千葉ロッテ、唐川を援護できず(第17戦/6勝11敗)
○埼玉西武3-1千葉ロッテ● 西武ドーム(18:00)Yahoo!動画観戦
□責任投手
勝利投手 涌井 (3勝 1敗 0S)
敗戦投手 唐川 (1勝 2敗 0S)
□バッテリー
M ●唐川、伊藤=里崎
L ○涌井=銀仁朗
□本塁打
M 里崎2号ソロ(5回・涌井)
L 中村7号ソロ(6回・唐川), ボカチカ5号ソロ(8回・唐川)
試合時間が2時間26分という今季パ・リーグ最短となった試合は、両投手のテンポの良い見事な投手戦が展開された。涌井投手は力のあるストレートと大きく曲がるカーブで自身新記録となる毎回12三振を奪う。これは千葉ロッテの打者全員からのものでプロ野球4人目。164球(自己最多)を投げて3勝目を今季初完投を飾った。失点は5回表の里崎のソロホームランのみ。里崎はよくぞ打ってくれた。これがなかったら完封されていた。
一方の唐川投手も内容が良かった。コースいっぱいにストレートとスライダーをコントロールして8回ツーアウトまで7三振を奪った。4回ウラにワンアウト2、1塁で5番G.G.佐藤に力でライト前にタイムリーヒットされて先制される(1-0)。5回表に同点となったが6回ウラに4番中村にバックスクリーンにソロホームラン(2-1)。8回ウラに9番ボカチカにソロホームラン(3-1)。パワーヒッターにやられた。
涌井投手はヒーローインタビューで「(唐川投手は)歳下なので気合いが入った」と発言していた。千葉ロッテの若きエースを相当意識していたようだ。今回は彼のプライドが勝った。次はどうか?唐川のリベンジに期待したい。
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