映画『ルイスと未来泥棒』(お薦め度★★)
監督、スティーヴン=J=アンダーソン。脚本、ミシェル=ボックナー。原作、ウィリアム=ジョイス『ロビンソン一家のゆかいな一日』。原題『MEET THE ROBINSONS』。2007年米。アニメ映画。声の出演、ダニエル=ハンセン(ルイス)、ウェズリー=シンガーマン(ウィルバー)、ニコール=サリヴァン(フラニー)、ハーランド=ウィリアムズ(カール)、アンジェラ=バセット(ミルドレッド)、スティーヴン=J=アンダーソン(未来泥棒)。
作品紹介(WOWOWから引用)
W・ジョイスの傑作児童文学「ロビンソン一家のゆかいな一日」を下敷きに、自分の未来と家族を守るため、謎の悪党に立ち向かう天才発明少年の活躍を描く物語。ディズニー・ファミリーの一員となったピクサー・スタジオで、「カールじいさんの空飛ぶ家」などの傑作を送り出しているJ・ラセターを製作総指揮に迎え、現在・過去・未来を飛び回る大冒険アニメーションに仕上げている。未来世界のユニークな登場人物たちと、巧妙に張られた伏線、そして家族の絆というテーマが見事に調和した、新世代のディズニー映画らしい作品となった。
驚くべき駄作です。
キャラクターデザインが「トイ・ストーリー」シリーズ、背景して描かれる未来社会は『ロボッツ』に似ていて、3Dアニメとして映像は高品質です。劇場公開時に観に行こうとしたのですが、割と早く終了してしまって見逃してしまいました。WOWOWで放映されることになり、久しぶりに海外アニメ作品を字幕版で鑑賞しました。
開始早々、アメリカン・ジョークというかアメリカン・コメディというか調子っぱずれでぶっ飛んでいます。常軌を逸した主人公たちの行動についていけません。始まりから1時間ほど延々と続きます。終盤になってストーリーが立ち直ってくれたのでなんとか観るに耐えられましたが、ディズニー作品でこれほど登場人物の設定を外しているのは珍しいのではないでしょうか。未来泥棒の正体が明かされ、真相が語られるとあまりにせこくて悲惨な内容にがっかりさせられます。
| 固定リンク
コメント