バレンタイン監督よ、9回ウラの選手起用は納得できない(第21戦/8勝13敗)
●千葉ロッテ3-5オリックス○ 千葉マリン(14:00)TV観戦
□責任投手
勝利投手 金子 (2勝 2敗 0S) 、セーブ投手 加藤 (2勝 0敗 5S)
敗戦投手 渡辺俊 (0勝 3敗 0S)
□バッテリー
Bs ○金子、大久保、S加藤=日高
M ●渡辺俊、高木、小宮山=橋本将
□本塁打
Bs 大引2号ソロ(7回・渡辺俊)、ラロッカ6号ソロ(7回・渡辺俊)
M バーナムJr.1号3ラン(9回・金子)
金子投手にあわや完封負けかと思われた試合を土壇場で、6番バーナムJr.が来日初アーチとなるスリーランホームランで2点差に追い上げてくれた。オリックスは金子を諦め、大久保投手に交代。7番ベニーも気合いのツーベースヒット。ワンアウト2塁。オリックスは守護神・加藤投手を送る。
8番大松の打順だが、当然井口を代打に出すべきだろう。大松にいくら一発があるとはいえ、4/16からヒットが出ておらず、今日の試合でも打率1割を切ってしまう大ブレーキの状態では全く期待できない。しかし、ベンチはそのまま打席に送った。井口は次の9番ランビンに代打という起用だ。井口の準備が出来ていないというならば、大松の代わりに打率の高い選手を出すべきだ。
案の定、大松は力なくサードフライ。どうしようもない。打てないのはみえていたのだから。9番井口はショートゴロでゲームセット。井口の結果は仕方ないだろう。大松でなく代打攻勢でもう一人のチャンスに賭けるべきだった。反撃ムードを活かそうとしないバレンタイン監督の問題だ。これでオリックスに5連敗。
3回目の先発となった渡辺俊投手は制球に苦しんで今日の登板が一番悪い印象。2回表に5番フェルナンデスに右中間にツーベースヒットを打たれ、6番後藤に詰まりながらレフト前にヒット。得点にならないと思っていたら、昨日と同じようなレフト・バーナムJr.の弱肩で2塁ランナー・フェルナンデスがホームイン。1点先制されてしまった(0-1)。後藤は2塁に進み、7番日高がレフト・バーナムJr.の頭を超えるタイムリーツーベースヒットで追加点(0-2)。レフトが彼ではなかったらと思える失点だった。
4回表、5番フェルナンデスにフォアボール。6番後藤にセンター前ヒット、ノーアウト2、1塁。7番日高はライト前にフラフラと上がった打球を大松がノーバウンドで取れず、ワンバウンドした球を後逸するエラーで、この間に2塁ランナー・フェルナンデスが生還してしまう(0-3)。大松は打撃だけでなく守備も精彩がない。
渡辺俊投手は3点取られたものの、粘って追加点を許さない。しかし、7回表に2番大引に昨晩に続く2号ソロホームランを打たれ、3番ラロッカにもソロホームランを打たれノックアウト(0-5)。先発陣が復調する中で残念な結果となった。
井口がスタメンを外れると打線だけでなく守備もバランスを欠いてしまう。明日は先発出場してくれるだろうか。
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