<交流戦:阪神対ロッテ>サブローが決勝打、千葉ロッテ競り勝つ(第43戦/20勝23敗)
●阪神タイガース2-3千葉ロッテ○ 甲子園(18:00)TV観戦
交流戦3勝3敗。
□責任投手
勝利投手 シコースキー (4勝 2敗 0S) 、セーブ投手 荻野 (1勝 1敗 7S)
敗戦投手 藤川 (1勝 3敗 3S)
□バッテリー
M 小野、成瀬、○シコースキー、S荻野=里崎、金澤
T 阿部、江草、アッチソン、ウィリアムス、●藤川=狩野
□本塁打
M
T
両チームともに打線がつながらず残塁が多いため、得点は少ないものの終盤まで緊張感の無い凡戦だった。
先制したのは2回表の千葉ロッテ。
阿部投手に対して、4番井口がレスト前ヒット。5番里崎の打席で井口スタートするが、空振り。キャッチャー・狩野から2塁へ送球されタッチアウト。ヒットエンドラン失敗。いきなりまずい攻め。調子が一向に上がらない今の里崎には5番は合っていない。里崎はフォアボール。6番大松がライト前ヒットでワンアウト3、1塁。7番ベニーがレフト前タイムリーヒットで1点(0-1)。
小野投手は調子が良いように見えるものの、時々ボールが高めに浮く。
3回ウラに逆転を許す。
2番関本がレフト前ヒット。3番鳥谷はレフトフライ、4番金本もセンターフライでツーアウト1塁。5番新井が左中間へツーベースヒット、ツーアウト3、2塁。6番葛城が一二塁間を抜くタイムリーヒットで2者生還し逆転(2-1)。小野は踏ん張れなかった。
阪神は先発の阿部を4回で降板させ、5回から継投策。通常なら5回まで投げさせて勝ち投手の権利を与えてやるのが定石だが、真弓監督は気が短いのか?逃げ切りには早過ぎる。
6、7回に千葉ロッテは成瀬を投入。リリーフはプロ初。
制球が安定しないが、無難にまとめた。
千葉ロッテが8回表に追いつく。
4番手・ウィリアムスが登板。4番井口は三振。5番里崎がセンター前ヒット。代打・堀はライトフライ。7番ベニーがフォアボール。ツーアウト2、1塁。2塁ランナーに代走・早坂。8番今江がセンター前タイムリーヒット。俊足の早坂がホームイン、同点(2-2)。
8回ウラはシコースキー。ロッテの"新"勝利の方程式。
先頭をフォアボールで出塁させるものの、無失点に抑える。
9回表に阪神は守護神・藤川。
1番西岡がレフトフェンス直撃のツーベースヒット。2番福浦は三振。3番サブローは初球をファウルフライ、キャッチャー・狩野がフェンス際で落球するエラー。救われた。サブローは前進守備のライト・平野の頭を越えるタイムリースリーベースヒット。打球を確認して2塁ランナー・西岡がスタートして生還し勝ち越し(2-3)。
9回ウラは我らが守護神・荻野。
2番関本にヒットを打たれたが、4番金本をライトフライに仕留めてゲームセット。
粘りをみせた千葉ロッテが昨日の雪辱を果たした。
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