千葉ロッテが逃げ切り、埼玉西武に勝ち越せた!(第37戦/17勝20敗)
○千葉ロッテ8-5埼玉西武ライオンズ● 千葉マリン-強風(13:00)TV観戦
□責任投手
勝利投手 小野 (2勝 3敗 0S) 、セーブ投手 荻野 (1勝 1敗 6S)
敗戦投手 平野 (0勝 1敗 1S)
□バッテリー
L ●平野、野上、土肥、岡本慎=銀仁朗、上本
M ○小野、川崎、伊藤、S荻野=里崎
□本塁打
L 松坂1号3ラン(8回・伊藤)
M
天気予報が外れ、雨は降らず強風の中で試合が行われた。千葉ロッテにとって「恵みの風」となった。
埼玉西武の平野投手は立ち上がり強風の影響を受けて、初回からコントロールを乱す。
1番ベニーにフォアボール、2番バーナムJr.にデッドボール、3番サブローにもフォアボールでノーアウト満塁。4番井口がタイムリーヒット(1-0)、5番大松が犠牲フライ(2-0)、6番里崎も犠牲フライ(3-0)で幸先良くスタート。
3回ウラには、4番井口にフォアボール。5番大松がレフトへツーベースヒットでノーアウト3、2塁。6番里崎が右中間を破る2点タイムリーツーベースヒット(5-0)。早々と試合を有利にした。
一方の先発の小野が4回までに風を利用してナイスピッチング。強力な埼玉西武打線を寄せ付けない。3回に7番大崎のセンターフライが強風にあおられてポテンでツーベースヒットになったくらい。非常に小気味良い。
しかし、5回に捕まる。
5番石井義にセンター前ヒット、6番G.G.佐藤にライト前ヒットでノーアウト2、1塁。7番大崎はセンターフライとするが代打・上本にセンター前ヒットでワンアウト満塁のピンチを迎える。9番ボカチカを注文通りショートゴロに打ち取りフォースアウトするも、ダブルプレー崩れとなり3塁ランナー・石井義が生還(5-1)。ツーアウト3、1塁。1番片岡にライト前タイムリーヒットを打たれ2点目(5-2)。
6回には根元に足を引っ張られ降板。
先頭の4番中村をセカンドフライに討ち取るも、これも強風にあおられセカンド・根元がギリギリで諦めてセンター・サブローがキャッチ。5番石井義は平凡なセカンドゴロ、しかしセカンド・根元が1塁送球を大きく逸らすエラー。6番G.G.佐藤にレフト前ヒットでワンアウト2、1塁。小野はまだ投げたそうだったがベンチは2番手・川崎投手に交代。川崎投手はここのところ調子を戻してきており、後続を断ってくれた。それにしても根元の守備が痛い。強風とはいえセカンド方向に飛んだだけでヒヤヒヤし通し。3回の大崎のポテンヒットも根元の守備範囲だったと思う。守備だけでなく打撃のほうも昨年の冴えは無く、1割台では出場すること自体が疑問。井口からセカンドを取り戻すくらいの闘志が全く感じられない。
2点返されたが、千葉ロッテは5、7回と追加点。
5回ウラに2番手・野上投手から6番里崎がデッドボール、7番ランビンがライト前ヒットでワンアウト3、1塁。8番今江がスクイズして3塁ランナー・里崎が生還(6-2)。
7回ウラに3番手・土肥投手から5番大松がライト前ヒット、6番里崎が左中間を破るタイムリーツーベースヒットで1塁ランナー・大松が生還(7-2)。里崎は4打点の活躍。7番ランビンが送りバントでワンアウト3塁。8番今江がライト前にタイムリーヒットで里崎生還(8-2)。
6点差となった8回表は3番手・伊藤投手が登場。大量リードなので荻野投手に回らないだろと思っていたが...。
ツーアウトを取った後に5番石井義にレフト前ヒット、6番G.G.佐藤に右中間へツーベースヒットで3、2塁のピンチを招き、7番松坂に逆風にもかかわらずレフトヘスリーランホームランで3点差となる(8-5)。まさにセーブが付く点差としてしまう。それにしても今の埼玉西武はいくら得点さがあっても追いつかれそうで怖い。
9回から守護神・荻野が登板。
9番ボカチカにセンター前ヒットを打たれ厭な雰囲気。しかし、後続を外野フライ3本に仕留めて埼玉西武の反撃を許さず試合終了。先発の小野に2勝目、荻野もセーブをあげた。
埼玉西武との3連戦で初戦悪夢の大敗を喫したが、連勝して勝ち越した。素晴らしい結果だ。これで5月19日からの交流戦に弾みがついた。先発も打線も上向きだ。交流戦Vを目指して頑張って欲しい。
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