F1第12戦ベルギーGP
スパ・フランコルシャン、44周。
8/30決勝(晴れ/ドライコンディション)
優勝[予選6位]キミ=ライコネン(フェラーリ)
2位[予選1位]ジャンカルロ=フィジケラ(フォース・インディア)
3位[予選8位]セバスチャン=ベッテル(レッドブル・レーシング)
13位[予選18位]中嶋一貴(ウィリアムズ・トヨタ)
予選が大波乱。今までポイントを獲得していないフォース・インディアがポールポジションを獲得してしまう。実績の無いチームがフロントローに立つのは前代未聞。ヤルノ=トゥルーリ(トヨタ)が予選2位で並んだ。
決勝のスタートも大波乱。
4番手のルーベンス=バリチェロ(ブラウンGP)のマシンがスタートに失敗して大きく出遅れる。キミ=ライコネンがジャンプアップして6番手から2位に浮上。後方でジェンソン=バトン(ブラウンGP)にロマン=グロージャン(ルノー)が追突し、さらにハイメ=アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)とルイス=ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)もクラッシュし、4台ともリタイア。すぐにセーフティカーが入る。ヤルノ=トゥルーリ(トヨタ)、バリチェッロらはマシンにダメージを負って緊急ピットイン。
上位陣はフィジケラ、ライコネン、ロバート=クビサ(BMWザウバー)、ティモ=グロック(トヨタ)の順。
5周目に再スタート。
ライコネンがカーズパワーですぐにフィジケラを抜いてトップに立つ。14周目にライコネン、フィジケラ、マーク=ウェーバー(レッドブル・レーシング)の、ニック=ハイドフェルド(BMWザウバー)がいっせいにピットへ向かう。このときピットレーンでウェーバーがハイドフェルドにあわや接触かと思わせるほどの幅寄せをしてしまい、ドライブスルーペナルティを受け後退。トゥルーリがリタイア。24周目、3番手まで順位を上げたフェルナンド=アロンソ(ルノー)は、1回目のピットイン。オープニングラップの混乱で左フロントタイヤにダメージを負っていたため、ホイールカバーが装着できずに大幅にタイムをロス。14位に大きく後退し、その後リタイア。
31周目にライコネン、フィジケラが再び同時ピットイン。フィジケラはアロンソに肉薄するものの抜けない。ベッテルは最後までピット作業を遅らせ3位に浮上。このままの順位でレース終了。
ライコネンは昨年第4戦スペインGP以来の今季初優勝。フィジケラはルノー時代の2006年日本GP以来の2位表彰台。
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