千葉ロッテ逆転で3連敗ストップ、渡辺俊が今季初勝利(第28戦/11勝17敗)
○千葉ロッテ7-3北海道日本ハムファイターズ● 雨 千葉マリン(13:00)TV観戦
□責任投手
勝利投手 渡辺俊 (1勝 3敗 0S)
敗戦投手 スウィーニー (0勝 3敗 0S)
□バッテリー
F ●スウィーニー、宮西、菊地、金森=鶴岡、大野
M ○渡辺俊、伊藤、シコースキー、荻野=里崎
□本塁打
F
M 大松4号ソロ(5回・スウィーニー)、里崎3号2ラン(5回・スウィーニー)
◇中村稔主審が通算2000試合出場を達成。パ・リーグ27人目。
GW最終日、昨日に続いて雨。
渡辺俊投手の調子は悪くないが、日ハム打線は強力だ。3回表に捕まる。ツーアウト2、1塁で3番稲葉がレフトへタイムリツーベースヒット。2点先制されてしまう(0-2)。稲葉はプロ野球史上51人目の300二塁打を達成。
日ハムのスウィニー投手もいまだ勝ち星が無いものの千葉ロッテ打線を4回までノーヒット。
5回ウラの攻撃でバレンタイン監督が円陣を組んで檄を飛ばす。5番大松がセンターバックスクリーンへ4号ソロホームラン。4月10日以来の久々の一発で反撃開始(1-2)。6番サブローは初球を打ち上げサードフライ。7番福浦はフォアボール、ワンアウト1塁。8番里崎がレフトスタンドへ逆転ツーランホームラン(3-2)。待ってました!
せっかく味方が逆転してくれたが、渡辺俊投手は6回表に3番稲葉にツーベースヒット、4番小谷野にセンター前ヒットと連打を浴びてノーアウト3、1塁のピンチ。ここでベンチが動く。いつもならもう少し様子をみるところだが、バレンタイン監督は今日は勝ちに行った。2番手・伊藤投手に交代。渡辺俊投手は憮然とした様子。5番スレッジはショートライナー。6番高橋はピッチャーゴロ。セカンドへの送球がショートバウンドになったが、セカンド・根元がうまくすくって一塁転送、ダブルプレー。見事に切り抜けた!
6回ウラに6番サブローのヒットでワンアウト2、1塁としたところで、日ハムはスウィニーを諦め、2番手・宮西に交代。7番福浦はレフトフライに倒れ、ツーアウト2、1塁。8番里崎が三遊間を破るタイムリーヒットで1点(4-2)、ツーアウト3、1塁。9番今江が一二塁間を破るタイムリーヒットで更に1点(5-2)。
流れは千葉ロッテに傾くが、7回表に伊藤投手も捕まる。7番糸井にセンターの頭上を越えるツーベースヒット、代打・ヒメネスはセカンドゴロに打ち取るがランナーは3塁へ。9番金子は浅いライトフライ。1番田中賢をフォアボールとしてツーアウト3、1塁。代打・坪井がライト前タイムリーヒットで1点を返される(5-3)。ここで3番手・シコースキー投手に交代。3番稲葉をレフトフライに打ち取って反撃ムードを断つ。
7回ウラも千葉ロッテが追加点をあげる。
3番西岡がショート内野安打で1塁。4番井口の打席で盗塁成功。井口がライトフライに倒れるが、タッチアップして3塁へ進塁。5番大松のレフトへの大飛球が犠牲フライとなり3塁ランナー・西岡がタッチアップで生還(6-3)、ツーアウト。6番サブローがセンター前ヒット、7番福浦がレフト前ヒット、8番里崎がライト前タイムリーヒットで更に1点追加、4点差として試合を決めた(7-3)。
シコースキー投手は8回を投げ、9回は荻野投手が締めて日ハムに今季初勝利をあげた。1勝4敗。渡辺俊投手も今季初白星。投打が噛み合った会心の試合となった。GW9連戦は3勝6敗。
ヒーローインタビューは今季初となる里崎。さすがにうれしそうな表情で「1つずつ借金を返しながら」と決意を述べてくれた。
明後日から交流戦に向けた9試合が始まる。浮沈が激しいチーム事情だが、調子を上げて行って欲しい。
| 固定リンク
コメント