F1第14戦シンガポールGP
シンガポール市街地コース、61周。ナイトレース。
・大事件が起こっていた。FMotorsports F1から引用。
FIA(国際自動車連盟)は、21日(月)開いたWMSC(世界モータースポーツ評議会)の結果により、2008年のシンガポールGPでのピケ(ルノー・チーム)のクラッシュについて故意であると認定、同チームに対し永久的に資格を剥奪する処分に値するとしたが、同時にこれを2011年までの2年間執行猶予とすることを明らかにした。またこれを指示したフラビオ・ブリアトーレ前代表に対し、無期限の資格停止。
同じくパット・シモンズ/前エクゼクティブ・エンジニアリング・ディレクターにタイしては5年間の資格停止とした。
この期間、両者はすべてのモータースポーツ活動が禁止される。なお同チームのドライバーについては、すでにピケが『司法取引』により免責となっている他、21日喚問を受けたアロンソについても協力的であったとして処分等は行われない。
9/27決勝(晴れ/ドライコンディション)
優勝[予選1位]ルイス=ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)
2位[予選6位]ティモ=グロック(トヨタ)
3位[予選5位]フェルナンド=アロンソ(ルノー)
9位[予選10位]中嶋一貴(ウィリアムズ・トヨタ)
9月22日のイオン レイクタウンで身近な存在となったマーク=ウェバー(レッドブル・レーシング)を応援すべく、気合いが入る。スターティンググリッドは4番手。
スタートは3番手のニコ=ロズベルグ(ウィリアムズ・トヨタ)がセバスチャン=ベッテル(レッドブル・レーシング)をかわして2位に上がる。ポールのハミルトンは出足良くトップをキープ。オープニングラップはハミルトン、ロズベルグ、ベッテル、ウェバーの順。
18周目でベッテルがピットイン。翌周にロズベルグが入るが、コースに戻る際にホワイトラインを越えてしまいドライブスルーペナルティが科せられる。21周目にハミルトンがピットイン。エイドリアン=スーティル(フォース・インディア)とニック=ハイドフェルド(BMWザウバー)が接触してコース上にフロントウィングなどのパーツを散乱させてしまい、セーフティカーが導入される。
26周目に再スタート。28周目でロズベルグがようやくドライブスルーペナルティのためにピットに入り、14位でコースに戻る。35周目にはロズベルグは3回目となるピットイン。40周目にベッテルが2回目のピットイン。このときにピットレーンでオーバースピードとなり、ベッテルもドライブスルーペナルティを受ける。
残り15周でウェバーがブレーキ故障でスピンしてウォールバリアにクラッシュ。残念無念(泣)。
残り11周でハミルトンが2回目のピットイン。1位でコースに戻り好調をキープ。翌周にジェンソン=バトン(ブラウンGP)がピットに入り、ルーベンス=バリチェロ(同)の前でコースに戻る。
結局、ハミルトンがポール・トゥ・ウィンで第10戦ハンガリーGP以来の今季2勝目、通算11勝目を挙げた。
ナイトレースでフジテレビの中継が悪く、順位の変動が分かりにくかった。カメラワークにも問題があった。特に前半のウェバーが順位を落としてしまうことについて何のコメントも無かった。ブレーキに問題があったことはクラッシュしてから伝えられた。今年の放送は「時速300㎞のドラマ」と変に仰々しくデコレーションしていて、中身の無いレポートが多い。
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