好投の小野を見殺し、千葉ロッテ連勝ストップ(第30戦/12勝18敗)
●千葉ロッテ2-6東北楽天ゴールデンイーグルス○ 千葉マリン(14:00)TV観戦
□責任投手
勝利投手 岩隈 (4勝 1敗 0S)
敗戦投手 小野 (1勝 3敗 0S)
□バッテリー
E ○岩隈、小山、グウィン=藤井
M ●小野、伊藤、古谷、小宮山=里崎
□本塁打
E
M 井口6号ソロ(8回・小山)
小野投手の投球は見事だった。
今シーズン一番の出来だろう。観ていて打たれる感じがしなかった。
失点のきっかけは味方のエラー。
5回表に7番宮出をボテボテのサードゴロに打ち取ったが、サード・今江が一塁悪送球でワンアウト1塁となりリズムを崩す。8番藤井にライト前ヒットでワンアウト3、1塁。9番聖澤にタイムリーヒットを浴びて同点とされてしまう(1-1)。その後、踏ん張って1点止まり。
しかし、7回表にワンアウト満塁のピンチを作って降板してしまう。ここで2番手・伊藤投手に託す。5月6日のように無失点を期待したい。1番渡辺直をセカンドゴロに仕留めた。ツーアウト満塁。代打・憲史はフォアボールで押し出し(1-2)。バットは回ったと思うのだが仕方が無い。3番草野に走者一掃のタイムリーツーベースを浴びて一気に4点勝ち越しされた(1-5)。
8回ウラに井口のソロホームランが飛び出す(2-5)。しかし、9回表に東北楽天も3番草野にタイムリーを3番手・古谷投手が打たれ1点追加されてしまう(2-6)。
岩隈投手は調子は今一歩だったようで、2回ウラに連打と3連続フォアボールで千葉ロッテに1点先制させるが、後続を断ってしまった。普通なら崩れていくのに自ら立て直してしまった。6回ウラにも5番大松のツーベースからワンアウト3塁のピンチを招くが、7番バーナムJr.をピッチャーゴロに打ち取り、8番ベニーを空振り三振に仕留めた。やはり並みの投手ではない。敵ながらお見事と言うほかはない。
試合終了後、ベンチの小野がグランドに一礼して引き上げる姿が可哀想でならない。打線の援護が無く、守備の乱れから失点したのだから。岩隈投手と堂々渡り合う素晴らしいピッチングをしていても勝負は非情だ。次は絶対に勝って欲しい。
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