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2009.12.29

映画『ファン・ジニ 映画版』(お薦め度★★★)

監督、チャン=ユニョン。脚本、キム=ヒョンジョン。原題『黄真伊』。2007年韓国。歴史劇映画。出演、ソン=ヘギョ(ファン=ジニ)、ユ=ジテ(ノミ)、リュ=スンリョン(フィヨル)、ユン=ヨジョン(婆ば)、オ=テギョン(クェトン)、チョン=ユミ(イグム)。

作品紹介(WOWOWオンラインから引用)朝鮮王朝時代に実在し、教養と気品を兼ね備えた最高の妓生とたたえられたファン・ジニ。ドラマ化されたTVシリーズのヒットにより、日本でも広く知られるようになった彼女の波乱に満ちた人生を、歴史ドラマ大作として映画化した。「僕の、世界の中心は、君だ。」やドラマ「秋の童話」などで清純派のイメージが強いソン・ヘギョが、本作ではその可憐さと共に妖艶さも漂わせてヒロインを熱演する。共演は「オールド・ボーイ」、ドラマ「スターの恋人」のユ・ジテ。ヒロインへの思いを秘めた男性をこちらも好演している。

ダークな美学を感じさせる作品です。
全くの予備知識無く鑑賞しました。観終わってからハ=ジウォン主演で放映されていたドラマが「ファン・ジニ」だということがわかりました。実在した妓生(キーセン)のドラマとのことですが、映画で描かれた階級差別に圧殺される悲恋物語は救いようありません。事実だとすると辛すぎます。下男のノミの浅はかさと男らしさは共感できるだけに哀れでした。
重厚な映像と練り込まれた脚本は一級でした。ノミを演じたユ=ジテの精悍で寡黙な存在感が光りました。少し残念だったのはソン=ヘギョが全編を通して感情を抑え込んだ演技をしたために、本心を表す場面がわかりにくかったことです。彼女というよりも演出の問題ですが、ノミとの再開シーンでもっと女らしさを表情に出していれば、ラストがより深い感動を与えたように思います。

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