千葉ロッテ、大嶺が8失点の大誤算で連敗(第26戦/10勝16敗)
●千葉ロッテ7-10北海道日本ハムファイターズ○ 千葉マリン(14:00)TV観戦
□責任投手
勝利投手 多田野 (2勝 2敗 0S)
敗戦投手 大嶺 (1勝 1敗 0S)
セーブ投手 武田久 (1勝 0敗 6S)
□バッテリー
F ○多田野、林、菊池、坂元、建山、S武田久=大野、鶴岡
M ●大嶺、小宮山、川崎、高木、荻野=橋本将、里崎
□本塁打
F 稲葉5号ソロ(6回・小宮山)
M 今江2号3ラン(2回・多田野)
バレンタイン監督は大嶺投手を育てる意識が強いのか、大量失点をしない限り交代しない。4月8日の日ハム戦においても5失点しながら継投させ連続ホームランされて7失点でやっと諦めた。今日も結局8失点。制球難でストライクを取りに行って真ん中高めを痛打されるパターンを繰り返し、4失点して迎えた4回表に先頭から連続フォアボールにもかかわらず続投させた。4点先取されたが2回ウラに8番今江がスリーランホームランで3-4の1点差に追い上げている戦況にもかかわらず、今日の勝ちにこだわらない判断をした。
ノーアウト2、1塁で1番田中賢が送りバントを決めてワンアウト3、2塁。2番森本がライトの頭上を越える2点タイムリーヒット(3-6)、ワンアウト2塁。3番稲葉はセカンドゴロ、ツーアウト3塁。4番小谷野にセンター前タイムリーヒットで生還(3-7)。ここでやっと大嶺を諦めて小宮山投手にスイッチ。しかし、5番スレッジにライト前ヒット、6番高橋にタイムリーツーベースヒットを打たれ更に1点(3-8)。
前半でほぼ試合が決まってしまった。ところが千葉ロッテが反撃をみせる。
5回ウラに多田野投手に対して、先頭9番ランビンがライトツーベースヒット。1番早川はセカンドゴロに倒れるが、ランビンは3塁へ。2番バーナムJr.がセンター前にタイムリーヒットで外人コンビが得点(4-8)。3番西岡はフォアボール、ワンアウト2、1塁。4番井口がセンター前ヒットでワンアウト満塁。5番橋本将がセカンドゴロで懸命に1塁を走り抜け、ダブルプレーを阻止。3塁ランナー・バーナムJr.が生還(5-8)。この時、橋本将は1塁ベースを駆け抜けた際に足を痛めてしまい代走・里崎に交代した。
3点差に追い上げたものの6回表に小宮山投手が3番稲葉にライトソロホームランを浴びてしまう(5-9)。8回表には4番手・高木がワンアウトから4番小谷野をフォアボール、5番スレッジにデッドボール、6番高橋にフォアボールでワンアウト満塁。7番糸井にライト犠牲フライで1点で5点差にされてしまう(5-10)。
8回ウラに千葉ロッテは更に粘る。
7番大松がライト前ヒット。8番今江はレフトフライ、9番ランビンは三振。1番早川はレフト前でツーアウト2、1塁。2番バーナムJr.が右中間を破る2点タイムリーツーベースヒット(7-10)。
奇跡を起こせるか?
9回表には4番手に荻野投手を投入。守護神らしく3者凡退。9回ウラは日ハムも守護神・武田久投手を投入。6番サブロー、7番大松が連続ヒットと意地をみせたが8番今江は三振、9番ランビンはセカンドゴロに打ち取られて試合終了。
4回までに8点も取られたので、諦めた分だけ千葉ロッテの追い上げは楽しめた。前回の登板で生きの良いピッチングを披露してくれたのに残念。先発崩壊の連鎖が続きつつあるが、川崎投手が調子を上げ、大松選手に当たりが戻ってきており悪い材料だけではない。粘り強く頑張れ、千葉ロッテマリーンズ!!
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