映画『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』(お薦め度★★★)
監督、ティム=バートン。 脚本、ジョン=ローガン。原題『Sweeney Todd: The Demon Barber of Fleet Street』。2007年米。ミュージカル映画。R-15指定。出演、ジョニー=デップ(スウィーニー=トッド/ベンジャミン=バーカー)、ヘレナ=ボナム=カーター(ミセス・ラヴェット)、アラン=リックマン(ターピン判事)、ティモシー=スポール(バムフォード・役人)、サシャ=バロン=コーエン(アドルフォ=ピレリ・理髪師)、エドワード=サンダース(トビー・少年)、ジェイミー=キャンベル=バウアー(アンソニー=ホープ・船員)、ローラ=ミシェル=ケリー(ルーシー・妻)、ジェイン=ワイズナー(ジョアナ・娘)。
作品紹介(WOWOWオンラインから引用) 英国で有名な架空の連続殺人犯の伝説を、米国の作詞家・作曲家のS・ソンドハイムらがブロードウェイで舞台化。そんな大ヒット・ミュージカルの映画化に挑んだのは「シザーハンズ」「エド・ウッド」「チャーリーとチョコレート工場」などの映画で組んだ名コンビ、J・デップ&T・バートン監督。原作通りとはいえ流血や殺人が多いショッキングな物語だが、高いテンションの華麗なミュージカルに仕上げた。デップは「クライ・ベイビー」でミュージカルは挑戦済みだが、自身で歌うのは今回が初。他のキャスト共々、歌声にもご期待を。
おぞましくも悲しい物語でした。
復讐に成功したものの止めを刺す悲惨な最期にやるせなさがつのります。唯一救いなのは子供たちが生き延びるだろうと感じさせる終わり方だったことです。トニー賞に輝く名ミュージカル舞台をティム=バートン監督が映画化したことで、残虐なシーンが満載ながら格調ある見事な作品に仕上がっていました。ジョニー=デップの歌声も期待以上の素晴らしさでした。彼は何でも出来るのですね。
本編をうまく伝える予告編です。
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コメント
TBありがとうございました。
かなりショッキングな内容の作品でした。
ジョニデが殺人鬼を演じているので、
辛うじて観ることが出来ましたし、
ミュージカル仕立てになっていたお陰で、
現実感が薄まっていましたが、
もしこれをリアルに怖い役者さんが演じていて、
ミュージカルでもなかったら、、
観た後暫くは多分、
トラウマになっていただろうと思います。
そういう意味では、ギリギリの線で、
上手く作ってあったと思います。
投稿: hyoutan2005 | 2009.04.03 00:20
>hyoutan2005さん、コメントありがとうございます。
>そういう意味では、ギリギリの線で、上手く作ってあったと思います。
確かにそうですね。
ディム=バートン監督とジョニー=デップの組合せでなければ、
エンターテインメント作品にはならなかったのではないかと感じます。
投稿: erabu | 2009.04.04 23:04