれていました。非常に重たいテーマを官能とコメディのテイストで大胆かつ繊細に表現され、巧みに着地させています。見事です。韓国で大ヒットしたのは頷けます。日本で話題にならなかったのは勿体無いですね。韓流ブームが去って、ハン=ソッキュの日本におけるネームバリューでは浸透しにくかったのでしょう。また、非常にエロティックな官能映画ですが誰かが脱いでいるわけではないので訴求力がなかったのだと思います。
雰囲気が『スキャンダル』に似ていると感じましたが、監督のキム=デウは脚本を担当していたことがわかりました。本作が監督デビューとのことで相当な才能の持ち主です。

本編は予告編ほどコメディ調ではありません。

http://www.youtube.com/watch?v=rnnfRWmnJCQ

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2009.02.05

映画『ウェイトレス ~おいしい人生のつくりかた』(お薦め度★★★)

監督・脚本、エイドリアン=シェリー。原題『WAITRESS』。2006年米。ラブコメ映画。出演、 ケリー=ラッセル(ジェナ)、ネイサン=フィリオン(ポマター先生)、シェリル=ハインズ(ベッキー)、エイドリアン=シェリー(ドーン)、ジェレミー=シスト(アール・嫉妬深いジェナの夫)、アンディ=グリフィス(オールド=ジョー・店のオーナー)、エディ=ジェイミソン(オギー)、リュー=テンプル(カル・店長)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用) TV「フェリシティの青春」でブレイクし、「M:i:III」「奇跡のシンフォニー」などでキャリアを重ねるK・ラッセルが、暴力夫から逃げだそうともがくヒロインを熱演した女性ドラマの注目作。パイ作りの才能には恵まれたものの、男運には恵まれなかったウェイトレスのヒロインが、密かに貯めたヘソクリで夫から逃げだすことを決意するのだが……。女優でもある監督A・シェリーは、ヒロインの同僚役で出演もしている。喜怒哀楽を料理として表現した、オリジナリティあふれるヒロインの創作パイの数々も見どころだ。

小技の効いた秀作です。
アメリカ映画でこれだけシャレた作品が作られていたとは驚きました。テンポに強弱がついて観る者を独特のペースに引き込みます。登場人物のセリフを際立たせて、さり気無い仕草を効果的に埋め込んでいるので人物像が明確です。そのため物語が非常にわかりやすいものになっていました。邦題のサブタイトル「おいしい人生のつくりかた」が良いですね。黄色いウェイトレスの制服を着たジェナと娘が手を繋いで帰るラストは幸福感に包まれた心温まるシーンにピッタリでした。

監督であり同僚のドーン役で出演しているエイドリアン=シェリーが気になったので調べたところ、本作を作った年に騒音トラブルで殺害されていました。これだけ才能を感じさせる作品を撮れる方だっただけに、非常に残念です。享年40歳でした。ご冥福をお祈りいたします。

予告編からは本編の良さは伝わりません。単なるラブコメではないところが見事です。

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2009.02.04

映画『007/慰めの報酬』(お薦め度★★★★★)

監督、マーク=フォースター。脚本、ニール=パーヴィス、ロバート=ウェイド、ポール=ハギス。原題『QUANTUM OF SOLACE』。2008年イギリス・アメリカ。アクション映画。出演、ダニエル=クレイグ(ジェームズ=ボンド)。オルガ=キュリレンコ(カミーユ)、マチュー=アマルリック(ドミニク=グリーン)、ジュディ・デンチ(M)、ジェフリー=ライト(フィリックス=レイター・CIAエージェント)、ジェマ=アータートン(フィールズ・MI6諜報員)、イェスパー=クリステンセン(ミスター=ホワイト)、デヴィッド=ハーバー(ビーム)、アナトール=トーブマン(エルヴィス)、ロシー=キニア(タナー)、ジャンカルロ=ジャンニーニ(マティス・元MI6諜報員)、ホアキン=コシオ(メドラーノ将軍)、グレン=フォスター(ミッチェル)、フェルナンド=ギーエン=クエルボ(カルロス大佐)。6代目ボンド、ダニエル=クレイグが連続主演したシリーズ第22作。前作『007/カジノ・ロワイヤル』の1時間後から始まる異例の続編。

文句無しの出来栄えです。圧倒されました。
脚本は完璧です。あまりの展開の早さに理解が追いつくのがやっとのところがありますが、計算され尽くされて洗練されたストーリー構成は素晴らしいの一言です。マーク=フォースター監督は『ネバーランド』しか知りませんでしたが、本作のような上質なハード・アクション映画が撮れる方なのですね。しびれました。アクションシーンが陸海空と盛り沢山です。どれも超一級の仕上がりです。スピード感と重量感が溢れた演出で力強い"なた"のようなリアリティが伝わってきます。
ダニエル=クレイグが演じる6代目ジェームス=ボンドは最高です。諜報員としての使命と人としての苦悩の狭間で任務遂行する姿勢が強く心に迫ってきました。泣かせます。

映画会社のオフィシャルな予告編です。美味しいシーン満載で出し過ぎでは?!

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2009.02.03

映画『魍魎の匣』(お薦め度★★)

監督・脚本、原田眞人。2007年日本。ホラー映画。出演、堤真一(中禅寺秋彦・京極堂)、阿部寛(榎木津礼二郎・探偵)、椎名桔平(関口巽・作家)、宮迫博之(木場修太郎・刑事)、田中麗奈(中禅寺敦子・記者)、黒木瞳(柚木陽子・元女優)、宮藤官九郎(久保竣公・作家)、柄本明(美馬坂幸四郎・医学教授)、谷村美月(楠本頼子・加菜子の同級生)、清水美砂(中禅寺千鶴子・京極堂の妻)、篠原涼子(関口雪絵・関口の妻)、マギー(鳥口守彦・編集者兼記者)、堀部圭亮(青木文蔵・刑事)、荒川良々(安和寅吉・榎木津の探偵助手)、笹野高史(今出川欣一・榎木津の叔父)、大森博史(寺田兵衛・教主)、大沢樹生(増岡則之・弁護士)、右近健一(雨宮典匡・陽子と加菜子の監視者)、寺島咲(柚木加菜子・陽子の娘)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用) 日本史や古典、怪談・妖怪などに造詣が深い京極の代表作の1つである《京極堂(百鬼夜行)》シリーズから、第49回日本推理作家協会賞に輝くシリーズ第2作を映画化したのが本作。連続美少女殺人事件、暗躍する謎の教団、警察が追う巨大なハコ型建物という3つのプロットが、最終的に1つの点で結ばれていく壮大な展開を、豪華キャストの競演、中国・上海での本格ロケ撮影など、ダイナミックな工夫をこらしてにぎやかに映像化している。監督は「クライマーズ・ハイ」の原田眞人。
ストーリー: 1952年(昭和27年)。探偵の榎木津は元映画女優の陽子から、失踪した彼女の娘、加菜子の捜索を依頼される。同じ頃、作家の関口は少女連続殺人事件を調査するうち、ある新興宗教団体を怪しがるが、同団体では信者が10人も失踪していた。少女連続殺人事件を担当する青木刑事はやがて、加菜子が電車に轢かれて瀕死の重傷を負った現場に遭遇する。そして古書店《京極堂》の主人である陰陽師、中禅寺は、これら3つの難事件の解決に挑む。

悪い冗談的な作品です。
舞台設定と登場人物は雰囲気が十分にあって申し分ないのですが、物語が噛み合っていません。サスペンスとしては軽過ぎますし、ホラーとしては中途半端です。コメディでもないようなのでどう評価すればいいのでしょう。結局美少女の手足をバラバラにした猟奇的な犯罪の映像を観客にみせたかったのでしょうか。製作の意図がわかりませんでした。原田真人監督はこんな作風でしたっけ!?清水美砂が観れたのはラッキーでした。

予告に騙されました。

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2009.02.02

映画『卑劣な街』(お薦め度★★)

監督・脚本、ユ=ハ。原題『A Dirty Carnival』。2006年韓国。バイオレンス映画。PG-12指定。出演、チョ=インソン(ビョンドゥ)、ナムグン=ミン(ミノ・映画監督)、イ=ボヨン(ヒョンジュ・初恋の同級生)、チョン=ホジン(ファン会長)、ホ=イジェ(ビョンドゥの妹)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用) クォン・サンウ主演で、ブルース・リー大好き少年の切ない思春期をノスタルジックに描き、韓流ファンじゃない観客にも支持された佳作「マルチュク青春通り」のユ監督。今回はTV「バリでの出来事」「春の日」や映画「ラブストーリー」など、モデル出身で端正なルックスが知られるチョ・インソンを主演に、二十代の終わりを迎えたヤクザの焦燥感を等身大で描写。単なる活劇ではない人間ドラマに仕立てた。テコンドー4段のチョは、体当たりで激しいバイオレンスにも挑戦。パク・ヒョジュンらユ監督の「マルチュク~」のキャストが再登場。

出演者の演技は見応えがあるものの、物語にリアリティを欠いています。
途中から結末がわかってしまいます。冴えない三流暴力団のナンバー2である主人公が成り上がり、転落してゆく様が描かれています。破滅するきっかけがなんともショボイし、幼なじみに心を許したというのでは説得力がありません。かなり派手な事件を起こす割には警察がほとんど介入してこないのもストーリーを薄く感じさせました。主人公が小学生時代の初恋の女性にこだわり過ぎるのもピンと来ませんでした。これほど恋焦がれる人物であれば暴力団の一員にならないのではと感じます。
ラブストーリー』のチョ=インソン、ドラマ「ある素敵な日 One Fine Day」のナムグン=ミン、『ひまわり』のホ=イジェと演技力のある顔ぶれが揃ってキャスティングは申し分ありませんでしたが、作品としては今一歩でした。

チョ=インソンの男臭さが溢れる予告編です。

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2009.02.01

宇多田ヒカルは元気そうです

年末に次の記事を書きました。

2008.12.31 宇多田ヒカルが心配だ2
2008.12.05 宇多田ヒカルが心配だ

今朝彼女のサイトにアップされた写真とメッセージを見る限り、大丈夫そうですね。

ファンとして、一安心です。

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