成瀬の粘投と田中雅の好守で千葉ロッテ連敗脱出(第100戦/41勝56敗3分)
○千葉ロッテ5-2埼玉西武ライオンズ● 千葉マリン(18:15)TV観戦
□責任投手
勝利投手 成瀬 (6勝 5敗 0S) 、セーブ投手 シコースキー (6勝 5敗 7S)
敗戦投手 ワズディン (2勝 3敗 0S)
□バッテリー
L ●ワズディン、山本淳、松永、木村=細川
M ○成瀬、内、Sシコースキー=里崎
□本塁打
L
M
成瀬が頑張ってくれた。
4回に1点取られた後ピンチを凌いだのと7回のピンチを無失点に抑えたのが素晴らしかった。
4回表、ワンアウト2、1塁で7番G.G.佐藤にタイムリーツーベースヒットを打たれ1点差に追いつかれた(3-2)。さらにワンアウト3、2塁でピンチが続く。続くバッターは8番ボカチカで厭な相手だ。何とかサードファールフライに打ち取ったと思ったのに、サード・根元が捕れない。しかし、成瀬は腐らずに力投してボカチカから三振を奪う。9番細川はレフトフライに打ち上げさせた。素晴らしい集中力だ。
7回表はワンアウトから1番片岡、2番栗山に連続ヒットを打たれワンアウト2、1塁。3番中島を三振。ツーアウト2、1塁。4番中村の初球でダブルスチールされ、キャッチャー・里崎は投げれずツーアウト3、2塁とピンチが広がってしまった。成瀬はここでも力投して中村をサードファールフライに打ち上げさせた。フィールドウイング・シートのほうへ高々と上がった打球を田中雅がフェンスを越えそうになりながらキャッチした。スリーアウトチェンジ。超ファインプレーで成瀬を援護した。
田中雅のサードは、素晴らしい。
キャッチャーということもあって、ファールフライに対して抜群の動きをする。3塁守備位置の左右の鋭い打球に対してフットワークも優れている。捕球してからのスローイングでもキャッチャーとしての強肩をみせる。今江よりも安心できる。しかし、今日はスタメンから外れ代わりに根元が出場していた。相手先発投手が右なので左打者を選択するというバレンタイン監督のいつもの判断が優先された格好だ。根元の守備は不安なので、成瀬の足を引っ張らないか心配だった。田中雅が5回ウラから代打で根元と交代して、6回から守りに就いてくれたので本当に良かった。
千葉ロッテ打線は、先発のワズディンと2番手・山本淳が制球が悪くフォアボールで自滅してくれたお陰で得点することができてラッキーな面があった。元々千葉ロッテは良いピッチャーにはからきし駄目で、内容が悪いピッチャーには強い特徴がある。今日は西武の投手陣が崩れたことによる結果で攻撃に関してはそれほど評価できない。調子の悪いピッチャーが2人も登場したので、もっと打ち崩して勝利して欲しかった。
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