千葉ロッテ、投壊し連敗で最下位転落(第14戦/5勝9敗)
●千葉ロッテ5-12ソフトバンク○ 千葉マリン(13:00)TV観戦
□責任投手
勝利投手 杉内 (2勝 0敗 0S)
敗戦投手 小林宏 (0勝 2敗 0S)
□バッテリー
H ○杉内、ファルケンボーグ、攝津、藤岡=高谷、山崎
M ●小林宏、高木、小宮山、川崎、中郷=里崎
□本塁打
H 小久保2号3ラン(8回・川崎)
M ベニー1号ソロ(4回・杉内)
小林宏投手は前回に引き続き無様な内容で試合を壊してしまった。制球が悪くボールが高めになる相変わらずのパターン。フォアボールが多くカウントに苦しんでストライクを取りに行ったボールが打ち頃の高めに入って痛打されるピッチングが続き、2回表に3点を失う(0-3)。
ソフトバンクの杉内投手の初回ウラの投球を見る限り、千葉ロッテの反撃は厳しいと思われたが、先制された後の2回ウラに4番井口、5番サブローが連打でノーアウト2塁。6番ベニーの打席でワンバウンドしたボールをキャッチャー・高谷が大きく後逸。2塁ランナー井口がホーム突入を試みたところ、高谷が3塁送球を逸らしてホームイン(1-3)。ノーアウト3塁。ベニーがライト前にタイムリーヒットで1点差(2-3)。4回ウラには6番ベニーが同点ソロホームラン(3-3)。7番新里フォアボール。8番バーナムJr.デッドボールでノーアウト2、1塁。9番早坂が送りバントを決めてワンアウト3、2塁。1番早川三振。2番竹原がタイムリーヒットで2者生還で逆転(5-3)。なんと杉内から勝ち越した。
しかし、味方が救ってくれたにもかかわらず、小林宏投手は5回表に2つのフォアボール、3本のタイムリーと犠牲フライで大量4失点(5-7)。連続の先発失敗では先発ローテーションの資格は無い。重症だ。
リリーフ陣も火の車。8回表に3番手・小宮山投手が9番森本にタイムリーを打たれ追加点を許し、ノーアウト2、1塁(5-8)。ここで2試合連続救援を失敗している川崎投手を投入。左のリリーフがいないのだ。苦しい台所事情。1番本多にヒットを打たれノーアウト満塁。2番川崎はセカンドゴロでセカンド・井口が本塁送球でアウト。ワンアウト満塁。3番松中にレフトへ大飛球となる犠牲フライで悠々とタッチアップ(5-9)。ツーアウト2、1塁。そして4番小久保にバックスクリーンへスリーランホームラン。止めを刺された。川崎投手も重症。
バレンタイン監督は3回ウラに退場処分。日本球界での退場は初めて。
2番竹原がショートゴロでショート・川崎の1塁送球が高く外れて小久保がタッチするも竹原と交錯して落球。本来ならセーフの判定だと思うのだが、1塁塁審はアウトを宣告。これに対してバレンタイン監督は執拗に抗議。一旦ベンチに戻ったが再び抗議して退場となった。杉内投手にプレッシャーをかけるパフォーマンスだったと思うが、退場すべきではなかった。その後の先発小林投手降板のタイミングを指揮できなかったのが痛い。
ソフトバンクの不調以上に調子の出ない千葉ロッテがこのカード負け越し。2試合続けて厭な負け方をしてしまった。再び最下位に転落。尾を引かないように立て直し出来るだろうか?何とか頑張って欲しい。
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