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2009.02.07

映画『となり町戦争』(お薦め度★★)

監督、渡辺謙作。脚本、菊崎隆志、渡辺謙作。2006年日本。SF映画。出演、江口洋介(北原修路)、原田知世(香西瑞希)、瑛太(智希・瑞希の弟)、岩松了(田尻・北原の上司)、菅田俊(舞坂町長)、余貴美子(室園絹・香西の所属長)、小林麻子(本田・北原の同僚)、飯田孝男(前田善朗・香西の上司)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)第17回小説すばる新人賞に輝いた三崎亜記のデビュー小説を、「ラブドガン」「フレフレ少女」の渡辺謙作監督が映画化。行政事業の一環として隣町同士が戦争を始めるという奇想天外な設定から、やがて平和慣れした社会への諷刺が浮かび上がる。主演はドラマ「白い巨塔」の江口洋介、「紙屋悦子の青春」の原田知世。戦争業務を担当する町役場職員を、微妙な感情をのぞかせながらも生真面目に演じた原田の演技が特筆ものだ。ほか共演に「銀色のシーズン」の瑛太、TV「時効警察」の岩松了。奇妙で考えさせられる好作に仕上がった。

意欲作であることはわかるのですが、内容が伝わりません。
戦争を矮小化して隣町同士を戦争させるという不条理を特撮を用いずに淡々と描いています。設定が異様な割に男女の恋愛に力を入れてしまいました。終盤にかけて劇中劇のような演出をしたり、ラストを引っ張り過ぎたりして、そもそもの戦争という悲劇を理解させるところまでは手が届いていません。
江口洋介と瑛太が好演していますが、コメディを用いた演出が物足りなく月並みな邦画となっています。

コンパクトにまとまった予告編です。

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コメント

トラックバックありがとうございました^^

なぜか、こちらからの返しができなかったので
コメントで失礼致しますね

恋愛部分はいらないと思いましたね~
戦争という大きな出来事とまではいかないまでも、
原田さん演じる女性のお役所的な部分の皮肉や、
あえて声をはっしないことで「自分達が決めた」と肯定していることと同じであるという部分は
たしかに現実味があって説得力のある部分でしたね^^

投稿: ヨヨ | 2009.04.25 13:04

ヨヨさん、コメントありがとうございます。

>恋愛部分はいらないと思いましたね~
確かにそうですね。
どうしても邦画らしいパターンがマイナスに働いたように感じます。
もう少しヒネリを効かせて欲しかったと感じます。

投稿: erabu | 2009.04.25 22:14

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