F1第9戦ドイツGP
ニュルブルクリンク、60周。
7/12決勝(曇/ドライコンディション)
優勝[予選1位]マーク=ウェバー(レッドブル・レーシング)
2位[予選4位]セバスチャン=ベッテル(レッドブル・レーシング)
3位[予選8位]フェリッペ=マッサ(フェラーリ)
12位[予選13位]中嶋一貴(ウィリアムズ・トヨタ)
スターティンググリッドには、ウェバー、ルーベンス=バリチェロ(ブラウンGP)、ジェンソン=バトン(ブラウンGP)、ベッテルの順で2チームが占める。
スタートが荒れた。
ウェバーのスタートが悪く、バリチェロのマシンボディにフロントタイヤをぶつけるほど幅寄せをするも、バリチェロがトップに躍り出る。5、6番手のマクラーレン・メルセデスと8、9番手のフェラーリがKERS搭載の威力で一気にポジションを上げる。 ルイス=ハミルトンはトップを伺うほどだったが、最初のコーナーにオーバースピードで入ったためコースアウト、さらに右リアタイヤがパンクして最下位に沈んだ。
結果、バリチェロ、ウェバー、 ヘイッキ=コバライネン(マクラーレン・メルセデス)、バトン、マッサ、ベッテルの順でオープニングラップとなる。
コバライネンの周回が遅く、バリチェロとウェバーが後続を引き離す。ウェーバーはスタート時の幅寄せが審議の対象となり、ドライブスルーペナルティが科される。14周目でバトンがコバライネンを抜けないのでピットストップ。15周目にバリチェロがピットストップ、ウェバーはピットスルー。ペナルティをもらったにもかかわらず、コバライネンが後続を抑えていたため、ウェバーはコバライネンの前に入り、バリチェロはマッサに後ろになる。
28周目にピットストップを終えて出てきたエイドリアン=スーティル(フォース・インディア)が、キミ=ライコネン(フェラーリ)に接触されて、フロントウィングが壊れ、再び修理するためピットに戻った。入賞圏内から脱落。
33週目、バリチェロは劣勢を挽回すべく3ストップ作戦を2回目のピットストップで2ストップに変更。給油を多めにいれる。34周目ライコネンがスローダウンしリタイア。35周にバリチェロが再びピットに戻る。何んと給油リグの故障で給油されていなかった。給油リグをバトンのものに交換して対応。何たる不運が続くのか。
残り10周でバリチェロが4回目のピットストップ。翌周にバトンが3回目のピットストップで5位となりバリチェロを逆転。
ウェーバーが、131戦目にしてついに初優勝を挙げた。レッドブルは2戦連続で今季3度目となるポール・トゥ・ウィンとワン・ツーフィニッシュ。マッサが3位となり今季初表彰台に上った。
中嶋はほとんど活躍できず、あまり放映されなかった。いまだにノーポイント。スターティンググリッドではチームメイトよりも2番手前だったが、ニコ=ロズベルグは4位でフィニッシュ。この差は大きい。
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