F1第2戦マレーシアGP
セパン・インターナショナル・サーキット、56周。
4/5決勝(曇→豪雨/ドライコンディション→ウェットコンディション)
優勝[予選1位]ジェンソン=バトン(ブラウン・メルセデス)
2位[予選11位]ニック=ハイドフェルド(BMWザウバー)
3位[予選5位]ティモ=グロック(トヨタ)
12位[予選12位]中嶋一貴(ウィリアムズ・トヨタ)
残り25周目で豪雨のためセーフティカーが入り、翌周で赤旗中断。50分を経過したところでレース終了となり、ジェンソン=バトンが2戦連続の優勝となった。規定周回を満たしていないのでポイントは半分。1991年第16戦オーストラリアGP以来18年ぶり。
スタート直後、4番グリッドのニコ=ロズベルグ(ウィリアムズ・トヨタ)がトップに立ち、ヤルノ=トゥルーリ(トヨタ)、ブラウンGPのバトンとルーベンス=バリチェロが続く序盤の展開。雨が降り出すのは時間の問題だった。
残り38周で5位を走っていたキミ=ライコネン(フェラーリ)が雨が小降りながら、ピットインでウェットタイヤに交換する賭けに出た。次の周でバトンはスリックタイヤを選択。残り35周で雨が降り出した。ライコネンのタイヤはボロボロの状態で賭けは失敗に終わる(14位)。残り34周でバトンを含めた上位陣が次々にウェット(深溝)タイヤに交換。しかし、雨脚が弱いため、インターミディエイト(浅溝)タイヤに交換する目まぐるしいピット作業に終始した。
フェラーリは第2戦を終えていまだにノーポイント。ブラウンGP(25ポイント)とトヨタ(16.5ポイント)がこのまま抜け出すか注目したい。
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