F1第1戦オーストラリアGP(2009年シリーズ開幕戦)
【追記4/3】ヤルノ=トゥルーリが表彰台通り3位になりました。
アルバートパークサーキット、58周。
3/29決勝(晴れ/ドライコンディション)
優勝[予選1位]ジェンソン=バトン(ブラウンGP)
2位[予選2位]ルーベンス=バリチェロ(ブラウンGP)
3位[予選13位]ルイス=ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)
リタイア[予選11位]中嶋一貴(ウィリアムズ・トヨタ)
昨年と同様に目まぐるしい荒れたレースとなった。セーフティカーが2度入り、2度目は導入したままそのままチェッカーフラッグ。表彰台にはワンツーフィニッシュしたブラウンGPの2人とトヨタのヤルノ=トゥルーリが上がった。しかし、その後セーフティカー出動中にルイス=ハミルトンをオーバーテイクしたため25秒加算のペナルティが科され、12位に降格となった。
1回目のセーフティカー導入は、18周目に4位を走行していた中嶋一貴が縁石で弾んでスピンしてウォールにクラッシュしたため。レース序盤で好調だっただけに勿体無い結果になってしまった。
2回目は残り3周で2位のセバスチャン=ベッテル(RBRルノー)をロバート=クビサ(BMWザウバー)がオーバーテイクした直後に接触して両者リタイアとなってしまった。フジテレビ解説の片山右京によるとフロントウィングが車体に対して大きめなので接触しやすくなっているとのこと。
1950年に始まったF1は今シーズンで60周年目を迎える。昨年からレギュレーションとルール大幅に変わり、強豪のマクラーレンやフェラーリがマシン開発で出遅れている。ブラウンGPはHONDAのF1チームが売却されて出来たロス=ブラウンが率いるイギリスのレーシングチーム。予選からの新チームのワンツーフィニッシュは1954年フランスグランプリのメルセデス以来55年ぶりの快挙とのこと。台風の目になりそうだ。
テレビ観戦しているとカーズ(KERS)というシステムを搭載したマシンが注目されていた。運動エネルギー回収システムとのことで、ルイス=ハミルトンが搭載しておりパワーが増すメリットがあるようだ。今シーズンはいろいろと情報収集の必要を感じる。
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