映画『バットマン ビギンズ』(お薦め度★★)
監督、クリストファー=ノーラン。原案、デヴィッド=S=ゴイヤー。脚本、クリストファー=ノーラン、デヴィッド=S=ゴイヤー。2005年米。アメコミヒーロー実写版映画。出演、クリスチャン=ベイル(ブルース=ウェイン/バットマン)、リーアム=ニーソン(ヘンリー=デュガード)、マイケル=ケイン(アルフレッド)、モーガン=フリーマン(ルシウス=フォックス)、ゲイリー=オールドマン(ゴードン警部補)、渡辺謙(ラーズ=アル=グール)、ケイティ=ホームズ(レイチェル)、キリアン=マーフィ(ジョナサン=クレイン)、トム=ウィルキンソン(カーマイン)、ルトガー=ハウアー(アール)。
作品紹介(WOWOWオンラインから引用) DCコミックの看板作品「バットマン」を、「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」以来8年ぶりに映画化。以前のシリーズとは装いも新たに、主人公ウェインがダーク・ヒーロー“バットマン”となるまでを改めて描き直す。C・ノーラン監督は本作と続編「ダークナイト」でより葛藤を抱えた新たなバットマン像を作り出し、絶賛の的に。「アメリカン・サイコ」のC・ベールが一新されたコスチュームを身につけ、バットマンを熱演。共演はL・ニーソン、M・ケインら名優に加え、日本の渡辺謙も敵役の1人を印象深く演じている。
ストーリーがよくわかりません。
ヒマラヤの奥地でデュガードや導師ラーズ=アル=グールの元で修行を積んだのに、どうして敵対して戦うことになるのかさっぱりです。話の流れについていけませんでした。そもそもデュガードと行動を共にした理由がわかりません。そんなわけで何が何だかわからないうちに終わってしまいました。
大都会ゴッサム・シティの描き方も中途半端でした。架空の都市の理解でいたのにロケによるリアルな都市も使っていたようなので作り話としての境界線が不明で、作品で描かれる世界観に馴染めず居心地の悪さがありました。キャスティングも旧シリーズのマイケル=キートンがバットマンに適役だったので、クリスチャン=ベイルは合っているとは思えません。ヒロイン役のケイティ=ホームズも美しいとも可愛らしいとも感じず興味が持てませんでした。性格付けも変な感じです。
バットマン自身が武器をペイントしたり、チューニングするシーンはヒーローものからかけ離れていて、何んとも言えない物悲しいさがあります。唯一楽しめたのは、戦車のようなバットマンカーでした。モンスターマシンのデザインといい破壊的な動きといい圧巻でした。
続編の『ダークナイト』を観る準備は整いました。しかし、本作を面白く感じられないので楽しめるのでしょうか不安です。
文句無しに良く出来た予告編です。
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